GHOST TAIL

JuJu:怖い話と百物語

怖い話:81話〜120話

訪問者の方々からお寄せ頂いている現在も増殖中の「怖い話」。
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首にまつわる話prt3
2003年1月3日/投稿者:世紀末覇者

その3です。

これはここに投稿してよいのか分かりません・・・

なぜなら私に関係が無いとはいえ、私の周りで起こったことですから呪われそうで・・・
(注意・・・この話もグロテスクです)

私が高校2年から3年へと移り変わる時期(つまり3月から4月へと)に、

ある事件が 起きました。

2人乗りバイクの事故があり、運転していた人は無事でしたが

後ろに乗っていた(当 時)私と同じ高校の人が亡くなったそうです。

友人に聞いた話によると、事故現場は凄惨なものだったらしいです。

そして、遺体は見るも無残な状態だったらしいです。

頭部が原形をとどめていなかったようです・・・

真相はこうです。


まず、バイクの運転ミスにより転倒。

運転手、後ろの付き添い共に、道路に投げ出される。

運転手が投げ出された所は道路左側で、後部車両は緊急停止。

しかし、後ろに乗っていた人は反対車線に頭を出した状態で投げ出され

しかも運悪くかぶっていたヘルメットが頭から脱げる。

そしてそこへ、反対車線を通っていたトラックのタイヤが頭めがけ・・・

追伸:そういえばこの事件の後にすぐ、無免許運転による事故がありました。

乗って いた人達は全員、即死でした。

その中の犠牲者の中には、これまた私と同じ高校の人が・・・

偶然でしょうか・・・?

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首にまつわる話prt2
2003年1月3日/投稿者:世紀末覇者

その2です。 次は、ある親子の話です。
(注意・・・この話はかなりグロテスクです)

買ったばかりの4WDに乗って、家族みんなでドライブをしました。

この車は、車体上部にオープン機能がついていて、普通は、停車時にしか使いません。

しかし、子供はそんなことは考えもしないのでしょう・・・

高速道路にさしかかり、オープン機能は危険なのでつけませんでした。

無事に高速道路を超え、一般道路に入り、助手席に乗っていた(愚かな)母親が

暑 いからと言って屋根をオープンさせて、

それを見た子供2人は「わ〜い」と言わんばかりに

勢いよく手や頭を車の上から出しました。

しばらくして車は下り坂にさしかかり、車は勢いよく前方に。

子供はさっきから体を上下させて、車から体を出したり引っ込めたりしていました。

父親も「いいかげんにしろよ〜」と注意をし始めましたが効果無し。

・・・しばらくして、不意に後ろの方で「ドサッ」と音がしました。

しばらく物音が無いので、父親は「やっと黙ったか」と思い、

そのまま運転してしました。

すると、母親が突然・・・

「きゃーーーーーーーー!!!!」

突然の悲鳴に驚き、妻の方を見る夫。 妻の精神はもう錯乱状態でした。

「後ろ・・・後ろ・・・」 バックミラーを見ると、子供2人がちょこんと座っています。

ただ一つ違うことは、2人共「首から上」が消失していたことです。

警察に連絡し、亡骸を確認しようと思いましたが

頭部がありませんので懸命に捜索 したそうです。

しかし、2人の頭部は見つかりませんでした。

父親も「もっとよく探して下さい!!
○○の所(ドサッと音がしたところ)の周辺にある はずです!!」

それでも、見つかりませんでした。

そりゃあそうでしょう・・・

だって、もう頭部は後続の車に潰されてミンチ状態だったんですから・・・

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首にまつわる話
2003年1月3日/投稿者:世紀末覇者

普通、自動車事故が起きると、運転手は「ムチウチ」という症状に悩まされるようです ね。

でもそれはまだ生ぬるい方らしいです・・・

これから、私が聞いた事故の話をいくつかとりあげてみようと思います。

まず、バイクに乗っていた2人のカップルの話です。

そのカップルはよくバイクでツーリングに出かけることが多く

その日もツーリングに 出かけていったそうです。

これから起こる恐怖を知らずに・・・

サービスエリアで一服し、2人ともバイクにまたがり

男女共ヘルメットをきちんとかぶ り出発しました。

それから通った道路はやたらとカーブの多い道で

運転していた男はカッコよく運転 しているつもりだったのでしょう。

バイクの車体を右・・・左・・・右・・・と

後ろに乗った彼女が何か言っていますが、彼の方はそんなことお構いなし。

しばらくすると、彼女からの文句も無くなりました。

「そろそろ休憩するか。」 と男は考え、サービスエリアに。

そして駐車し、必死にしがみついている彼女の方を見た時

男は生涯忘れられない 体験をしたのです・・・!!

彼女の首がもげて無くなっていました・・・

彼女のバイクスーツは綺麗なままです。

おそらく彼が通った道路はおびただしい鮮血があたり一面に・・・

その2に続きます。

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新年早々
2003年1月3日/投稿者:世紀末覇者

皆様、明けましておめでとうございます。

久しぶりの世紀末覇者です。

大変、めでたいのですが、ウチではちょっと不思議な出来事が起きましたので・・・

冬場になると、さすがに家の周辺も寒くなってきます
(私の住んでいる所が福井とい うこともあって)

寒くなってくると、蒸気が場所によっては出現するようですね。

私の家の真横には畑があり、さらにその横には田んぼがあります。
(福井ですか ら・・・笑)

1月1日の夜中2時過ぎ(正確には1月2日ですね)・・・

ずっとゲームをして遊んでおりましたら、急にトイレに行きたくなりました。

そしてトイレに行って用を足し、手を拭こうと窓際のタオルの所に行きました。

すると、窓の方(私の目の前)に不思議な光景が広がっています。

ちょうど窓からは、家の横の畑・・・

そして田んぼが見えるようになっているのですが、田んぼの方から煙が出ています。

・・・蒸気でした。

でも、ただの蒸気ではありませんでした。

・・・蒸気の出ている数が多すぎるのです。 でもすごく綺麗な眺めでした。

しかも、心が癒されていくようで・・・。

トイレの後にお風呂に入りましたが、お風呂の窓から覗いたらその蒸気は無く

ただ ただ雪にまみれた畑と田んぼがあるだけでした。

私の見たあの素晴らしい景色は何だったんでしょうか・・・?

できればもう一度見てみたいものです。


追伸:73話、106話って誰が投稿したのでしょうか?
同じ世紀末覇者という名前でも、投稿したのは私じゃないです。
今日、久しぶりにここを訪れてみて、JuJuを読んでみて驚きました。
心当たりがある人は教えてほしいです。

言っては悪いですが、明らかに創作ですよ。

Sも死神のようなへんな奴ではありませんから。

それに106話も知りません。

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ついてくる
2002年12月29日/投稿者:蝶子

これは、私が中学二年生の時のことでした。

私は小さいころから普通では見えないものが見えてしまう体質でしたが

そんなことは気にしない性格だったので、さほど 怖いと感じたことはありませんでした。

「それ」を、見つけるまでは・・・

それは、体育の授業の時のことでした。

なにか、視線を感じたので、私はキョロキョ ロと辺りを見渡してみました。

しかし、特に誰かが私を見ている様子も感じられなかったので

その時は「気のせいだろう」と思っていました。

しかし、次の日の体育の授業でもまたあの視線を感じたのです。

「おかしいな」と思 い、あらためてまたキョロキョロと辺りを見渡してみました。

そして、見つけてしまったのです。

二階のミーティングルームから、私を見つめる女性を・・・

その女性と目が合ってしまった私は

怖くなって視線をそらすことが出来ず、ずっと かたまっていました。

しかし、授業の終わりのチャイムが鳴ると同時に

その女性は フッ・・・と消えてしまったので、

私も何とか自分を取り戻すことが出来たのでした。

その日の授業は無事にすべて終わったので、部活をすませた後

普通に帰ってい たのですが、 また、あの視線を感じたのです。

恐ろしくなったのですが、気になって後ろを振り向 いてしまいました。







・・・いるのです。あの女性が。







長いスカートを、ズルズルと引きず りながら、ついてきているのです。

私は、走って家へと帰りました。

家の中までは入ってこないだろうと安心していたの ですが

私はまだ、気づいてなかったのです。

その女性は、私に「憑いて」いるのだと いうことを。

そして今も、その女性は私についてきているのです。

ズルズルと、長いスカートを引きずりながら・・・

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ニヤリ
2002年12月27日/投稿者:P−60/40

去年の夏、彼女に会うために車に乗って待ち合わせ場所まで走った。

夕暮れ時で蒸 し暑い日。クーラーの苦手な僕は窓を開けて、風を入れていた。

信号待ちで止まった 時、何気に前の車が気になった。

車には2人が乗車しており、運転手とその後部座 席側に一人。

何の変わりも無いようだがお節介ながら(あれじゃ話辛いだろうな)と思 った。

ルーム・ミラーを通して話すには、斜め後方が良いはずだし

助手席の方がもっ と話しやすいはず。そんなことを考えているうち、ある事に気付いた。


・・・後ろ側の 人・・・


・・・ 身体透けてる・・・


その人の身体を通して運転席の模様・・・見えてるんです。

僕は焦りまくり何とか、前の車の人に教えようとした。

しかし運転手まったく気付かない。

さらによく観ると、後部座席の人影の腕、運転者の首にしっかり巻きついていた。

まだ明るい時間にこんな物見るなんて・・・

信号が変わり暫く走りました。例の車の 後ろを。次の信号待ち。

前者は右折の為右斜線に。ちょうど並行して車が並び、運転手に教えようとした時・・・

後部座席の人影がこっちを見たんです。

しっかり顔が見 えたわけじゃないのに。

ニヤリ・・・

目も口も判らないのに笑った・・・そう感じた

観えるのかって・・・

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追い駆けて来るモノ
2002年12月24日/投稿者:ナヲ

アタシがまだ高校生の時の体験です。

部活で帰りが遅くなってしまった日、 時間にすると夜9時を回ろうとする頃

いつものように最寄の駅から自転車で家路を急いでいました。

細い道。前にはカップルが一組歩いていました。

そのカップルの足元を右へ左へふらふらと照らす自分の自転車のライトを見ながら

アタシは不思議な感じを覚えました。


「なんだろう・・・??」


よく見ると光の輪がもう一つあります。

その光は揺れもせず、ふらふらするアタシのライトと重なったり離れたりしながら

同じ速度で前に進んでいました。

「なんだ後ろにもう一台誰かいるんだ。」 そういえば音も聞こえてる。


カラカラカラカラ・・・


細い道を抜けると緩い坂を登り神社の前を通りぬけなければなりませんでした。

昼間でも薄暗いその場所は、

夜は変質者が出没することもあって人通りがまったくなかった。

参道の左右にポツポツと照らされたオレンジの燈篭の光が

アタシの恐怖心を更に煽り、

坂を登り切ったこともあって自転車のスピードをあげました。


カラカラカラカラ・・・

「後ろの人、同じ方向なのかな??」

少し息をきらしながらそう考えていた瞬間、アタシは不思議なことに気がついた。

後ろから聞こえてくるあの音って・・・

「あの音って自転車を押してる・・・音??」

そう。自転車を押して歩いてる時のチェーンの空回りの音です。

全速力で漕いでるスピードに自転車を押して歩いてる何者かがついてきてい る!!

アタシは咄嗟に後ろを振り返りました


「・・・誰もいない。」


すっかり恐くなって更にスピードを上げて自転車を漕ぎました。

すると視界の右隅に何か塊が通り過ぎました。

黒い帽子。黒いマント。白目を剥いた真っ白い顔の少年でした。

普通なら絶対確認できないスピードと暗さです。

その瞬間突然背中にブワッという感じと共に何かが覆い被さってきました。

「ぎゃーーーー!!」 その後どうやって帰ったのかは覚えていませんが

母の顔を見た途端ホッとして泣きながら事情を話しました。

母は笑って取り合ってくれず

疲れと勘違いの所為にされてしまいましたが、 アタシはそうは想いません。

なぜならその後洗面所で顔を洗った後

顔を上げると

あの少年が後ろからこちらを覗きこんでいるのが鏡越しに見えたからです。

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従姉妹
2002年11月23日/投稿者:ハルカ

この話は、霊感の強い従姉妹が体験した話です。

私も実際聞いただけなので、本当のことなのかはわかりませんが

従姉妹の母親も言っていたので、本当の話だと思います。

従姉妹の友達のKちゃん(仮名)の家に遊びに行った時の話でした。

その時は親同士も居たそうです。

そのKちゃんのおじいちゃんは 「病気でもうすぐ亡くなってしまうだろう」と言われていました。

従姉妹は、その日Kちゃんの家に泊まる約束だったそうで、

従姉妹の母親も一緒に泊まっていたんだそうです。

その夜、従姉妹が夜中目を覚ますと

おじいちゃんがKちゃんのまくらもとで笑っていたらしいのです。

そのおじいちゃんの外見などをKちゃんのお母さんに話すと

それはもうすぐ病気で亡くなりそうなおじいちゃんだという事でした。

従姉妹によると、そのおじいちゃんはずっとKちゃんの まくらもとでニコニコしており

じきに消えていったというのです。

その日の夕方、Kちゃんのおじいちゃんは亡くなってしまったそうです。

Kちゃんには、自分が亡くなってしまうということを

従姉妹を通じて知らせてあげたかったのかもしれませんね。

特に怖い話ではないのですが、 生霊というものなのではと思い

ご投稿させて頂きました。

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肺病で死んだ友人が
2002年11月23日/投稿者:桐崎永久

ざっと、3年ほど前のことだったと思う。

私は早春の夜中、覚えたばかりの煙草に火を点け、ベランダに出た。

その日はちょうど満月で、周りの星は月の明るさに負けていた。

ふっと。 寒さを覚えた。不意に聴覚を微かな音が襲ったからだ。

つきっぱなしのラジカセから、漏れてくる音の所為だと思った。

実際、何か雑音じみた、不明瞭な音だった。

気にせず、煙草を吸い終えるまでベランダにいた。

でも、何かが可笑しかった。

私の持っているラジカセはリピート式ではなく

テープでもCDでも、一周終われば自動で電源が落ちるタイプだったのだ。

午前一時を回った頃だった。

私がラジカセでCDを再生し始めたのはちょうど真夜中あたり・・・

そう、とっくに、CDは再生を終えて停止していて良いはずの時間だったのだ。

何処か他の階の人間がつけているのだろうか?

安普請の都営住宅じゃ、それもある かなと思ってみた。

耳を澄ましても、音は下からでも上からでも、ましてや隣からでもなかった。

相変わらず不明瞭に、しかしはっきりと、私の部屋から聞こえ続けていた。

気味が悪くなり、私はもう一本煙草に火を点けた。

音は二本目を吸い終わる頃になっても消えていなかった。

気にしないことにし、部屋に入った。

途端、音はピタリと止んでしまったのだ。

もう一度、外に出てみると、やはり不明瞭な音が聞こえてくる。

車の音でもなく。葉ずれの音でもなく。

今思い返すと、

多分、あれはその少し前に死んでしまった友人だったのではないかと思うのだ。

その時かけていたCDは、

その友人も好んで聞いていたアーティストのものだったか らだ。

更に、私が煙草を始めたのは、その友人の葬式の翌日だったのだ。

心配して、諫めに来てくれたのだろうか?(その友人は胸の病でなくなったのだ)

気管支が、空気を押し出すときの雑音だったのだろうかと。

私は今も煙草を吸っている。 体に悪いのは百も承知だ。

自分の意志で死を近づけることを愚かだという人もいる。

しかし、私は病気や寿命には殺されたくないのだ。

そう開き直ったのも何時の頃からだったのだろう?

ともかくも、それからはあの不思議な音は聞いていない。

結局何だったのか、確認もできないままだ。

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あるトンネル
2002年?月?日/投稿者:ピー子

これは、1999年11月12日の出来事です。

学校のある生徒からこういう話を聞きました。

夜の12時から夜中の1時に車であるトンネルに行って

クラクションを3回鳴らすと

どこからともなくハイヒールの音が聞こえてくるそうです。

それを聞きつけた19歳の男性とその3人が

そのハイヒールの音を録音してやると

むちゃなことを言ってました。

夜12時

その4人が車であるトンネルに行きました。

「録音のカセットとかはあるだろうな。」

と1人が言いました。

「よし、いくぞ!」

「せーの!」


プープープー


クラクションの音がトンネルの中に吸い込まれていきました。

4人が息をのんだそのとき!!



「カツン…カツン…カツン…」



どこからともなくハイヒールの音がしてきました。

「おい!この噂って本当だったのか!?」

と同時に、!!!!





「がっつん!!!がっつん!!!がっつん!!!」





ハイヒールの音が走ってくるようにこっちにくるのです!!!

「うわああああ!!!」

「にげろおーー!!」

もう録音どころではありません!

とっさに車のエンジンをかけたそのとき!!

前に血だらけ女性がたっていたのです。

「うわああああああああ!!!」

とっさににげようとしましたが

なんとその女は四つん這いで追いかけてくるのです!!

悲鳴をあげてからでもとっさににげました。

どれくらいか時間がたったのだろうか・・

4人は車から降りて外に出ました。

「助かったのか?」

「よかったー」

と言って車によりかかりました。

「うわっ なんだこれ!」

なんとその車には謎の手跡が無数にあったのです・・・

その手跡は洗ってもこすってもなかなかおちませんでした・・・

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あげます幽霊
2002年10月1日/投稿者:麻緒

私は高校時代、弓道部に所属していました。

もう十数年昔のことです。

弓道場は学校から少し離れたところに独立して建っています。

道場の右隣はテニスコート、左隣は民家と広い駐車場になっています。

的のある所を「あづち」といい、そこまでは矢取り道を歩いて行きます。

あづちの横にドアがあり、矢を抜いて土を拭く場所があります。

矢を取りに行く人はドアについている小窓から射場の様子を見て

隙を見てそこに付いているインターホンに向かって「あげます」と言います。

急に的の方へ出て、すごい速さで飛んでくる矢に当たってしまう事故を防ぐために

そのインターホンは付いています。

「あげます」という声は射場のインターホンに 繋がり

そばにいる人が「お願いします」と答えるまでは

あづちに出てはいけない事になっています。

あづち側のインターホンは常にオンになっており、

射場に 音声が筒抜けになっています。



前置きが長くなりましたが、これからが本題です。

弓道場は学校から独立しているので、熱心な部員は正規の練習が終わっても

夜遅くまで残って個人練習などをしていました。

(本当は定時以降の部活は禁止されています)

ある夜、皆が普通に居残り練習(射込みと言います)していると

不意にインターホンから「あげます」と元気な声がしました。

射場から矢取り道は見えるので、誰かが矢取りに行けばその姿を見て

自然とキリがいいように射込むのを調整するのが暗黙の了解でした。

ところが、その声は不意に上がったものだったので

射場にいた部員たちは あれ?と思いつつ始めていた射をやめ

一番近くにいた人が慌ててインターホンに駆け寄り

「お願いします」と応えました。

ところが、誰もドアの陰から姿を見せません。

微かに風の音がインターホンから聞こえるだけです。

でも、射場にいる全員が「あげます」の声を聞き

座敷(射場に向いてひらけた部屋) に いて

休憩をしていた部員もその声を聞いていました。

そこで部員の数を数えると、

射込みのために残っている部員は誰一人欠けていませんでした。

皆はパニックになり、悲鳴を上げました。

あづち側のインターホンは駐車場に面しているので、

誰かが悪戯したのかと思いましたが

高いフェンスで仕切られている上、部員同士の暗号のような

かけ声を通りすがりの人が 理解して悪戯に声をかけるとは思えませんでした。

部員はその不思議な声を「あげます幽霊」と呼び、時々話題にのぼりました。

皆が忘れた頃、その「あげます幽霊」は現れて部員を驚かせるようです。

今でも時折現れているのかどうかはわかりませんが、不思議な体験でした。

長々と失礼いたしました。

目を通していただいてありがとうございます。

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鹿の首?
2002年10月28日/投稿者:江戸っ子

これは恐怖?というような話ですが

実際実物を14回見ると呪われるという噂がありました・・・

それは、わたしの小学校の正門を入ってすぐ左の

植物のたくさん生えているところにありました。

それはドコの誰が見ても確かにしかの首に見えます。

恐怖を感じさせる怖いものでした。

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海水浴
2002年10月25日/投稿者:アニキ

これは、僕が実際に体験した話です。

ある夏休みに何人かの友達と海に行くことになったんです。 (もちろん野郎ばっか)

僕はそんなに海が好きではなかったんですが、無理矢理行くことになったんです。

そして海に行って遊んでおりました。

すると、一人の友人が異変に気付きました。

「おい、なんだ。あの人盛り」 みんなでその人盛りに行き

前に立っていた男の人に「何があったのか」聞くと

「ああ、若い観光客の3人がゆうべおぼれて行方不明らしい。
なんか酒を飲んでボート に乗ったんだとさ。」

そんなことがあったのか、と思いながら様子を見ていると

地元の若いダイバーが3人を探しにいきました。

しかし、そのダイバーは何時間経っても戻ってきませんでした。

地元の人たちも「こりゃ、大変だ」と、思ったのかみんな総出で探し始めました。

それから数十分後

若者達とダイバーが見つかったと聞いたので

見に行ってみると僕 らはみんな黙ってしまいました。

なぜかというと


そのダイバーの身体には

ゆうべ、おぼれたはずの3人の若者達がしがみついていたのです・・


検死の結果、若者達は死後12時間たっていて完全に死後硬直していて

引き離すのに数人がかりだったそうです。

なぜ、12時間も前に死んだ死体がしがみついていたのか。

ダイバーを道連れにしよう としたのか。

今となっては分かりません。

それ以降、さらにぼくは海嫌いになりました 。

もう、海にいきたくありません。

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一緒に
2002年10月24日/投稿者:兄貴

あるところにKちゃんという小学一年生の女の子がいました。

Kちゃんは町からちょっと 離れたところにあり、近くには小さい川がありました。
(深さ1メートルくらい)

Kちゃんは転校生で学校にあまりなじめず、いつも一人でした。

その日もKちゃんは、 一人淋しく学校から帰っていると

ゴミ捨て場にフランス人形が捨ててありました。

その フランス人形は、泥で凄く汚れており座っていました。

Kちゃんは引きつけられるように その人形に近づくと、手に持って帰りました。

家につくと

「そんなモノどこから拾ってき たの。すぐ捨ててきなさい。」

と、お母さんに怒られましたが、Kちゃんはその人形をはなしませんでした。

そして、毎日その人形を手に持っていました。

しかし、ついにお母さんはこっそり夜に、人形を持ち出し

元のゴミ捨て場に捨ててきてしまいました。

けれど、朝になると人形は玄関においてありました。

お母さんは、Kちゃ んにそのことを言ってもKちゃんは全く知りませんでした。

それから、何回も人形を捨て ましたが必ず玄関に戻ってきていました。

そして、ついにお母さんは人形を川に流しま した。

そのことを、Kちゃんに言うとKちゃんは家を飛び出していきました。

そして、その まま帰ってきませんでした。

朝になり外に出てみると 川の周りに人盛りが出来ていていってみました。

すると、そこにはKちゃんの変わり果てた姿がありました。


溺死でした。


腕には捨てたはずのあの人形がしっかりしがみついていたのです。

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友達の家
2002年?月?日/投稿者:世紀末覇者

まだ・・・私は生きています。

今のうちに私がこれまで体験した恐怖体験を残さず投稿しようと思います。

まずは夏休みに友達の家に私と友達二人で泊まりに行って体験した不思議・・・

というか、むしろハンパじゃない出来事を紹介します。

その友達(仮にH君とします)の家は、

I県のとある町にあって、なぜかすぐ近くに墓場があ ります。

友達は「何も出ないから安心していいよ」と言うので、私は安心しました。

もう一人の友達(Tさんとします)は怖がりなので、そういう話は大嫌いだったので

私達も気を使ってできるだけそういう類の話はしないようにしました。

その日の夜のことです。

怖い話はしないはずだったのに、急にH君が

「俺ん家、結構でるんだよね〜。特に夜中にそこの窓ん所に・・・。」

とか言い出しやがりました。(笑)

「何も出ないって言ったのに、この嘘つきめ!」とか思いましたが

そのときは別に何も気にせず一緒にテレビを見ていました。

私がお風呂を上がった時間がすでに夜中の1時を過ぎていたので

そろそろ寝ようと思いましたが、友達は二人とも夜に強い体質だったので

まだ起き続けてゲームをしていました。

私がゲーム画面を見ながらウトウト・・・とし始めた時、それは起こりました。

「何?!今の!!」 突然Tさんが叫び声をあげました。

私は何が起こったのか分からず、H君もゲームに熱中していたため

何も気づかなかったよ うですが、 私が「どうした?」と聞くと

「今、窓の外何か通った!!」 と言うのです。

そんなの知ったこっちゃありませんでしたが、ただならぬ気配を感じ

みんなで川の字になって眠ることにしました。

H君が窓際で、真ん中にTさん、窓から一番遠いところが私。

突然、目が覚めました。まだ眠いはずなのに、目を開けてしまったのです。

「今、何時だ?」と思い、時計を見ると、3時を回ったところでした。

「明日はゲーセン巡りするから体力温存しなきゃな〜」と思い、友達の様子を見ると・・

Tさんが起きていました。 「明日早いよ?」と言って、寝ようとしましたが

Tさんの様子がおかしいのです。

「窓見て・・」

Tさんが影になって窓が見えなかったので、体を起こして窓を見ると・・・

「顔」・・・というより

「顔中の穴という穴から血を流した、たくさんの軍服を着た人たち」が

窓の外からこちらを睨みつけていました!!

「これはヤバイ!」と思いましたが、 対処法なんて知らないので

とりあえずTさんごと布団をかぶらせてそのまま寝ました。

次の日の朝・・」

H君に夜中に会ったことを話すと

「F県で空襲があった時に、死んだ人たちがここに運ばれてまとめて焼いたらしいよ。
その人たちが出てきちゃったのかな?」

と、あっさりと言い放ちました。(はっきり見てないのは最後までこの人だけ)

この日は私とTさんはぐったり・・・

とてもじゃないですが、ゲーセン巡りなど出来るはずもなくそのまま帰りました。

はじめにも書きましたが、 私はまだ生きています。

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赤い服の少女
2002年10月8日/投稿者:キノ

これは私の知人、Kが実際に体験した出来事です・・・

中学校の教師をしているKはその日は仕事が長引き、9時ごろに家路につきました。

Kの家は田舎にあるため、市街地の学校からはしばらく車を走らせなければなりません。

そしてKが田んぼ道に差し掛かったとき

前方に赤い服を着た5、6歳の少女を見つけまし た。

しかし冬のこんな時間に、こんな人気のないところに小さな少女がいるはずがありません。

Kは自分の目を疑いました。

少女との距離はどんどん縮まります・・・

50メートル・・・

40メートル・・・

30メートル・・・

20メートル・・・

しかし少女との距離はこれ以上縮まりません。

(まさか40キロで走っているのに・・・)

しかし一向に少女は車の目の前にいます・・・

だんだんKは不安になってきました。 (なんなんだ?このこは・・・?)

早くここの田んぼ道を抜けるためKは加速します。

しかし少女との距離は縮まりません。

そしてしばらくして、少女がまばゆい光を放ちスッっと消えました。

そのままKは無事に家につき、その後もなんともありませんでした。

そして・・・Kはその後1度もあの少女を見ていません・・

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大沼と小沼の伝説
2002年10月3日/投稿者:ベリアル

私が小さい頃、地域の子ども会主催で毎年夏休みにキャンプをやりました。

そのキャンプで肝試しをやる時、必ず聞いたお話が有ります。

私の故郷、群馬県には赤城山と言う山が有ります。

そこには、大沼と小沼と言う沼が有ります。

その二つの沼には、伝説が有るそうです。

カッターってご存知ですか?

大体大人で20人位が乗れる、人間が漕いで進む船です。

どの位昔かは知りませんが、 昔、大沼の側に有る公共施設に

大学のカッター同好会が強化合宿の為に来ていたそうで す。

話によると、その合宿は、夜遅くまで続いたそうです。

その日も、彼らは夜遅くまで大沼でカッターを漕いでいたそうです。

しかし、その船は、大沼の真ん中辺りで転覆してしまったそうです。

小さい頃に聞いたきりなので、詳しい事は覚えていませんが

その事故で、全員水死してしまったと聞いています。

その事故が有ってから、 大沼では夜になると

その事故で死んだ人々がカッターを漕ぐ音が聞こえるようになったんだそうです。

これはあくまで私自身の感想なのですが、

実際、大沼は沼と言うよりは湖に近い位大きく、

何故か、真夏でも水は氷水のように冷たいのです。

そして、実は底無し沼だと聞いています。

周辺はホテル位しかない、とても静かな場所なので

そんな事故が実際に起きても不思議ではないなと、

この話を思い出す度に思います。

そして、小沼の方のお話です。

どの位昔かは解りませんが

昔、小沼に恋にまつわる事を苦にして身を投げた女性がいたそうです。

この小沼の方は、その名が指す通り、 とても小さい沼で

真夏には、必ずと言っていい程干上がっています。

その小沼が完全に干上がると、 底の方にその身を投げた女性の死体が現れるんだそうです。

私は、小沼が完全に干上がった状態で見た事がないので真偽の程は知りません。

そして、このお話には、 小沼に身を投げたのは親子だと言うパターンも有ります。

しかし、このお話は、地元では結構有名らしく

何故か、誰もが知っています。

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スキップ少年
2002年10月10日/投稿者:不思議猫耳

これは友達から聞いたお話です、本当かどうか信じがたいのですが。

夕方・・・または夜に夜道を歩いていると人影が見えるといいます。

それは少年だといいます、きゃたきゃたと笑って近づいてくるのです。

そして自分のほうに近づいてくると・・・

「ねぇ、勝負しようよ?」 そう言ってくるのです。

ダメ・・・嫌。

と言うとしつこく「勝負しようよしようよ!!」と言ってきます

何度断っても「勝負 しよう」と言ってきます。

しかたなくOKするときゃたきゃたとまた笑いだして。

「じゃぁ、いっくよ〜?」 といって走る準備をするのです。

そう、少年はかけっこ勝負がしたいと言っていたのでした。

「しょーがない・・・」と走り出したのですが・・・

不思議なことに勝負しようと言っていた少年は遅いのです

あれほど言っていたのだから早 いと思っていた自分はため息をついて

スピードを落としてきます・・・

すると・・・!!

タッタッタッタッ!!

何かがはねる音がして振り向くとあの少年がスキップをして追いかけてきたのです。

それも人間とは思えないスピードで。

「あはは〜♪僕の勝ちぃ〜♪」

お驚きのあまり追い抜かされてしまった自分は

少年がきゃたきゃた笑うのを呆然と見ていま した。

「あははは〜♪」

笑う少年をもう一度見ると・・

いつのまにか大きな鎌を持っているのです。

そして・・・負けた自分の首を・・・・。 ザクッッ!!!!

これがスキップ少年です。

私はふと思うのですが勝っていたらどーなっていたのでしょう?

考えても検討がつきません、そもそも少年は何が目的なのでしょう?

とにかく夜道や夕方は気をつけたほうがよさそうです。

ほら・・・夜道を歩いていると聞こえませんか?

少年のきゃたきゃたという笑い声と。

「ねぇ?勝負しようよ?」 そんな声・・

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峠での事
2002年10月2日/投稿者:敏生

これは、実際にあった事です。

今考えれば、それは良くある事だ・・・と思われる話かもしれませんが

実際に会って見な いと、この恐怖は解らないでしょう。

これは、私が二十歳の頃。

仲の良かった友人光弘が自動車免許を取得し

そのお祝いも兼ね、千葉のとある海までドライブに行くことになりました。

メンバーは4名、光弘・敏江・敏明・私。 朝に学校の前で集合をし

学校の近くにある空き地に自分達の車を停め、光弘の車に4人が のり

楽しい初ドライブとなるはずでした。

その日は夏で天気も良く、海水浴客で海方面へは 大混雑していました。

普段なら、2時間もあれば着くような距離でも

その1.5倍は掛かったのではないでしょうか?

目的地に着き、全員水着へと着替え、疲れた身体を休めるかのように

太陽の下で思う存分ごろごろしたり、

海に飛び込んでみたり初ドライブを満喫していまし た。

夕方になり「そろそろ帰るか・・・」という時間帯には、

すっかり周りの海水浴客も帰る時 間帯で

全員の頭の中には「また渋滞かあ」の文字が浮かんでいたのでしょう。

案の 定、帰りの道も大混雑。ご存知の通り千葉は山が多く

帰るにも3つ程、山越えをしないと帰 れない。しかも、わき道をしらない。

2つ目の山を越す頃にはもう夜もすっかり深くなってきての事。

敏明が「わき道入ろうぜ。きっとどっかに抜けられるはずだから」と言い出し。

私も他の メンバーもこの状態よりは走っていた方がましだ!と考えていたので

だれかれと無く「賛 成」の意見。しかし、ドライバーの光弘は初心者。

少し躊躇していた。・・・・

そんな時、数台先 の車がウィンカーを出し曲がって行く。

「よし!あいつは地元ナンバーだったから、きっと抜け道を知ってるついて行け!」 と敏明。

それに促されるかの様に光弘がハンドルを向ける。

「・・・・酷く狭いみちだなあ」 と私は思っていた。

こんな道に入って光弘は大丈夫だろうか?と思っていた。

すると・・・、10 0メートルくらい藪のような道を走ったとたん

舗装されてはいないものの、トラックが十分に すれ違える程の広い道へ出た。

「お?ナイスじゃん。絶対にこれはふもとまで行けるって」 と敏明は大喜び。

「絶対に話されるなよ!」と光弘に渇を入れ、前を行くテールランプを追わせた。

だが、私には少し気になることが・・・。

そう、電灯が全くないのだ。

ただ、前を行く車のテールと自車のヘッドライト以外に灯りがない。

しかも、目の前が左に曲がってるのか右に曲がっているのかすらわかりにくいのだ。

ただ、前の車のテールが左に動いていくから左曲がり・・・・

といった感じで着いていく。

まるで墨汁を流した様な暗闇とはあの事を言うのであろう。

別に霊感とかは無い。今までだっ て見たことは無い。

だが、前を行く車がどうも気になる。

まるで、水の上を走るかの様に静かに流れて行くのだか ら。

道は砂利道なのに・・・・・

暫く着いていくと、だんだんと前の車のスピードが上がっていることに気がついた。

隣からメータを覗きこむと「60`」 尋常では無い。

光弘もそれに付いていこうと必死になっている。

私が  「光弘、気をつけろよ。少し速すぎないか?」 と言った瞬間!

目の前を走っていた車のテールが右方向に「ふっ」と消えた!!

「ヤバイ!!!!」 と何故かとっさに思った私は

「止まれ!!!!」 と叫んでいた。

光弘もあまりの大声に急ブレーキを掛けた。

車はタイヤをロックさせたまま。砂利を引きずり止った。


そして・・・・・


全員がヘッドライトに浮ぶものを見て息を呑んだ。

そこには・・・・

ガードレールが一枚だけ剥がれ落ち、谷底へ向って口を開けていたのだ。

しかも、カーブは左曲がり。かなりの角度で左に曲がっているのだ。

しかし、前を走っていた車は・・・・・?

確かに右へ向って・・・? 全員車から降り、その先を見に行く。

車の鼻先から数十センチの所・・

ガードレールの先は真っ暗な闇しか見えない。

時折吹く風が少し生暖かい感じがしていた。

この場に居た全員が思っていたことだろう。

前の車の存在・・

右に曲がって消えた・・・ あの車は一体・・・・??

全員が黙って谷底を覗き込んでいると敏明が

「きっとあの車は、このことを俺達に教えてくれたんだよ」

そういうと光弘が 「そうだよ!きっとそうなんだよ。危なかったよなあ〜」 と言い

この場所で死んだであろう。

前を走って消えた車の運転手を思い、全員で手を合わせ黙祷をした。

すると・・少し強く生暖かい風が谷底から吹き上げ、

確実に男の声で何かが聞こえた!!!   


「・・ばよかったのに」


耳を疑った。

私と敏明と光弘は顔を合わせ

「お前、何か言った?」 と聞きあっていた。

が、だれも何も言っていないのだ! そして、その声は以外な所から発せられた。

今度は確実にしかもはっきりと!!!!


「死ねばよかったのに・・・・・・」


それは、光弘の彼女の敏江からだった。

「死ねばよかったのに・・・・・・」

私達のことを恨めしそうな目で見詰め、そして悔しそうに吐き捨てた後

敏江は気を失いその 場に崩れ落ちた。

全員その後の事は良く覚えていないくらい恐怖に駆られていた。

敏江を車に引きずり上げ、私と運転を交換し

どう走って帰ってきたのかすら思い出せないく らいだった。

とにかく、学校の前に着いた時には、もう夜があける頃だったのは覚えている。

敏江は途中で目を覚ましていた。

別れ際、敏江に今まで会った事を説明し、

自分が言った事を覚えているか?と聞いた所

「手を合わせたところまでは記憶がある。

だけど、その後の記憶が全く無い」 と言っていた。

その日の午後、霊感の強い友達に事情を話した所、「即刻寺へ行け!」と怒鳴られ

言われたお寺さんへ行き、住職に事情を話し

お祓いとお手製のお守り札を貰い各人帰路へついた。

その後、私達には何も無かったが、たった一人には不幸が襲った。

・このお寺参りに参加しなかった敏明。

「偶然だよ。霊感ないから大丈夫だよ」と馬鹿にしていたのがいけなかったのか?

数年後、各人社会人へとなり、社会生活にも慣れた頃に光弘から一本の電話が・・・・・

「あいつ死んだよ。OOO峠で道に迷って、車ごと転落したらしい・・・。」

OOO峠・・・・

数年前、恐怖体験をするきっかけとなった峠の名前。

警察の話では「スピードの出しすぎによる事故」と見られているが・・・?

その後、現場に居たメンバーに異常は無い。

みんな健在である。

この私を除いては・・・・・

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お館・・その後・・
2002年9月30日/投稿者:蜘蛛夫人

第91話の「お館」のお話のその後です。

今年の夏、私の母が実家に帰ったときの、土産話になりますが

「お館」は取り壊さ れて普通の住宅が建っていて 大変驚き

「祟りは??」と親戚や幼馴染に聞いたところ

「今のところは、無い」といっていたそうです。

村が新しい公民館別の場所に建て たので、更地にして、民間に売ったそうで

買った人は、「お館」にゆかりのある人らし い???と言う事で

祟りの話を聞いても、「知ってます。全く、気にしておりません」 と、言ったとか。

「このまま何もなければいが・・・・。」 と、遠巻きに見ているそうです。

殺された村人の祟りがもう解けているならいいのですが・・・

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天井の人
2002年?月?日/投稿者:てう

こんにちわ。ここに投稿するのも2回目になりました。

私の家では極自然に日々色々な事が起こっています。

私的には大変嬉しくないです。

こういった所でこのような形で公表するのもきっと何かの縁なのでしょうね・・・。

さて、今日お話するのは私がまたもや実際に体験した話です。

丁度1年前の話になります。

夏が始まったばかりでじめじめとした日々が続いていたにもかかわらず

あの日だけ は何故か 夜はとても冷える日でした。

寒くて私は長袖を2枚着込んでいたくらいです。

いつもの悪いクセで私はあの日も深夜まで起きていました。

時間はAM1:00をとっくに過ぎていました。

家は6人家族なのですが、姉を除いて全員もちろんのこと寝静まっていました。

姉はいつものごとし、バイトです。

彼女はバイトの帰りいつも飲んでから帰ってくるので

このような時間になるのも当たり 前になって いました。

いつも全員が家に帰ってくるまで絶対に寝ずにまっている母も

さすがに毎日これではつかれるとあきれて眠ってしまった日の事でした。

その日、テレビでは特番で某有名霊能者の

怖い体験ツアーという番組がやっていま した。

その手のものが大好きな私はもちろんかじりついていました。

それが間違いだったんでしょうね・・・。

番組を見ながらも私は密かに家の中のただならぬ気配を感じていました。

私も私で見なけりゃいいんですけれど、見たくなるんですよね・・・・。

馬鹿だなと思い ます。 ハイ。

しばらくその番組を見ていたんですけど

その内そのただならぬ気配はだんだん濃く なってきて絶 えられなくなってしまい

私は途中で見るのをやめテレビを消しました。

「そろそろ・・・・やばいかな。」 心の中で私はそう確信しました。

ただならぬ気配はざわざわと私の背中をなでています。

なんといえばよいのでしょうか。私は霊感なるものが多少あるのですが

「この世のものではないもの」の気配を感じ ると

背中に蜘蛛の子の大群が駆け抜けるような

ゾクゾクとした感覚が背中を走るのです。

以前、「シックス・センス」という映画でも主人公は私と同じことをいっていました。

あの映画はきっと幽霊の見える人が多少なりとも関係して作っているはずです。

幽霊の登場の仕方から何まで現実味がありすぎます。

・・・・話がそれましたが・・・ とにかくそんな感覚が私の背中をなでていました。

心臓は自然と早く脈打ちます。

ドクドクドクドク・・・・

「どうしたらいいだろう・・・どうしたら抜け出せる・・・?」

私は必死に考えていました。

ますます背中は気持ち悪さを増し、心臓はさらに早く脈打ちます。

ドクドク・・ドクドク・・・ドクドク・・・ 手にはあぶら汗が出ていました。

「・・・そうだ、このままダッシュで二階の部屋にあがろう!」

私の部屋は二階にあるのですが

以前、霊媒師に見てもらったときにとてもよい部屋 だといわれました。

ありとあらゆる悪いものをよせつけることはない、良い部屋だ。と。

しかし、こうもいわれました。

一度悪いものを入れてしまったら、追い払うのに時間がかかる・・・と。

私はなんでもいいので早くこの気持ち悪さから抜け出したくて

思い切り席を立ちまし た。

しかし・・・・ 「ひっ・・」 私は思わず小さな悲鳴を漏らしました。

すぐ背後に誰かがいるのです。

「じっ・・・」と私を見ているのがわかります。

背中を走る蜘蛛の子達の速度はますます速くなっていきます。

わたしに危険を知らせているのです。

心臓も尋常じゃない程、早く脈打ちます。汗はじわじわと手からにじみます。

私は自分に 「落ち着け、落ち着け、落ち着け・・」 と何度も繰り返し言いました。

「・・・そうだ、振り向いて見よう!きっと誰もいない、誰もいない、大丈夫」

と何度も言い聞かせました。 しかし、状況は一向によくなりません。

むしろますますその気配は近づいてきます。 振り向けるはずもありません。

間違いなく後ろに誰かいるのですから・・・・。

ドクドク・・・・ドクッ・・・・

私は思わず叫びました。

「誰かいるの?!」

し・・・ん・・・・ 静けさがリビングの中に広がりました。

心臓の音だけが私に響きます。背中の気持ち悪さは・・・

まだ続いています。

私は思い切って振り向こうと思いました。 誰かがいるのはわかっています。

けれどその正体を見たわけではありません。

目で確かめる必要がある、と思ったのです。

この気持ち悪さは私の勘違いであってほしいとそんな事を願っての決断でした。

早く、一刻も早くここから抜け出したかったのです。

ドクドク・・・ 汗がだらだらと手から溢れていました。

手はべたべたしています。

ゆっくり振り向いていこうとしたのですが中々顔が後ろを見ようとはしてくれません。

心臓は早く脈打つばかりです。 「もう嫌だ!思いっきりいってやる!!」

私はそう決意して体を後ろに向けようとしたその瞬間

ガラッ 「ただいま」 「きゃぁあ!」 「わ!何?何ィ?!」

姉が丁度帰宅してきたのでした。

私の気持ち悪い感覚と空気が一瞬で消え去りました。

「おね、おねぇちゃ〜ん・・・」 私は思わず床にへたり込みました。

姉はわけがわからずあたふたしていました。

「ちょっと何?!アンタ顔真っ青だよ〜気持ち悪い・・。」

姉の憎まれ口にかちんとしながらも内心はほっとしていました。

姉はご飯を食べてから寝るというので

私は先に自分の部屋に上がることにしました。

姉は怖い話とか幽霊といったたぐいのものが大嫌いなので

あえてさっき起きた話をするのはやめる 事にしました。

彼女自身まったく霊感はないですから

もし、現れても気持ち悪さ等感 じるはずも ないとわかっているからでした。

例えば霊がとりついた人形をもっていても彼女は気付きません。

むしろ一緒にねたりします。

その話は長くなるのでまた今度にするとしましょう・・・。

彼女の無神経さにはほとほと驚かされます。

姉妹でもこんなにも違うものか・・・・

と 私は階段に続く廊下を歩きながら思っていました。

階段の電気をつけようとした瞬間でした。 背中に一瞬気持ち悪さが走りました。

しかしその感覚はすぐに消え、私は気のせいだと思いました。

いえ、思いたかったのです。

ブ・・・ン・・ 電気が鈍い音を立ててつきました。

私はゆっくりと階段を上りました。

いつもと違う違和感を感じていました。 私の家の階段の電気だけは父の提案により

少し豪華なつくりにしようとシャンデリ アをとりつけ ていました。

しかし、皆さんが想像するような豪華なものではなく、電気の傘の部分が 三角形で

その三角形の電気が

4つ長さがばらばらにぶらさがっているという少し滑稽なもので した。

階段は少し螺旋を描いている作りになっていました。

階段を上るとき、そのシャンデリアがどうしても視界に入ってくるのですが

その日は 何故か違和感 がありました。何かが違うような・・・・・。

私は上を見ないようにして階段を上りました。

いつもそんなに長く感じない階段も何故か長く感じました。

そして階段の中部にさしかかったとき、ふっと上を見上げてしまったのです。

そこにはいつもと同じようにシャンデリアがぶらさがっていました。

しかし、何か違和感を感じました。

そしてその違和感のわけが直に分かりました。

電気が一個多いのです。 それは色も形も異なっていました。

私はそれの正体に気付くとすぐに階段をダッシュしました。

気持ち悪い感覚が背中を這い上がってきます。

その増えた電球の正体は


「人の足」 でした。


白い着物を着た人の足がぶら下がっていたのです。

私は階段を駆け上がってすぐ、電気を消し、自分の部屋へ走りこみました。

バタン! 「なんなんだよ〜・・・」 私は泣き出しそうになっていました。

幽霊が見えるとはいってもやはりそういった状況にはなれません。

心臓はドクドクと早く脈打っていました。

私は落ち着きを取り戻そうと自分の部屋の電気をつけました。

パチッ・・・・ 違和感が私を襲いました。

私の部屋も何かが違うのです。

「・・・・・・ぎゃあ!!」 私は思わず声を上げ、部屋から飛び出しました。

私の部屋の電気は天井に張り付いているタイプのものなのですが・・・

一つしかないはずの私の部屋の電気は2つありました。

一つはいつもの電気。 もう一つは・・・・

白い着物をきた「おじいさん」が天井に正座し、

亀のように丸くなって張り付いていたのです。

バタン!! 勢いよく扉をしめました。

私は何故自分だけが、と涙目になっていました。

しかし、私の部屋だけはコイツラの住処にしてたまるか!

と妙に怒りが込み上げてきて

私は深呼吸した後、思い切ってもう一度自分の部屋を覗き込みました。

ガチャッ!! ・・・・・・ いつもとかわらない部屋がそこにありました。

ほっとため息はついたものの、やはりここで寝る気にはなれず

姉の部屋に入り、その日は 姉の部屋で勝手に寝ることにしました。

一人ではとても眠れそうにありませんでしたから・・・

幸い、姉の布団に入ると何故か安心感が沸いてきて私はすぐ眠りに付けました。

時間はAM3:00を過ぎていました。 明くる朝、姉の蹴りで目が覚めました。

「ちょっと!いつまで人の部屋でねてんのよ!邪魔!!」

姉の言葉に少しむっとしながらも私は起き上がりました。

「・・・ごめん、昨日ちょっと、自分の部屋では眠れなかったから・・・・」

「・・なんかあったの?」 「実は・・・・」 姉に昨日のことを全部話しました。

姉にしては珍しく「ふん、ふん」等と相槌をつきながら聞いてくれました。

話を全部聞き終わると姉は急に真っ青になり私に謝ってきました。

「いや、ご免ね。あたしのせいかも・・・。」 「へっ?!」

姉に話を聞くと、その幽霊は姉が持ち帰ってきてしまったものだというのです。

姉によると・・・

昨晩、バイト仲間と真夜中まで飲み、家に向かいながら歩いていると

自分の横を真 っ白な車が音も たてずゆっくりと走っていったといいます。

その車は家の方向へ走っていったというのです。

姉はあまり気にもとめず、そのまま家までの道を急いだそうです。

のん気に鼻歌を歌いながら歩いていると、さっき見かけた車がまた自分の横を通り過 ぎ

家の前で 止まったそうです。

何気なくその車の横を通り過ぎたとき

車の中を覗くと中には 「遺体」 がのっていたそうです。

その遺体は家の前にすんでいるおじいさんだったという事です。

そのおじいさんは大分前から腎臓を患って病院へ入院していました。

しかし、2、3日 前から容体が 急変して危ない状態だというのは

噂好きの母の口から聞いていました。

そのおじいさんが昨晩なくなり、

家に帰宅した所を姉が出くわしたということなのです。

その車の中のおじいさんを見たとき、何故か体が重くなったといいます。

疲れてるのだろうとあまり気にもかけていなかったらしいのですが・・・

私が体感したのはきっとそのおじいさんの幽霊なのでしょう。

姉にその話を聞いて内心私はほっとしました。

私の部屋に幽霊が住んでるのではなくてよかったと心から思いました。

そしてつくづく姉の無神経さに驚かされました。

他人の遺体を見ても何も感じない所。

すばらしい神経の持ち主です。

しかし、謎が一つ。 姉が帰ってくる前に私の背後にいたのは何者だったのか・・・

やはり集まってきてしまった霊なのか。 未だにわかっては・・・いません。

私の家はどうやらあつまりやすい。 それは今だから確信して言えます・・・

夜はあまり自分の部屋からでないように・・心がけています・・・

もう二度と私の部屋に巣くってほしくないですからね・・

けれど、それが中々うまくいかないときてるんですけどね・・・・

それは、またの機会に・・・

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中学校の肝試し
2002年9月25日/投稿者:恐怖男

これは僕が中学一年生の時、国語の先生に聞いたお話です。

季節は夏だったそうです。

先生の話によるとその日先生が

「今度の夏 休みにみんなで学校に泊まろう」と言ったそうです。

するとみんなも同意し夏休みに学 校に泊まろうと言うことになったそうです。

そして夏休みになり生徒が学校に集まって きたそうです。

走行するうちに夜になり、プールの所で寝そべって星をみていたそうです。

そして先生が言いました「そうだ、夏といえば肝試しだ、おいみんな肝試しをする ぞ」と

そしてその肝試しは教室から音楽室、理科室、そして教室と言う順番だったそうです。

まず一組目、なんなくかえってきました・・そして二組目・・・

その二人が 帰ってきたときに、どうも様子がおかしいのです。

先生が「おいどうした」と聞くと、生徒が「先生、動いてました・・

理科室の廊下に展示してある標本が動いてたんで す・・

その生徒の話によると

理科室の廊下まで来たときに何かが目の前を横切ったそうです。

よく見ると、それは・・・モモンガの標本ではありませんか!

生徒は急いで 逃げ帰ってきたそうです。

すると先生は「そんなバカなことがおこるはずがないだろう」

と言ってる側からその生徒が見る見るうちに青ざめてきてばったりと倒れてしまったそ うです。

先生が「大変だ、家の人にきてもらわなきゃ」と言いました。

電話している最中、その生徒は尋常ではないほど体が震えていたそうです。

これが国語の先生から聞いた話です。

その恐怖体験がおこった学校は僕が通っていた中学校だったのです。

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坂道
2002年9月24日/投稿者:ロキ

今から話す事は私が小学5年の時に味わった霊体験です。

あれは5月の半ばに山中湖にいった時に肝試しをした時の事でした。

ぺア決めはまずトランプを一人ずつ引いて同じ番号の人と組む物でした。

私と女子のYさんが一緒になりました。

そして何の変哲も無い下り坂で肝試しをやると言うのです。

十分ほどした時にやっと私達の番が廻ってきました。

まだその時はあの坂道であんな事がおこっていたなど知る由もありませんでした・・・

歩き始めて2〜3した時の事です。

何故か急に私は下り坂を降りているのに坂道を昇っている様な感じがしはじめました。

そして数分後には背中に重い物がのしかかる感じがして後ろを見ました。

しかし誰も いませんでした。

途中でYさんに「大丈夫?顔色悪いけど」と言われたが私は

「言った所で意味が無 い」と思い 強がって「別に大丈夫だけど」と言いました。


最後の日にバスの中で卒業生がこう言いました。

「あの坂道でさ毎年生徒驚かせてたんだよそれで3〜4年前に
肝試しの時風邪こじらせて出れなかったんだよそれで次の日に
生徒が俺みたいな人にあったんだってさ何 か途切れ途切れで喋ってたらしいんだよね
あれってやっぱり幽霊かなぁ?」

その時私はゾッっとしました今もあの坂道で幽霊らしき物は出ているのでしょうか。

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続・旧天城トンネル
2002年9月17日/投稿者:壬生

トンネルに着いた私たちは、そのままトンネル内に車で入りましたが

誰かが入った後らしく、その時は電気がついていました。

私はトンネル内に入った時から言い知れ ぬ悪寒がずっと続いていましたが

Kが写真を撮りたいと言い出したので、車をトンネ ル内で停めてもらいました。

そしてKが車内から身を乗り出して写真を撮ったその時 です。

急に今までついていたトンネル内の電気が消えたのです。

フラッシュに照らさ れたトンネルの壁に一瞬女性の顔が見えたため

あわててJに車を出させ、トンネル の向こう側に出ました。

J「急にライトが消えるし、早く出せってせかすから、スゲーびびったぁー。」

K「まだ写真撮りたかったのにー。それに急に大声出すなよ!」

私「お前らに言うけどさー、Kが写真撮った時のフラッシュで壁に女の顔が見えたんだよ」

J「マジかよ!やっぱ出たんだー。帰ろうよー。」

K「俺は見えなかったけどな。お前が言うならしょうがないか。」

私「今日の所は引き上げた方が良いって。来る時から変だったろ?」

という事で帰る事になったのですが、その帰り道でも悪寒が続いていました。

そんな時

K「いいかげん寒いからクーラー消そうぜー。」

J「いや、付けてないし。」 という会話があり、気になった私(助席に座っている)は

後部座席のKの方を見ました。すると、Kの横には暗い影が座っているのです。

Kは気づいていないらしいのです が、確かにそこだけ「暗い」のです。

私は「ついてきたな」と思い、Kの横(暗いところ) に経典を置いてもらい

念を送りました。

その後、家に着くころには暗い影もいなくなっ たように感じましたが

まだ嫌な感じがしていたので、2人に「気をつけて帰れよ」と言い、

私は家に帰りました。

(2人からは「気になるだろー、やめろよー」とか言われまし た)

その次の日、Kは40℃近い熱を出して2週間寝込み

Jは乗っていった車を廃車寸前にまで壊す事故を起こしました。

J自身は軽傷でしたが。

私も数日後、バイト先で左 親指を深く切り、3針縫いました。

今はリハビリ中ですが、いまだに元の様には曲がり ません。

医者いわく

「神経もいくつか切れているみたいだからねー。
元通りにはなら ないかもしれないけど、まぁリハビリ次第だよ。」

だそうです。

重大な事なのに軽いな ー(笑) その後、Kの撮った写真を現像しましたが

トンネル内に大きさ、

色も様々な無数の光の玉が漂っているという奇妙な写真でした。

皆さんも面白半分で心霊スポットに行く時は

それ相応のリスクを背負う事を覚悟してく ださい。

まだいろんな話がありますが、それは次の機会にでもさせて頂きます……。

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旧天城トンネル
2002年9月17日/投稿者:壬生

ここのJuJuにも旧天城トンネルに関したものがありますが

伊豆は私の実家があるため、旧天城トンネルには私自身結構詳しいわけです。

友人達と天城トンネルに行く事も少なくないので、その時の体験談をしようと思います。

これは今年(2001)の夏に行った時のことです。

その時は深夜1時ごろに行こうという 事になり

私と友人2人(ここではKとJにしておきます)で行きました。

前にも言いま したが、私には少し霊感が有る方なので

そういった「心霊スポット」に行く際には必 ず「用心棒」的存在として呼ばれます。

その時も連絡がきて、私を迎えに来るという事 なので、家で待機していました。

その後、深夜2時頃に迎えが来て、出発しました。

念のため経典は持っていきましたが、拭い切れない不安があったことは事実でした。

天城トンネルに行くには、大きな道路から脇道に入らなければならないのですが

その脇道を走っている時の事です。

私は何気なく外を見ていたのですが、何かがおかしいのです。

私「おいK、なんかおかしくないか?」

K「やめろよ、お前が言うと冗談にならないからさー。」

私「ちょっとさ、トンネルにまだ着かないのか?」

K「そういや、なんか時間かかりすぎてない?」

J「俺、運転してるから解るんだけど、確かにいつもよりカーブが多い気がする。」

私「って言うか、道間違ったんじゃないか?もう3時半だよ。(いつもなら30分位で着 く)」

この時思ったのですが、3時半と言えば丑三つ時、嫌な感じが頭をよぎりました。

J「多分間違えてないよ。結構来てるから間違えてるわけないし。」

私「そっか?やけに時間かかるからさー。」

変な感じはしましたが、悪い感じはなかったように感じたので、あまり気にしていませんでした。

その後、5分くらいでトンネルに着いたのですが

ちょっと長くなりましたの で、次の話にまわさせていただきます。

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子供がみたもの
2002年9月16日/投稿者:鉄

初めまして。鉄ともうします。

怖い話かどうかわからないのですが先日家の子が言った話です。

家の息子(4才)が、夜一人でトイレに起きた時のことだそうです。

私も夫も眠っていたため、しかたなくトイレに行こうとしたらしいのですが

ぼくがもう一人いたそうです。

その、もう一人の僕 はただそこに立っていたそうです。

その話を聞いたときにそれで、どうしたの?

と子供に聞いたところオシッコして寝たよ とのことでした。

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中から
2002年9月9日/投稿者:樹把

私がまだ中学2年の頃の話です。

ちょうど夏休み中盤の頃友達とキャンプにT山と言うあまり誰も近づかない所に 行きました。

本当にそのキャンプ場は人があまりいませんでした。

居たとしても4〜5人くらいです。

最初はワイワイ騒いで楽しかったのですが・・・

途中から雲が出てきて雨がポツポツと 降って来ました。

雨は一向に降り止まず、酷くなるばかりで 空気が一変に変りました。

その時友達がトイレに行きたいと私に訴えてきたのです。

トイレはキャンプ場からほとんど離れており、今行ったら 迷いそうなほど遠い所でした。

最初は「我慢しなよ〜」とか言っていましたが

・・だんだん 彼女の顔色がおかしくなってきてましたので 仕方なく私は着いて行きました。

トイレに着いた時の事 「ギッギッ」と言う音をトイレの中で聞きました。

それが次第に大きな音になって耳が痛くなってくる具合の大きさに なってしまいました。

それからその音が1時間ぐらい続いてようやく止ったと思ったその時

「行かないで」

と呟く声が聞こえました。

私達はそれから動けなくなったのです。

今でもそのキャンプ場ではその声がたまに聞こえるそうです。

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赤い目
2002年9月9日/投稿者:MINGO

これは友達に聞いた話です。

ある日、タクシーの運転手のNさんが1人の女性を乗せました。

「どこまでですか?」と聞くと、女性はかなり山の方を言ったそうです。

少し疑問に思いながらも、運転手は言われた方へ向かいました。

かなり山の中にきて女性が『ここで』と言うので、運転手は車を止めました。

『少し待っていて下さい。』と言い、女性は車を降りて横道を奥へ行ってしまいまし た。

しかし、どんなに待っても女性は戻って来ませんでした。

運転手は車を降りて、女性の行った道を行きました。

どんどん森の奥へ入っていき、一件の小屋を見つけました。

来た道は一本道で、その小屋で行き止まりです。

小屋に近付くと、小屋にはドアも窓もありませんでした。

かわりに壁に小さな穴を見つけました。

運転手がその穴を覗いてみると………中は真っ赤で何も見えませんでした。

気持ち悪くなって、運転手は急いで引き返しました。

翌日、運転手は同僚に昨夜の出来事を話しました。

すると同僚はゾッとした顔をして言いました。

「その女の目…赤くなかったか?」

同僚の話によると、その女性の目は真っ赤で

運転手が小屋を覗いた時小屋の中からは・・・




女性が穴を覗いているのだそうです・・・

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こけし
2005年9月9日/投稿者:千鶴

これは、私が小学校の時に体験した話です。

当時私は、ランドセルにつけるくらいの小さな夢探知の本を買ってもらい、

友達の夢を聞きながら、

「その夢は欲望の現われなんだって!」と言いながら楽しんでいました。

放課後、校門の所でわりと仲のいいA子の夢も聞いてみたいとせがんだところ、

A子は渋りました。

私は、どうせ変な夢で私に何か言われるのが嫌なだけだろうと思っていました。

しつこくせまられたA子は、

「どうなってもしらないからね?」

と言った後に、ポツリと話はじめました。


朝、いつもの様にA子は目を覚ましたそうです。

でも体が金縛りにあい、身動きできなかったそうです。

嫌な感覚がするほうに眼球だけ動かすと、

クローゼットの前に人の大きさのこけしがA子のほうを向いて立っていたそうです。

隣の部屋には弟が寝ていて、

助けを呼ぼうにも金縛りにあっている体は口すらも聞けなく、

自分でどうにかするしかないと考え、

寝ている手元にカーテンの裾が当たっていて、

微かに朝の光が差し込んでいるとはいえ、部屋の中は薄暗く、

A子は金縛りにあっている体に鞭打ってカーテンの裾を掴み、

ジャッっと勢いよくひきあけたそうです。

それと同時に金縛りはとけ、物々しい不陰気は消え去り、こけしも消えていたそうです。


そして、
それと同時刻A子の友達のB美はわけも分からず泣いていて、

涙が止まらなかったそうです。

C子の姉は気持ち悪くも無いのにいきなし嘔吐していたのだとか・・・。

「それ、夢じゃないじゃん。」

「聞きたいっていったのKじゃん。」

「まぁ、そうだけどさ・・・。」

つまんないの。

と言い、私は家に帰りました。

私は幽霊だとかの存在を信じているたちで、

A子がそれなりに霊感があることはちゃんと知ってはいたのですが、

流石にこけしはないだろうよ・・・。

と思っていて、直ぐにその話はわすれました。




だけどその晩、私はA子の体験を身をもって知ることになったのです。




パチリと目が覚めました。

まだまだ暗い夜中です。

何時だろうと時計を見ようとした瞬間ギクリとしました。




体が動かないのです。




全身の毛穴が開き、そこから嫌な汗がだらだらと流れてきました。


まさか・・・。


と思い、そっと目をたんすの前にやると、立っていたんです、



こけしが!



ぞっとしました。

青い光をまとい、こちらをじっと見ているのです。

何処かで私の頭は、目をそらしてはいけないと警告していて、

朝まで私はこけしと睨み合っていました。

窓が明るくなって、部屋に太陽の光が入り始めたと同時に、

こけしはスゥっと消えていなくなりました。

ドッっと体から力が抜け、汗が一気に吹き出ました。

時間がたち、学校に登校しているとき、後ろからA子が声をかけてきました。




「K!昨日、出た?」



振り返った瞬間に言われたのがこの言葉で、A子は心配そうな顔で、

「大丈夫だった?」と聞いてきたのです。


私は唖然としました。


まだ何も言っていないのに・・・。と。

「どうして・・・?」

「そんな感じがしたの・・・。」


その後、A子はA子の母から聞いたことを私に話してくれました。


いわく、「こけし」は、「子消し」というらしいのだと・・・。

昔、親が子供を殺して、飢えをしのいでいたことがあり、

こけしはそんな子供たちを弔いの意味をこめてつくられたのだとか・・・。

学校が終わり家に帰って、私はすぐさま母親にこけしの由来をききました。

返ってきた答えはA子の話と違い、その話を母にすると

そんなわけないでしょう?と笑われました。

でも、私はA子の言っていたことが嘘には思えませんでした。

夜中から朝まで睨み合っていたこけしの顔は、確かに怖かったけれども

どこか悲しげで、何かを渇望しているように見えたからです。


あのこけしは、親に殺された子供たちの霊の集まってできた姿なのでしょうか?

それ以来、そのこけしをみることはありませんでしたが、

今もどこかに現れているのでしょうか?

今でも私は、ただただ子供たちが無事天に昇れることだけを願っています。

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深夜・禁じられた遊び
2002年9月9日/投稿者:トモ

これは、俺が2001年の夏休みの出来事です。

その日は38度という猛暑でした。

夜になっても一向に涼しくならず、ジメジメとした暑さだけが増していきました。

「夏休みに誰かの家に集まって遊ばないか?」

夏休みに入る少し前、唐突に話を切り出したのは友人のKでした。

Kの意見に俺とK、それにTとSが加わり話は決まりました。

いつもいっしょにいる4人組の話し合いの結果、8月に俺の家に泊りがけで集まろう と決まりました。

部活と共に1つの青春は終わりを告げ、約束の日は来ました。

テレビを見たりゲームをやったりバカなことやったりもりあがっていました。

と、そのときTが言い出しました。


「怪談でもするか?」


時刻は深夜1時。まとわりつくような空気。

全てが計算されたようなセリフでした。

その意見に反論する者はいません。

そして、禁じられた遊びは始まりました。

その後・・・・何が起きるか知らず に・・ S、T、K、俺。

そんなローテーションで話は始まりました。

実体験、噂、伝説。そんな話が20分も続いたころでしょうか?



・・・・カタッ・・・・


小さな音がしました。

その時はネズミかなんかだろうと誰一人、気にも止めませんでした。

やがて、辺りの空気が重くなりだしSが言いました。

「なんか・・・おかしくないか・・・・?」

誰も・・・・その問いに対し、答えられませんでした。

そして、その声を待っていたかのように(ドンッ)と、大きな音がしました。

「な、なんだよ今の!?」 Tが叫ぶ。

「しるか!!自分で考えろ!!」 Kがパニックに陥りながら答える。

「・・・・・もう・・・やめよう。」 俺の言葉に異を唱える者はいませんでした。

しかし、ここで俺達に安息を与えるのを彼等は許しませんでした


・・・・・ガタガタ・・・・・


ふすまが揺れだしました。

・・・ピシ・・・・・ピシ・・・・

陶器の割れるような音がしだし


ザ――――――― テレビが突然砂嵐になりました。


「どうなってるんだよ!?もうやめてくれ!!」 Sが叫ぶ・・・

普段、弱みを人に見せないSが・・・・

その時、俺は見ました・・・・




天井に張り付く無数の顔を・・・・




若い男、5歳くらいの子供、白髪の老婆、まだ高校生くらいの女性・・・・・・

その顔達の表情はどれも怒りに満ちていました。

「まだ生きたい・・・・死にたくなかった・・・・・なんで私だけ・・・・」

彼等の魂の叫びが聞こえてきたように思いました。

Kがそれに気づき天井を見・・・・SとTもそれにつられ・・・・・ 3人は固まりました。

いえ、彼等の放つ、不可視の波動により金縛りにあったのでし ょう。

俺は金縛りにはなっていませんでした。

それでも、眼前の光景に動けないでいまし た。

無限とも思える時の中、俺の中に一つの感情が生まれていました。

彼等を助けたい。

死してもなお苦しむその姿に俺は涙を流しました。

そして、俺は昔から霊に悩まされていたこともあり、

覚えていた般若神教を唱えだし ました。

長い・・・長い時間が流れました。

実際には10分も経っていないでしょう。

そして、彼等は消えました。

彼等が救われたかどうかは分からずじまいですが・・・・・

その後、俺達は眠れぬ夜を過ごし、次の日、近くのお寺で彼等の冥福を祈りました。

もう、迷わないようにと・・・・・

そして、俺は知りました。

自分でも気づかない内に俺は、霊が寄ってくる体質になっ ていたことを。

あの日の事件、それは俺が彼等の眼に止まり

その苦しみを分かってもらいたいが ために起きたのでしょう。

霊媒体質・・・・

それは、物珍しさだけで手に入れるのはとても危険で

それ以上に 悲しい力かもしれません・・・・

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蜘蛛夫人のお化け屋敷
2002年9月4日/投稿者:蜘蛛夫人

私はかなり、霊感が強いです。

私の友達(Tちゃん)も、霊感の強い人です。

家が近 いのでよく、遊びに来て、泊まっていったりしますが

彼女が言うには「君んちって、よくまあ色々集まるね〜。
人畜無害ってのがほとんどだけど、よく平気だね〜」ってくらい。

「昔からだからね〜気にしちゃいないよ〜」と私。

「寺町の真ん中に住んでいるんだし、
ちょうどうちはソウユウモノの通り道があるんだし仕方ないじゃん。」

「そ んなもんかね〜」

Tちゃん曰く、「お化け屋敷」

でもね、時々は物凄 いモノが来てしまうことがあるんです。

2年前は悪魔。

悪魔に、私が首を絞めて殺されそうになった時Tちゃんに助けてもらったんです。

「苦しぃぃ〜」て叫んでる私の声で、遊びに来てたTちゃん、階段を駆け上がってきて

自分のアメジストのお守り を悪魔に投げ、アメジストはばらばらになり

悪魔は私から離れました。

「今の見 た!?あれ悪魔だよ、よく絵にあるでしょ。
尻尾がとがってて、羽のある奴。怖かっ たよ〜」

「いま、そこの窓から出て行ったよ。そこで入り口でしょ?」

「あ〜そこね。そ うだよ。みんなそこから出入りするのよ。
もうひとつは玄関。その窓ね、一番、鬼門に 近いし・・・」

半ばあきれたような顔をしてTちゃんが言いました。

「出入り口が分かっ てんなら、何か魔よけおかなきゃ。そのうち殺されるよ。
首の周り、絞められたあと ができてる。わかってるの〜???」

「魔よけのにんにく置いてあったんだけどカピカピになってたから取り替えようと思ってて
今は置いてない。」

「馬鹿だね〜早く新しいの、置かなきゃ危ないよ」

このあと、すぐ2人で、にんにくを買いにいき、窓辺にぶら下げました。
(にんにくを嫌うのはドラキュラだけじゃないんですよ。霊たちも嫌うよ うです。)

最近の話では、火の玉が部屋に舞っていました。

寝ていたら髪の毛を引っ張られるような感じがして

「危ない!!!」と思ったらもう遅かった。

自分の体が浮いている様 な感じがして部屋の中を引き摺られてる。

目を開けたら火の玉がフワフワ舞っているのが見えました。

声を出そうとしたら出ないのです。

それでも無理に声を出したら、 なんとか声が出そうなので

お不動様の御真言を唱えました。

繰り返し唱えていると、 火の玉は何か嫌がるように激しく動き回り

わたしも部屋の中を激しく引き摺られタ ンスにぶつかり、それでも御真言を唱えました。

そのうち火の玉は諦めたようにす〜 っと消え私も気を失ってしまいました。

朝、目がさめてから「嫌な夢だったな」って 思ってたら

夢じゃなかったんです。

だって、タンスにぶつかった時にできたらしい痣が ちょうど右手首にあったんです。

その日はお不動様にお参りに行き、御払いをしてもらいました。 

こんなのは滅多に無いけど(2〜3年に一 度位)物音、足音、不思議な影,ets・・・

は日常茶事、驚きもしなくなってますね。

それとうちには番犬が夜になるとくるんですよ。

3年前に17歳で亡くなった、プッチが階 段の下の玄関の前で夜番をしてくれるんです。

恐ろしい物が入ってこないよう に・・・。

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行方不明者
2002年9月9日/投稿者:VURT

これは、完全な実話です。

実際に怪奇現象なのかどうか、自分でも分かりません。

私は病院で看護婦をしていますが、先日ある男性患者が病院からいなくなりまし た。

「親の墓参りに行く」と医者の許可は取っていたのですが

その後病院に荷物を残し たまま全く連絡がありません。

おそらくは自己退院だと思われます。

身寄りがない方のため、

一応患者の友人らに連絡を取って、警察にも通報しました。

数日後、夜勤の申し送りの時に電話番の事務員から

「○○さんという方(失踪した 患者の名前)からお電話です」といわれ

電話に出たところ、すでに電話は切れてい ました。

また掛ってくるだろうぐらいに思って、他の看護婦と申し送りを再開したところ

「とん とん」とナースステーションのドアをノックする音が聞こえました。

すぐに廊下に出たのですが、誰もいませんでした。

そのノックの音はその場にいた 看護婦3人がはっきりと聞いています。

この話は、これで終わりです。

その後、警察から何度か連絡がありましたが

失踪した患者さんの行方はまだ分かりません。

彼の友人たちのところにも、何の連絡もないとのことです。

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花子さん
2002年8月30日/投稿者:不思議猫耳

花子さんはよく聞くお話ですがそれは私が小学2年生のことでした。

その時の事はばっちり覚えています。

あんまり怖いとゆう話ではないのですが

私の唯一の恐怖体験ですので聞いてください。

私はもともと怖い物好きで有名でした。

そんな私はある日急にお腹が痛くなりました。

それで先生に言ってトイレへ行かせ てもらいました。

その時の時間は体育で、校庭で2年生全体が運動会に向けて練習していました。

「〇〇ちゃん大丈夫?」

と友達が心配してくれましたので、微笑んで大丈夫とトイレへ向かったのですが

校庭のトイレは清掃中で使えなくて

しかたなく先生の許可を もらって二年生のトイレへ向かいました。

二年生のトイレは3組まである二年生の教室の

一番隅でちょうど3組の前にありました。

お腹の痛みに苦しみながらなんとなく

一組一組眺めながら歩いていましたが3組 ともの教室には誰もいませんでした。

「あー・・・でも、誰もいないってことは授業さぼれるんじゃ???」

そんなことを呟いてトイレにつきました。

その日のトイレはなんとなく、薄暗くていやな感じでした

電気をつけたのですが中途半端について怖いのです。

だからつけずに入りました。

「はぁ・・・なーんか、なさけないなぁ。」と呟いて私は便器にしゃがみ込みました。

すると、なんだか生臭い臭いがしました。

魚の臭いというか・・・トイレには無い臭い でした。

ふと私の耳にこんな声が聞こえたのです。

「私は花子・・・あなたは?」 女の子の声でした。

私はヒッとすぐさま、ズボンを上げて戸を開けようと思いまし た。

だけど開かないのです、別に鍵はさびてなんかいないし、すぐ開くはずなのに

「ちょっ!?なんで開かないの!?あっあけて!!!」

戸を蹴ったり叩いたりしましたがびくともしません。

そのとき


―――キーンコーンカーンコーン。


学校のチャイムが響きました

このトイレに来たのは授業始まって数分前なのでなるはず無いのに・・

ということは私の頭には浮かびませんでした、それどころでは無 かったのです。

キィ〜ン〜コォ〜ン〜カ〜ン二度目のチャイムが鳴りました。

すると”ばたんっ”と戸が突然開いて私は向かいの トイレの壁に頭を打ち付けました。

「あ・・ぁ・・・。」私は涙目になって教室へかけだして行きました。

みんなが授業が終わって帰ってきたところでした。

友達にすがりついて私はその話をしました。

この話はここで終わりです。

長くてつまらない話でしたでしょうが一つ言い忘れたことがあります。

私がトイレに向かった時間は4:42分ほどだった様です。

つまり私がトイレに入っ た時間は4:44分ほどだったことです・・・

4:44分は不吉の時間といわれていたらしいのです。

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死体安置所
2002年8月29日/投稿者:みっき

1999年2月。真夜中に緊急の電話で起こされました。

「おじいちゃんが、亡くなった」

まぁ、もう年だったし 一言「じゃあ、葬儀の取次ぎをしなくちゃね」

私は諦めて、おじいちゃんの遺体を引き取りに、横浜市金沢区の病院に向かった。

しかし、そこには警察官がいて

「悪いけど、仏さん・・発作で亡くなったでしょう?警察署まで来てくれないか?」

「解りました。おじいちゃんを早く家に連れて帰りたいんですけど…?」

「仏さんが来てくれなきゃ意味がない」

「ってことは、ジイちゃんも、連れて来て欲しいって事?」

「まぁ、そうですね」

私は葬儀屋に頼んで一度おじいちゃんを、警察署まで運んでもらった。

車で後から来た、従兄弟たちに色々指示していると、警察官が

「遺体のご確認を」

そう言われて、駐車場入って左手にある、お粗末なつくりの遺体安置室に目を向けた。

従兄弟のアキが・・

「みっきちゃん…」

「解ってる。入ってこなくていいよ」

「恐い」 仕方がない。

私は、ゆっくり、安置室まで歩いていくと まず、女の人が

『私…帰りたいの』

と、声を掛けてきたが、無視した。

目を思わず背けたくなるような、形相で足がすくみかけた。

私は、安置室の前に立つと

今にも、頭がおかしくなりそうなほど、いる。

事故死した人や、殺された人、何故だか、はかない、寂しいところだった。

「おじいちゃん…早くおうちに帰ろうね」 そう声を掛けて、出てきた。

何故か、その安置室には鏡があったのですが・・

そこには出入り口を塞ぐような形で、男の人が立っているのが見えました。

見えないフリをするのがやっとです。

恐い。

早く行かなきゃ。

鏡の向こうから手が伸びてくる。

その腕を、振り払うように、外へ出て目をギュッとつぶったのですが・・

一台のグチャグチャになった、バイクがありました。

そこに、その血まみれになった、右腕のない男の人が立っていました。

警官に 「ア…あの、バイクは…」 「いやぁ、昨日深夜に交通事故でして…」

「そうですか・・その方って、亡くなったんですか?・・」

「お話は出来ませんけど・・まぁ、酷い事故でしたから」

私は、自分の車を運転しながら、おじいちゃんを乗せた霊柩車の後を走りました。

従兄弟が・・ 「みっきちゃん・・いる」

「解ってる、ほっとけ、構うな」

「・・・・」

従兄弟が後で見たのはみっきの腕を掴んで放さないその男だったらしいです。

葬儀が始まり、火葬が終わるまで、みっきは右腕が上がらず、熱も40度あった。

右腕の上腕骨から引きちぎれるよう痛みを感じながら、

吐き気と高熱にうなされて

火葬が終わり、落ち着くまで、痛みは取れる事はありませんでした。

その後、おじいちゃんの49日が済むまで、みっきは腕を吊る羽目になり

毎日、おじいちゃんの冥福と、その名も知らない男の冥福を祈りつづけました。

警察署の遺体安置室・・

そこは、病院よりも生生しい体験を強いられるところかもしれないです。

実際、警察官も入りたがっていませんでした。

もしかしたら・・今日も誰かが誰かをうらやみ・・

安置室で、自分の死んだ理由を・・・

殺された理由を 問わずにいられない、モノがいるのかもしれない。

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賽の河原
2002年8月26日/投稿者:蜘蛛夫人

今から、14年前の事です。

妊娠8ヶ月の私は、散歩がてら借りていたビデオを返しに出かけました。

ビデオを返し家に向かい歩き始めました。

5月のからりと晴れたとても気持ちのいい日でした。

「さて、おうちに帰ったらご飯食べてお昼寝しょう。あっ、牛乳買っていかなきゃ」

そんなことを考えながら、コンビニに入ろうとしたとたん足元がグラリとゆれ

立っていられないほどの倦怠感とめまい、

悪寒、吐き気までが一気に襲い掛かってきました。

ドアの前に座り込んでしまった私に

気が付いた店員さんが、親切に家まで送ってくれました。

家に着いた私は、 這ってベットまで行き、横になりました。

時計を見ると午後2:00くらいでした。

目を あけていると天井がぐるぐる回っているような気がするので、目をつむりました。

そ していつのまにか眠ってしまいました。

ふっと目がさめるともう真っ暗で、時計を見 ると午後9:00でした。

「あぁ〜こんな時間!!ずいぶん寝たな〜今夜は眠れない な」

と思いながら天井を見ました。

その次の瞬間、すっ〜と体ベットの中に引き込ま れていくような感じがし

天井がくるくる回って何も見えなくまりました。

気が付くと今 までみたこともない場所に立っていました。

「あぁ、河が流れてるここ何処?」

そこは、大きな川原でした。

河の 向こう岸はとても険しい岩山がそびえ、空の色は怖いくらいの群青色。

「いつの間 にこんなところにきたんだろう ??」

しばらく、ぼぅっとしていると、遠くの方から灯りが近づいてきました。

小さな、子どもたち が提灯を持って一列に並んで歩いてくるのです。

「ここは賽の河原なんだ。」そう思 いました。

すると、誰かが私の手を引き「早く行こう。いけなくなっちゃうよ。」

と言う のです。

顔が全くわからない子どもが3人私を囲んでいます

「さあ、提灯もって、早く 行こう」

言われるままに、子どもたちについて行きました。

ついた場所は岩屋でし た。

その中にはいると、そこはあたり一面、

蝋燭がともされていて、きらきらと輝いていました。

真ん中にお地蔵様があり、子どもたちが提灯から蝋燭を取り出し

お地 蔵様のまえに立てています。

すると次の瞬間子どもが光に包まれ、す〜っと空へ上 って行くのです。

「生まれ変わったんだな」と思いました。

私をここに連れてきた子ど もたちが

私に「早く、蝋燭上げて、一緒に行こうね」

言われるままに蝋燭をお地蔵 様に上げようとした時

急に岩屋が崩れ、

蝋燭がきえてあたり一面火の海、子供たちも消えてしまいました。

恐怖のあ まりたちす組んでいると

「ここは、お前がくるところではない。はやくかえれ!!」

と言う大きな声がしました。

われにかえり前を見ると、お不動様が立っていました。

「早く帰れ!!」

次の瞬間、私は、冷や汗をべっとりかいて、ベットに寝ていました。

慌てて時計を見ると針は、午後9:00をさしていました。

私は、賽の河原で流産した子どもたちに逢ったのでしようか。

私はお不動さまに助けられたのです。

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足元に
2002年8月25日/投稿者:みっきちゃん

これは、某運ちゃんのお話です。

長距離運送から帰ってきた、和さんはいつものように

伝票を整理して事務所に 帰ると社長から

「悪いんだけど、これから新人の教育にまわってくれ」 そう言われて

仕方なく 「はいはい」 そう答えて、大型のユニック車に新人の大君と乗り込んだ。

疲労ですっかり疲れきってはいたものの

仕事だから仕方がないと諦めナビシート に腰を下ろして

「今日の荷物…何処までだい?」

「はぁ…千葉県の●町です」

和さんは(新人に初っ端から、行かせるか?あそこに?)

一瞬帰りたい気持ちを抑えて、仕方なく車を出させたそうです。

二時間走り、運転にも問題はなく「一人でも大丈夫だろう?」

と笑って話をしていたそうですが・・あるトンネルに差し掛かり

「言っておくけど、トラック乗ってるといろんな経験するから、これもその一つだ と思って」

和さんには見えていたそうです。

男の人がトンネルの出入り口に5人立っていたのを

訳の解らない大君は

「はぁ。でも、和先輩・・あの・・・トンネルの向こうに人が立ってませんか?」

「いいから、アクセル踏んで、絶対に目線を合わせるなよ」

それだけが精一杯のアドバイスだったそうですが

大君はトンネルの出入り口でトラックを止めてしまったのです。

和さんは、「馬鹿、何で行かないんだよ!」

大君は慌ててフロントを指差し

「でも、先輩…あの、人が立ちはだかって・・」

そこには、血まみれになっている男がジッとこちらを見ていたそうです。

「人じゃない!」

和さんは大君をどけて運転席に座ろうと

「どいてくれ、ここからは俺が運転する」

そう言ったが大君は「動けないです」

「・・・」

足元は見なくても解ったらしいです。

男たちが、アクセルに乗せた足をめいっぱい掴んでいたそうです。

男が和さんと大君の間に座り、トラックを動かそうとして、ギアに大君の手が置かれ

必死の大君の抵抗も空しく、ゆっくりとトラックは動き出した。

「冗談じゃない」左手はかなり高い崖で

大型で突っ込めばいとも簡単にガードレールは突き破れる。

必死に抵抗をし、何とか、和さんはクラッチを切り、ギアをニュートラルにし

サイドを 引いて止めたらしいです。

しかし、背後のベッドには、5人の男たちが血まみれで座り

じっとトラックが動き出すのを今か今かと待っていたようです。

和さんは「時間内に荷物を届けなきゃ罰金。
仕事がなくなる。幽霊ごときに構ってられるか!!」

そう言いながら、大君を押しのけて、そばに伸びてくる男たちの手を振り払いながら

トラックを出したそうです。

大君は、それからトラックを運転する際には

無線で「出る場所」を確認してから入 るようにしています。

和さんは「恐いけど仕方がない。
トラックの運ちゃんによくポックリ病で亡くなる人が いるけどさ・・
案外そいつらの仕業かもしれないね」と、笑ってました。

みっきは和さんは、怖くないのか?? と聞くと

「恐いけど仕方がない。この世に未練を残して、死なないようにするだけだね・・
あとは気を強く持つ事。みっきは・・連れてくるタイプなんだよな・・増えてるよ」

増えてるって言うな!!

みっきはいつも、三人、四人拾ってくるらしく毎回厄介な事に巻き込まれてます。

これも、縁でしょう。

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ギャンブラー
2002年8月25日/投稿者:水遠

これは水遠が大学1年生か2年生の時の話・・

ある日、友人と共に近くのパチンコ屋に行き、この台で打てと言われ

左横には友人が座り静かに打っていました。

断っておきますが、水遠はパチンコは全然やらないし

ただの暇つぶしで行ったんですよ。

そのフロアには約100台位のパチンコ台があるものの

客はそのフロアに水遠たちのほかに2,3人いるくらいです。

上のフロアは結構人がいるんですけど

昔の機種がいっぱいあるそのフロアには活気はありませんでした。

友人としゃべったりタバコを吸いながら悠々とパチンコをしていたのですが

全然引きがなくそろそろ帰ろうかなぁ〜って思ってきたその時・・

水遠の視界の一番端であることが起きました・・

当たるとしたの口から玉が出てきますよね?

あそこに・・・

煙が・・スーーっと吸い込まれていくんです・・?

なんだろ?って思ってそっちに振り向いても煙はありません。

で、もう一回自分の台を見直すとまた煙がスーーって入っていくんですよね。

ちなみにその時は二人はタバコを吸っていなかったし

両隣の台を見ても灰皿にタバコはありません。

無論自分の台にもタバコはありません。

しかし、それからしばらく煙は下の口に吸い込まれていきます・・

やがて消えたときには閉店の時間で、友人に話したけど

「またかよ」の一言・・・
(友人には水遠には霊感がちょっとあるって話をしました)

しかし、別段2人に何も異常はありません。

あの煙はきっと霊がパチンコをしに来てたんでしょう。

何せ、だいぶ昔の台らしかったのでね。

しかし…出たのかな?

やっぱり、地獄の沙汰は金次第なのかな。

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どこにあるの?
2002年8月24日/投稿者:みっきちゃん

これは、実話です。

住所も調べれば解るし。

でも、NETが一般家庭に普及してる 今

「そこ」に、お住まいの方の事も考えて、あえて書きません。

今から、四年前(1997年5月)。

私はある雑誌のライターをやってる彼に

「実は、今度さ、夏の特集で恐怖体験をやって欲しいってことで
●●編集部から依頼が来てるんだ」

「へぇ。やるの??」

私は、彼がいつもより「この手」の仕事を避けたがってるように見えました。

いつもなら「たいした事ないだろ?きっと」とケタケタ笑ってるのですが・・

この日ばかりは、絶対やりたくないと言う感じでした。

彼は、某有名神社に神主の兄を持ち、

自分自身はかなりの霊感を持ってる人です。

私が体調を崩している時、それを言わなくても

どのくらい体調が良くないかを把握 できてしまうくらい「回りの霊と話せる」らしいです。

その彼が、固まるほどの霊・・

彼の、手元に置かれた一通の便箋が目にとまりました。

「●●編集部御中」と書かれていました。

私は、その便箋を取り上げて・・

「行かない方がいいかもね」

そう言うと、彼は、頷くだけですが

「これ断ったら、●●編集部の仕事取れなくなる よ…」

と落ち込んでしまいました。

行かない方がいい。これは直感でした。読者の投稿でした。

内容は・・「●●編集部ご担当様私たちの家に、毎日変な現象が起きます。
調査に来てください。(中略)  そして、助けてください。
東京都八王子市●●町●丁目●番地●号
朝倉 沙央里(仮名)
菜々子 (仮名) 」

翌日、私は彼に付き合って、仕方なく八王子の某マンション前にいた。

彼は部屋の番号も見ずに

「あの、三階の左から●番目の部屋だよ」

「どうして解るの?」 「人が…いや、呼んでる?ちょっと違うかなぁ?おかしい・・」

「 恐いとかそういうんじゃ ない・・いつもとここ違う現場だよ」

「空気がかなぁ?とりあえず行って見よう」

家主はげっそりとした顔つきで私たちを出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ。お待ちしてました。どうぞお上がりください」

彼は「具合良くないんですね」それだけ言った。

私が見ても

確かに出迎えてくれた、朝倉姉妹は具合が悪くて仕方がないって感じだった。

部屋に入った直後、悪寒が走るのを覚えながら

私は気が付かずに彼の背中のシ ャツをギュッと握り締めていた。

彼は、解っていたように、私の手を握りペシッと額を叩くと

「これは助手って言うか、連れなんですけど・・

女性だけのお部屋だと言うことで、手伝いに来まして、私と共に調査いたします」

「そうですか」 今にも消え入りそうな声だった。

二ヶ月前、この家を購入したらしい。

そして住んでは見たものの、

毎日毎日昼夜関係なく「それ」は辺りをウロウロするらしい。


いる。 何かが動いてる。


彼は姉妹の話を聞いてる最中も・・落ち着かない様子だった。

「・・・」

私も彼も終始無言だった。

部屋全体にもやが掛かっているように霞、何処からか、蒸し暑い空気が漂う。

夜になり、帰ろうとしたが姉妹が

「泊まっていきませんか?夜のほうがわかり易いと思いますから」

3LDKの部屋は生活感がなく

まだダンボールに入ったまま手をつけていない荷物も、いくつか置かれていた。

私と彼は、玄関そばの8畳くらいの部屋に案内されて

そこで一晩ドアを開けたま ま雑魚寝することになった。

夜中一時をまわった頃、蒸し暑さに目が覚めて彼を見ると、うなされていた。

「大丈夫?」 「ああ。平気だよ…けど…」 「なにか…いる…」 「解ってる」

彼はギュッと目をつぶって、私を抱きしめて

「頼むから…あっちへ行ってくれ」 私も、恐怖で声が出なかった。

彼の、直ぐ横に・・細くて白くて・・・・

水の滴る音と共にゆっくり・・目を上にしていくと・・・

くびれた細い腰・・・綺麗な胸があった。

そ・・その上は・・・・・・・なかった。

何も。

右手がこっちに伸びてきて・・ 「あ・・・」

あっちへ行って!! こっちにこないで・・・・

彼は私の身体を抱きしめたまま「見るな」それだけ言った。

それは、ゆっくり手探りで何かを探す動作をしていた。

そして、私の横を通り過ぎて廊下へ入っていった。

気が付けば、全身筋肉痛で、動くのもやっとと言う感じだった。

彼は余りの恐さに、ここにいたくないと私を連れて近所のコンビニへ行った。

「さっきの・・・」

「強烈だった・・・あそこにいたらお前、連れて行かれるぞ」

「何処に?」

「決まってるだろう?・・お前の頭を探してた。

だから、抱きしめて隠してたんだよ」

「イツまで、探してるのかなぁ?」

「解らない」彼は呆れた顔して、私を見ていた。

次の日、私と彼は、姉妹に 「女の方、他に住んでいませんでしたか?」

と聞いてみたが心当たりはないと言う。

不動産屋は姉妹が聞きに来たわけじゃないから

話す義務はないと言うことだっ た。

新聞で調べると そこには今から三ヶ月前

姉妹が入居する一ヶ月前、女性が変死したらしい。

全裸首なし腐乱死体女性発見される。

東京都八王子市●●マンションに住んでいた

女性が入浴中に倒れ、死亡。

尚、倒れた際に追い炊き中の浴槽へ頭を落とした状態にあり

頭部は熱湯の中で 溶けてしまったらしく白骨状態だった。

ぞっとするような、内容がそこには書き綴ってあった。

今もなお、あの女性は、首を探して

昼夜関係なく長い髪の自分に合う「頭」を探し 求めているだろう。

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1人にしないで
2002年8月24日/投稿者:水遠

この話は、水遠が中学2年生の時に体験した実話です。

水遠は少しながら霊感があると思われます。

今までも怖くないながらも稀に霊を見ることがありました。

この話は水遠が経験した中でも一番印象に残ってるいる体験談です。

バスに揺られ着いたところは東京都のある林間施設。

近くには川が流れつり橋のかかったきれいな所でした。

林間学校お決まりのコースで川で遊び、飯盒で御飯を作り

キャンプファイヤー等で 盛り上がっていました。

水遠と友人Yは他の悪友を連れて、消灯時間が過ぎたら

タバコを吸いに行こうと約束し、一旦部屋に戻り

荷物の中からタバコとライターを取り出し教師が行き過ぎるのを待ちました。

(消灯時間になると部屋を見回りに教師が徘徊する。)

教師は行き、宴会場へと向かいました。

「これでしばらくは安心だろう…」

水遠はそう思い、先につり橋に到着して友人Yを待ちました。

他の友人たちはもう吸い終わり帰った跡がありました。

友人Yの到着を待って、色気づいてきた女達の噂や

猥談などに勤しみながら、箱の中から取り出したタバコに火をつけて

しばらく友人と語っていました・・・


ピチャン・・・


突然後ろで水がどこからか滴り落ちて、溜まった水の中に落ちる音がしました。

それは、水遠にしか聞こえてなかったらしく、また語ることに没頭しようとした

その時!!


バシャッ!!!!


今度は何か大きなものが水に落ちた音がしました。

水:「石か?」

Y:「そうじゃねーの?」

水:「でも、それにしてはでかくねー?」

Y:「…なぁ?」

水:「あぁ?」

Y:「なんか…俺らのほかに誰かいねーか?」

その時・・

確かに誰かの息遣いが聞こえました。

でも、それは川のある…まさに、川の真中で聞こえるのです。

その時もまだその息遣いが聞こえていました・・静かで・・

皆がいたら聞こえなさそうなのに、

耳の奥でまるでそこに何かがいるような・・

凄く近くでその息遣いが聞こえるのです。

思わず水遠はタバコを落としてしまいました。

どんどん近づく息遣い・・

しかし、聞こえぬ足音・・

水:「ひょっとしてやばいか?」(小声)

Y:「逃げるぞ・・」

1人にしないで・・

次の瞬間Yは走り出し、水遠も走り出し部屋へ向かって走りました・・

しかし、水遠は何を思ったか振り返り、確かに耳のそばで聞こえたその声は

かぼそく悲しそうな20代後半位の女性の声でした。

水の上を音もなく歩く青白い姿の女性。

まさにその人の声でした・・・

これはきっと水遠にだけ聞こえたのでしょう・・

待って・・1人にしないで・・・

離れないでいつもそばにいて・・

私も・・貴方のそばにいるから・・

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迎えに来たお婆さん
2002年8月23日/投稿者:てう

これは私が3年程前に実際に体験した話です。

その日はなんだか寝苦しい夜で

私が眠りについたのも真夜中の2:00を過ぎていました。

そしてふいに足元が寒くなったのを感じ、目を開けると玄関に立っていました。

おかしいですよね?布団で眠ったはずなのに・・・

寝ぼけてここまで歩いて来てしまったのかと思い

2階にあがると私の部屋の扉は大きく開いていました。

寝ぼけて歩いたにしても開きすぎなのです。

びっくりしておそるおそる、部屋に入ると、そこには 私が眠っていました。

なんと私は幽体離脱していたのでした。

よく見ると、足首から下の足はなく、透けているのです。

私は、昔から霊感のあるほうですし、こういうことも何度かあったので

今回もそれと同じだろうと思っていました。

しかし、その日に限って外へ出たくなるのです。

幽体離脱とは

本来なら自分の体から離れすぎると自分の体に戻れなくなるので

外などには出ないほうがよいのですが

その日は無性に外にでたくてでたくてしょうが なくなりました。

と、ゆうか、誰かがよんでいるような・・そんな感じがしました。

私はそのまま下の階まで下り、外へ出ました。

幽体離脱していますし、体は物体を通り過ぎました。

外へ出ると、門の前に白い着物を着たおばあさんが正座しているのです。

門のまえといえども、ここは私の家の敷地ですし

私は少し不信に思いながらも、声 をかけました。

うちは子供避難所指定をうけていましたし、もしかしたら

道がわからなくなり、うち にきたのかもしれないと思ったのです。

・・後々、考えてみればおかしいんですがね・・・

こんな真夜中に道に迷うなん て・・・

「あの・・どうかしたんですか?」

するとお婆さんはゆっくりふりむきました。

何処かで・・見たことのある顔でした。

「ここ、うちの敷地なんですよ?」

「・・○○小学校へ・・」

「え?」

「○○小学校へ・・イキタイ。」

お婆さんはたどたどしく言葉をはっしました。

○○小学校とは家の近所にある小学校で、

私の家からは徒歩10分くらいでつく距離でした。

お婆さん一人でもいける距離だと思い、

私はその小学校までの道のりを説明したのですが

その話のとちゅうでもおばさんは呪文のように

「○○小学校に行きたい」

とばかり発しているのです。私は少し、あきれていました。

きっと寝ぼけて外へでて道にでてしまった痴呆のお婆さんなんだろうなと思い

私はお婆さんに 「家は何処なんですか?」 と聞いたのですが

それには答えず、「○○小学校へイキタイ」 といってばかりなのです。

私はそれほどまでにいきたいのなら・・・と思い

学校へ案内する事にしました。

道を教えても聞かないし、家もわからない。

でもこのまま放っておくわけにもいかなくなりそう決断したのでした。

「お婆さん、私が案内するから一緒にいきましょうか」

おばあさんの呪文のような言葉がとまりました。

急に顔を上げまっすぐに私の目を見て

「絶対に離れないでね。」

と、手をぎゅうっと握られたのです。

変な感触が体に走りました。

びっくりして手を離そうとしたのですが、お婆さんの力は思ったより強く離してはくれません。

「絶対、離れないでね。一緒にきてね。」 そう何度もいうのです。

私は少し怖くなったのですが、きっと今まで一人で生活してきて寂しいのかもしれない

と急にお婆さんが可哀想に思えてその手を払うのをやめました。

「大丈夫、ちゃんと案内しますよ」

するとお婆さんの手を握る力は少し柔らかくなりました。

私はホッとして小学校へ向 かい歩き出しました。

学校へ向かう途中、色々な人に出会いました。

面白いことに私と同じように幽体離脱した人達が歩き回っているのです。

皆、足首から下はなく、流れるようにスゥっと歩いているのです。

私はふとお婆さんの足に目をやりました。

お婆さんには足がちゃんとあります。

あれ・・・?

幽体離脱じゃない・・?

じゃぁ、お婆さんは?

色々考えていると、交差点の信号に引っかかりました。

夜だし、車の通りも少ないのですが、

お婆さんも一緒にいたので信号無視はやめま した。

交差点でとまっていると、後ろからもの凄い殺気を感じ、振り向きました。

霊がいるときのあの気持ち悪い感じが背中を走ったのです。

そこにはピンクのスーツをきた女の人が立っていました。

彼女の形相は凄く、お婆さんを睨み付けています。

お婆さんは知らん顔という感じで遠くを見ています。

その女の人もお婆さんと同じように足がありました。

白いハイヒ ールを履いていました。すると彼女は突然

「私がついてくから」 というのです。

どうやらお婆さんに話し掛けているようでした。

しかし、お婆さんは遠くを見ています。

私は 「あの・・私が連れてくので・・おかまいなく・・」

自然とそんな言葉が口から発せられました。

すると彼女はその怖い形相を私に向け

「その手を離しなさい!」

というのです。

お婆さんとつないでいる手を離せというのです。

「え?」 と私が戸惑っていると、彼女は近寄ってきていいました。

「早く!その手を離しなさい!」

「え?でも・・・」

「早く!!」

「あの、でも、私、ちゃんとついてくって約束したし
それに小学校までなんでもう ここから何分もないんで・・」

小学校はもうすぐそこに見えていました。

横断歩道を渡ればもう小学校です。

しかし、彼女は 「早く!わからないの?!手を離しなさい!」

彼女はもの凄いケンマクで私に近寄ってきます。

丁度信号が変わったので私は走って逃げようとしました。

ところが ガシッ! と腕をつかまれ

「早く、離しなさい!」

彼女の手はとても冷たく、寒気が足元から上がってきました。

「きゃぁ!」 私は思わず、声を上げ、お婆さんの手を離しました。

すると、辺りが急にパァっと明るくなり、私の目の前にはいつもの天井がありまし た。

ベットに寝ていたのです。

「ゆめ・・?」 と思い、ボーっとしていると急に母が私の部屋に入ってきました。

お昼過ぎの2:00丁度でした。

「どっどーしたの?急に入ってこないでよ!」

「ご免ね、急に3軒先のお婆さんが亡くなって
お通夜の手伝い行かなきゃならないから、あんた留守番しててよ。」

「・・え?!」

「留守番お願いね!あんたしかいないから。」

「・・ちょっとまって!あたしも行く!」

私は妙に気にかかったので私もいくことにしました。

そして、お線香を上げるため、お婆さんの遺体の前に行くと・・・私は絶句しました。

昨日、家の前に座っていたお婆さんだったのです。

私はあのままお婆さんについていっていたら・・・と思うと今でも寒気がします。

そして私をあの女の人が助けてくれなかったら・・・・

あの女の人は一体、誰だったのでしょうか?

今でも疑問です。

そして、余談ではありますが、○○小学校の前はその場所にお墓があったのです。

ありがちな話だと思われるでしょうが、これは事実です。

その証拠に小学校の前には少し離れた場所に墓地があります。

小学校をたてるというので場所を移動させたとか・・・・

その小学校は昔からウサギをかっても大量に惨殺されたり

インコが何故かトイレの「太郎さん」がでると噂された場所で死んでいたり

動物が必ずといっていいほ ど、腐乱死体であがるのです。

そして、先生方も生徒も、夜中の8:00を過ぎたら誰も近づきません。

女の幽霊がでるという噂があるのです。

あの場所は・・霊の集まる場所なのでしょうか?

そして、霊界に繋がっているとでもいうのでしょうか・・・?

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