GHOST TAIL

JuJu:怖い話と百物語

怖い話:1話〜40話

訪問者の方々からお寄せ頂いている現在も増殖中の「怖い話」。
あなたも参加してみませんか?(都市伝説や心霊以外の恐怖も歓迎です)

オシマイ

Line

シューベルト
2002年6月16日/投稿者:かなた

私が小学校3年の時の事です。

音楽の授業で音楽室にいました。

帰りに男子が机に上って壁の音楽家の絵に落書きしようとしていました。

ガタンッ

「うわああああああっっ!!」

なんだか皆大騒ぎなのでどうしたなか聞いてみると・・・

「●●君がシューベルトに落書きしようとしたら目が動いて額が落ちてきたんだって。」

ホントかどうかは定かではありませんが・・・

彼は頭を3針も縫う怪我をしました。

やはり何かのたたりなのでしょうか・・・

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岩淵水門
2002年6月9日/投稿者:うさぴょん

私がオートバイに乗っていた頃の話です。

当時男女含めて6人程の集まりで

クラブと言うよりも

気楽に楽しんであちこちと オートバイでツーリングを楽しんでたのです。

その時もOLの私やサラリーマンのS君や皆社会人になてたので

仕事が終わって晩御飯を一緒に食べて、少し近くを走ることになりました。

神谷陸橋から環七に入り本当はそのまま鹿浜橋を渡る予定だったのに

先頭のHさんが だいぶ手前の信号で左折してドンドン走って行ってしまったのです。

もちろん皆は住まいが地元なので

道の様子は分かってましたからついて行くのには困りませんでし た。

でも、それまではHさんは後ろの皆の様子に気を付けたり

スピードも安全速度だったのに、とっても変 でした。

距離にしてだいたい5キロか10キロそこらの間でしたけど

信号を左折してから工場の区画を通り過ぎる と土手にぶつかります。

また左折して土手沿いに少しいくと

右手に坂道があり土手の上に出られる様になっているのです。

信号はありません。

土手に上ってからは勿論街灯は殆ど無いので、

1ヶ所だけとても気を使う場所があるのです。

土手は真っ 直ぐな所から、水門の橋の所付近の

くねっと曲がっている上に柵が造ってあるので車1台分の幅しかな いんですが

Hさんはぐんぐんスピードを上げて近づいていくんです。

そこだけ街灯が本当に1個だけぽつんとあって、

ぽっと橋の上だけ明るいのが嫌な感じでした。

でも周り の風陰気がそんな感じなので、なるべく前のN君の背中を見て走ってました。

水門を過ぎると122号にぶ つかる。

川口市と北区赤羽を結ぶ橋の赤羽寄りに出る場所です。

122号の川口方面から来て、土手に降りて行く車と

土手から122号の赤羽方面に行く地点

殆ど車の流れは切れ切れになっててガラガラだったのに

そこで先頭のHさんは122号から曲がってきた車とぶつかりそうになったのです。

ライトの明るさで見えないはずは無いのに、道の中央よりに走って行くから危なかった が

一時停止を無視して122号に飛び出していきました。

結局前の2台はどんどん飛ばして行って、私を含む4台はそれなりについって行き

最初の集合場所で食 事をしたファミレスまで戻りました。

たかだか20分〜30分のツーリングでしたが、すごく疲れてました。

1日300キロ〜350キロのツーリングをこなすクラブに入っている私が

ボーっとするぐらい疲れてました。

駐車場にバイクを止めて、皆に続いて中に入ってから腕に鳥肌が立ってました。

「どうしたの?」

「又戻って来たね」

「いきなり岩淵水門に行くんだもん、びくりしたよ」

Hさん以外が皆それ ぞれどうしたのか口にするとHさんは言いました。

「行きたくて行ったんじゃない」

「橋のところ見たやついる?」

Hさんのすぐ後ろを走っていたKさん以外は見てないと答えたけど

何だか分からずに説明が始まるのを 待った。

結局分かったのは、信号を左折した所から122号の橋桁を通りすぎるまで

Hさんの意志で走ったのでは なくて引っ張られたらしい。

そして最後は橋桁の事故りそうになった場所で

女の子がしやがんでいたから対向車側に膨らんだと言 う事だった。

私達は誰も疑わなかった。

だってHさん本人のヘルメットを取った時の顔と話をする前に

自分達の腕に鳥肌が立つほど変な感じがしてたから。

勿論初夏の夜なので、普通なら鳥肌なんか立たない。

その上橋桁の女の子なんか誰も見ていない。

Kさ んを除いては。

後日談 HさんとKさんはそれまで別々に恐怖体験をしていたが

6人で何所か出かけると私はごくまれに説明出 来ない事に巻き込まれる事になった。

お盆休みの旅行は最悪だった。

それまで心霊写真など無かったのに現在心霊写真らしきのがたまに撮れる。

誰と行っても旅行でたまに変な事がある。

あまり気にしない様にしてますが。

その場に居なかったらこの不気味さは分からないと思いますが

その時ホントーに自分の感て言うものを感じましたし

嫌だと思うとこには近寄らないことを心がけるようにしてます。

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海には
2002年6月3日/投稿者:かりな

これは、私の友達からきいた実際のはなしです...

私の友達の兄がお盆だというのに、

友達とみんな で海に遊びに行きました..

中には、お盆はやめよう...という話も出たんですが

「おまえ...本当は恐いんやろう??」

と、冷やかされたので、しぶしぶいくことになりました...

朝からいって、夕方ま でには帰ってきたので遊んでる間は

何もなかったんです...

なんや...怖がることもなかったやん...


そう思っていつもと同じように、友達の兄は布団にはいって寝ようとしました...

しかし、なかなか寝ることがでしなくって....

「みんなが恐いと思ってから こっちまでうつったかな... 早く寝な。。。。」


それから、どれだけたったでしょう??

ふ...

と、したとき、体が動かないことにきがつきました...

(な。。。。 なんや...)

そうおもって、必死にからだをおごかしていると....

足元の方から ザザ...ザザ...ガシャン... ....と

物音がしたので恐る恐る目をうっすらあけてみると...

そこには列を成した、昔の軍人が一列になって、あるいてるのでした...

「ばちがあたったんや...」

どうしよう...なんて、思ってると、ピタッと、物音がなくなりました...

「 え??」....なんて、思って ギュっと目をつむったままでいると....

いきなり がばっとめが.... そこにはなんと 反面崩れかけの男の人が...

グアァァァァァーなんて、いいながら、すごい目でこ ちらをのぞいていました...

そのままきをうしなって...あさをむかえました...

家族に言ってもあいてにされず...

また、恐怖の夜がおとずれました...

また、同じように人が通り...

それを繰り返しているうちに、気がおかしくな り、家族も変だと気ずき

おはらいをしてもらって、やっと、なくなったそうです....

お盆に海へ行くのはさけたほうがいいのではないでしょうか??

しにたいなら、べつですけどね....

では....

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無数の目
2002年6月3日/投稿者:壬生

4年前(1997)の話なんですが、その日私が寝ていると

金縛りにあってしまいました。

金縛りにあうの は別にいつものことなのですが、

その日はちょっとパターンが違っていました。

その日は、部屋にあるTVの方を向いて金縛りにあってしまったんですが

そのTVに大小様々な無数の目が映っていたのです。

もちろん寝る前にTVは消していますし、

そんな悪趣味な物を放送する所もありません。

金縛りにあっていた時間はおそらく5〜10分くらいなのですが

その間ずっと無数の目と私の目があっ たままでした。

私は霊感が少しはあるほうなのですが

その目に対してあまり悪い物を感じなかったため

怖いことは怖 かったのですが、あまり気にすることなくそのあと眠りにつきました。

ただこれだけの話なのですが

金縛り中に何かを見た、聞いたと言う経験は結構ありますので

またの 機会にでも投稿させて頂きます。

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10年前の話2
2002年6月1日/投稿者:噂人

百物語47話「10年前の話」と似た話を聞いた事があります。

話をした友人の弟が友達から聞いたそうで、体験者はその友達の姉なのですが。

そのお姉さんは九州に住んでいて彼氏と一緒に

久しぶりに東京へ里帰りがてら遊びに来たそうです。

でも、もともとこっちの人なので行ってみたい所などありません。

こっちに住んでる時に行ったことのない所...

考えた結果、富士の樹海は有名なのに行ったことがない

せっかくこっちまで来る ことはそうそうない

ということで(何故か)2人は樹海へと向かいました。

結構、遅い時間帯だったので辺りは既に暗く

車に積んでいた懐中電灯で足元を 照らしながら樹海へ入ってみたのだそうです。

M「樹海って思ったよりも怖くないねぇ。」

つまらないからそろそろ帰ろうか、と話していたそのとき

不意に目の前の草むらが音をたてはじめ、誰かがこちらへ向かってくる!

声も出せず2人で固まっていると小さい女の子が泣きながらでてきたんです。

そして2人を見上げると、来た時とは別の方向に走っていってしまいました。

女の子が草むらに入ってしまうと、又、女の子が来た方向の草むらから音がし

今度は男が血相を変えて飛び出して来て2人に

「今、こっちに女の子が来ませんでしたか?」

と聞くのです。

Mが指で女の子の消えた草むらを指すと、

「どうも。」 といって追いかけていったのです。

男の姿が見えなくなると

「何?何だよ?今の!」

「どうしよう!行く先教えてよかったの?」

と2人同時に少しパニック状態のようになったのですが

道も分からない2人が 今さら女の子と男を追うのは

(場所が場所だけに)自殺行為に等しいし、追ってきた男は多分

最初に出てきた子の父親で無理心中でもしようとしていたのだろう

だとすれば探 してもどうにか出来るのかも分からない

と色々とこじつけて帰ってきたのです。

九州へ帰り、記憶からも消えかかっていた時、MはTVを見てました。

幼女連続殺害の犯人が捕まった、

と激しく報道しているのを何気なく見ていたMは

「何だか犯人に見覚えあるような気が...。」

と思いながらも自分が生活している所とはあまりにかけ離れた場所での事件。

気のせいかと思っていると被害者の写真がTVに写ります。

1人目、2人目...、3人目でハッとしました。

まぎれもなく樹海で会った女の子なのです。

すぐに警察に通報したそうですが、なにせ九州。

最初は信じなかった警察も裏をとり一致することの多さにMの話を信用して

事情聴取を してくれたそうです。

Mは今でもあの時女の子の消えた方向を指差したりしなければ..

と悔やむそうです。

追記:ウソか本当かは分かりませんが

刑務所に入って居る”犯人”は自伝のような物を出版しており

その中で3人目を樹海に連れていったとき、そこでカップルに出会った、と

記しているそうです。

私自身、その本を読んでないので何とも言えませんが。

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2002年5月30日/投稿者:沖田 鎬

噂話は語られることで真実になると誰かが云ったのが気にかかる。

本当に、噂は語られることで真実になるのだろうか?

本題に入ろう。

あれは、私が小学6年生の夏だったと思う。

私は怖い話を聞いた。

所謂、「テケテケ」と云う奴だ。

聞くと3日後に来ると云う…

一応その手の能力は持っていて見えることは見える。

だが、噂で聞いた話が現実 になると云う類は信じていなかった。

何故か?

それまで見たことが無かったからである。
(霊感のある友人はいたが、その中にもいなかったのだ)

私は 現実的な方だ。

そういうものも、見えるから知っていると云うだけで殊更怖くも無い。

それは「そこに在る」 ものだから。

私にしてみれば、見えた見えないで騒ぐ友人達の方が不思議であった。

まぁそんな私も、聞いた当日は怖くて

(内容がスプラッタだし…スプラッタは駄目なのだ・情けない)

何 となく持っていた水晶のペンダントを枕元に置いて寝た。


夏の寝苦しい夜。

エアコンの音だけが響く寝室は、母と2人。父は夜勤でいない。



平屋一階建ての6 畳間に2人並んで布団を敷いている。

ふすまで仕切られた隣(実際には頭の上)は4畳間(居間)で

普段 は父が寝ているが、今は誰もいない。

四畳間から見て右手には窓。夜は雨戸を閉めてある。

六畳間の部 屋の線をなぞるように置かれた

木造の台に置かれた17インチのテレビの横は、外へ続く硝子戸。

上半分は普通の硝子窓、下半分は曇り硝子だ。

外と云うのは厳密に違う。

物置、と云った方がいいのかも知れない。

何にしろ、狭い我が家。

誰が入ってきてもすぐに気付く。

なんで気付いたのかは知らない。まぁその夜も何となくだ。

今までにもそういうものに夜遭ったことは多 かった。

…夜中ふと前触れも無く目が醒めるのはいけない。

暑くて目が醒めたんだと、思いたかった。

(こーいう時はマシなことが無い。寝よう)

そう、寝られる筈だった。

その音が聞こえなければ。

「かり」 (…かり?)

私は頭の中でその音を繰り返した。

かり?

因みにうちは猫を数匹飼っていた。

雨戸を猫がひっかくこと は、余り無いかも知れないが有り得ることだ。

だが、私の手はじっとりと湿っていた。

冷や汗。

マズイ。

(冗談だろ、おい!)

冷や汗が出るなんて。古今東西経験したものでは無い。

本気でマズイと、私の能力――霊感と云う奴か?――が語っていた。



かりかりかり…がり、がりがりがり



音が重くなった。

力を込めたように。

その音は、段々移動していっている。何処へ? (…前!)

雨戸をゆっくり、ひっかきながら移動する。

新しい泥棒の類か?ならどれだけいいことか!

ふすまをあ けなければいけないと思った。

開けて、向こうの部屋の電気をつけなければ。

そういう類のものが、闇を好むのも始終承知。

電気さえつけてしまえば、後はなんとかなる。

頭上にそびえるふすまの取っ手が、果てしなく遠い

――

起き上がれもしない。

所謂、金縛り?なんだろう か。 がりがり…がり、ずる

ひっかく音に引きずるような音が混ざり

始めて、そこで相手の正体を悟った。

(…マジ?!)

テケテケ?

冗談だろ。あれは噂!

マズイ、まずすぎる。

かなり気が動転し始めた。

私は必死で隣に寝て いる母に呼びかけた。

「お母さんっおきてよ!」



…起きない。



母は1度寝ると朝まで滅多に起きない。

…トイレ以外。

「起きろ―――っ!」

かなり必死であった。…あれ?ひっかく音がしない。

息を吐く。

なんだ。

いなく… …ずる。

「…は?」

ずる、ずる…ずる音がした。

場所を考える。

冗談じゃない!

頭の上?

ふすまの向こう側!

シャレにならない。

これはマズイ。

私は金縛りを跳ね除け(人間危険を察知 すると強いのだ)

枕もとの水晶を引っつかんで、起き上がった。

電気のスイッチに手を伸ばす。


ずる…ずるぅ…ずるぅ…


引きずる音の余韻が長くなった。

音から察するに、ジグザクに部屋の中を蠢いているようだ。

スイッチをつ ける。

ぱ、……ぱぱぱっ、と数秒置いて灯りがついた。

そのまま隣の母を叩き起こす。

「おかあさんっ!」 「…な、なに…?」

寝ぼけ眼の母を置いて、私はふすまの取っ手に手をかける。

…音はやんでいた。

「…ちょっと、隣の部屋見てきていい?」

母は何も云わなかった。

というより、何が起きたのか母にはわからないだろう。

カンは鋭いが、母にはそ ういうものは見え無かった。

ふすまの取っ手を開ける時、冷や汗と共にひとつの意志を明確にした。

つまり、 (追い出す!) こと。怖がって対処してはいけないことも随時承知。

こと、強い霊ならそれは命取りになるであろう。

自分の心臓が鳴る、その音を聞いたのなぞ今だかつて無い。

ふすまを開ける!


がらっ・・


数秒の沈黙、私の前にはただいつもとかわりない部屋の光景が広がっていた。

何もいない、何のあとも無い。

私は無言で電気のスイッチに手を伸ばした。

引っ張る。

ぱ、…ぱぱっ。

呆気ない程カンタンに、電気はつき、静寂なるその部屋を照らし出した。

「……」

何もいない。 ゆっくりと――まだ背筋が凍りついたように動かなかった。

――部屋を見まわす。

ブラウンの台の上に乗っ たテレビ。

ブラウンのテーブル。

褪せた色をした畳。

それらには何も…

「…」

褪せた畳の上には、ひっかいたような跡が残っていた。

気の所為だろう。

目を離し、カーテンのひかれた硝子窓へ目を移す。

テレビの横の物置へ続くそれ。

「なに?何かいたの?」

と母は聞いてきた。

しかし母も信じてはいないので、多分ねこかなんかだと思ったのだろう。

…うちは外で飼っているので滅多に入りこめないが。

「…ううん…、何、も」 声が震えたのを自覚する。

カーテンは薄い白のレース。

尤も、汚れて黒ずんでいる

――

その向こうに影を見た気がした。

歩み寄る。

カーテンをそろそろと開けた。

「…っ!!」

悲鳴を上げなかったのは曇り硝子のお陰だろう。


その影は、セーラー服を着た少女に見えた。…上半身だけの。


それから2日は戦いだった。

実を云うと、どうやって過ごしたのか記憶が朧げでよくわからない。

ただ、四 畳間には電気をつけ、水晶と盛り塩をした憶えがある。

枕元には水晶。

かり。

かりがりがりがり…

ひっかく音はゆっくりと前へ移動していく。

入らせたら…、今度は退かせる自信が無かった。

ただ強く、布団の中で念じていた。

(来るな!来るなっ!来るな来るな来るな来るな―――!)

やがて意識の白ずむ内に、音は遠くなり去っていく。

その翌晩も。

深夜を過ぎたか?再度夜中に目を覚ました。

あの音で。 かり…かりかりかり… (まだ…?噂って…)

そう、1度――1度?

来たら?足を切り取って帰っていく、そんな終りでは無かったか。

もしかして、 (噂通りに終われないから…?!) かも知れない。

ただ、この夜は諦めたか盛り塩と水晶に負けたか

2,3時間程続いて音は去っていっ た。

それを最後に、音は2度としなかった。

今も。してはいない。だが、夏の夜は時々思い出して怖くなる。

もしあの時、金縛りを跳ね除けなければ私はどうなっていたのか。

水晶を持っていなければ若しくは。

ころされていたかもしれない。

そういうものが、物理的にひとを殺せるのかは私にはわからない。

あの噂の真偽もわからない。

ただ、真実がひとつある。それはあの音。ひっかく音。影。

私の見たもの。私の感じた恐怖。

そういえばこの話は余りひとにしていない。

体験談はよく語るが、この話は本気で怖かったので封印していた。

…待てよ。

元の話がひとにそれを呼ぶのであれば、私のこの話は…?

まさかな。

一抹の不安。 願わくば、何も起きないことを祈りたい。

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アソボウ
2002年5月30日/投稿者:しゅりん

これは、私が18歳ごろに体験したお話です。

当時、地元の田舎で暮らしていた私は、

母に遠い図書館まで送ってもらいました。

「じゃあ、6時に迎えにくるから。」

と、母はまた自宅へ戻りました。

しかし、その日は本の整理があるそうで、5時に閉館だったのです。

すでに4時45分ごろです。

私は慌てて借りたい本を借り、5時に図書館を出ました。

夏の終わりごろでしたがまだ昼は蒸し暑く

やっと夕方になって涼しく なってきたという感じでした。

母が迎えにくるには、まだ一時間もあります。

周りには民家がポツポツあるのみで喫茶店などと洒落たものはありません。

仕方なく、母が迎えにくるまで今借りた本を読もうと図書館の横に座りました。

本を読みはじめて10分ぐらいしたころでしょうか。

『何読んでるの。』

と、いつのまにか小学1、2年生ぐらいの女の子が目の前にいたのです。

「今図書館で借りた本だよ。」 と、私が言うと


『アソボウ』


と、言ってきました。

断る理由もないので、母が迎えにくるまで遊ぶことにしました。

途中、ふと、

(そういえばもう6時に近いのに夏とはいえ
こんな小さい子供が遊んでいて親は心配しないのかな)

そう思って

「お家の人は心配しないの?」

と、聞いてみると

『ううん、お父さんとケンカしちゃって、かえれないの。』

と、女の子は言いました。

「そっか、どこに住んでいるの?」 と言ってみると

『あそこ』

と言って、図書館の目の前にある団地を指差しました。

しかし、その団地は十何年も前から使っておらず、ほとんど廃虚となって いました。

(おかしいな....。)

そう思って、もう一度

「え、あそこ?」

と聞いてみますがやはり指をさして

「うん、あそこ。」と、言います。

私は、 (そうか、また不動屋さんが貸すことにしたんだな...
だって、あんなに 大きい団地放っておいても仕方ないもんね。)

と、納得しました。

しばらくして、母が迎えにきました。

「バイバイ」 そう言って、別れました。

そして、母に 「あそこの団地、また人が住むようになったんだね。」

と、言うと

「何言ってんの。あそこはそんな予定ないわよ。

昔はお蚕(かいこ)さんを 飼育したりする人達が住んでたらしいけど...。」

「でも、さっきの女の子、あそこに住んでるって.....。」

その後、恐くてどうして団地が閉鎖されてしまったのかまでは

母には 聞くことができませんでした。

それとも、私が小学生にからかわれたのでしょうか。

彼女を抱き上げた時、たしかに暖かかったのですから。

でも、その日の夜、またあの少女が

『アソボウ』と言って来そうでなかなか眠れなかったのはたしかです。

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学校幽霊
2002年5月24日/投稿者:kanarry

このことは、学校で実際にあった話です。

小学校2年生のある日のことです。

そのとき、私は普通に、5時間目の算数の授業を 受けていました。

授業が始まってから15分ほど立った頃・・・

なぜか廊下がさわがしくなり

「なぜだろう」

と思っていたら、1年生の男子が私たちのクラスに来て

「せんせーい!大変だよ!階段に花子さんみたいなのがいる!!」

と叫んだのです。

(階段というのは私たちの教室の近くにあった一棟と二棟をつなぐ階段のことです)

あっけにとられていると、先生が、その階段まで様子を見に行ってしまいました。

確か、ものすごくこわい顔をしていたのを覚えています。

そして、先生がいない間


「うわあー! 本当にいた!!」 「助けてー!!!」


などといった叫び声が階段の方から聞こえてきました。

「これはただならぬことだ」

クラスが静まり返ったのはいうまでもありません。

そして・・・ 私も見てしまいました。

そのときの私の席は、階段の窓がななめからちょうど見える位置にありました。

私が、なにげなくその窓の方を振り返ったとき・・・

火の玉が窓に映っていました・・・

結局、先生はそれから教室に戻ってこず、授業は潰れてしまいました。

そして、帰ってきても先生は、何も言ってくれませんでした。

いまだに何だったのか謎です・・・

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2002年5月21日/投稿者:宮路

これは私が今から三年前、中学三年生のとき体験しました。

私には姉が一人居ります。

家を新築するまでは姉と同じ部屋だったのですが

新しい家では一人一人に個室が与えられました。

姉の部屋は二階ローカの突き当たり

私のほうは階段を上がってすぐ右手のほうに位置していました。

それほど離れていないので夜中にラジオなどを聞いていると微かに聞こえます。

その夜はテスト前でしたので私は夜遅くまで机に向かっておりました。

姉の部屋からぼそぼそと話し声が聞こえます。

ラジオを聞いているのだと思い、特に気にとめることも無くそのまま勉強を続けました。

しかし集中しようとしている時に何か気になると止まらなくなってしまうもので

なんのことはないラジオの小さな音にいらいらとしてきました。

その時間は午前三時頃でしたでしょうか

何時までもついているラジオを止める様に言いに行こうと

姉の部屋まで来た時、私は動きを止めました。


なにか部屋にいるんです。


私たちの部屋のドアはは鍵が付いている代わりにすりガラスになっています。

ちょうど姉の寝ているベット がうっすらと見えるのですが

その枕元辺りになにか居るんです。

背格好から見ても明らかに母ではあり ません。

がちがちに固まってしまった私はその何かから目を離すことができませんでした。

ラジオは普通についていました。

少しだけ開いたドアがだんだん開いてきます。


逃げたいのです。


でも姉が部屋にはいますからどうにかしないと

なんとかしてこれを部屋から出さないと

とできるはずも 無いことを考えていました。


見えました。


髪の長い女でした。

真っ青の顔に汚れた衣服。

こんなにもはっきりとこの世のものではないものを見たのは初めてでした。

姉は眉間に皺を寄せながら苦しんでいました。

口をパクパクさせて何か叫んでいるようでした。

何も聞こえませんでしたけど。

女はじっと姉を見つめています。

私は女を見つめていました。

女自体も恐ろしかったのですが、何よりも恐ろしかったのはその女の表情でした。

物凄い顔です。

なんと言うか

ほんとうに睨むだけで人を殺せそうなくらいの物凄い目で姉を見てました。

「お姉ちゃんが殺されてしまう」 と思って心の中で出て行け、出て行けと

ずっと言っていました。

そうしたら女が動きました。

ひどく緩慢な動きです。

女がこちらに向き直りました。


「邪魔するな」


そう聞こえた気がします。

心臓は縮み上がって鼓動すらも止まってしまいそうで頭の中は真っ白でした。

私は驚くぐらいの声で叫んでいました。

正確には叫んでいたそうです。

覚えていません。

一回で寝ている母が飛び起きたと後から聞きましたから。

我に返ると女は消えていました。

姉は目を見開き壁に背中をぴったりとつけてガタガタ震えていました。

「今金縛りにあった」 と泣きながら私に訴えてきました。

女がいたということを言おうと思ったのですがあまりの事に気が動転していたので

(姉も私も)言いませんでした。

それからずいぶん経って姉にこのことを言う機会が訪れ

この事を当人に伝えたのです。

姉は気味が悪いほど青くなってしまいましたので

言わなければ良かったと思っていたそのときでした。

姉の口から驚くべき言葉が発せられました。


「邪魔するなって言われなかった?」


どうして知ってるのと聞き返したところ

「あんたのことを睨んでた女に言われたの」 と、言ったのです。

私の所にも来ていたんです。

同じ女でした。

どうして私達を睨むのでしょう。

母は全く被害にあっていません。

見覚えの無い女です。

本当に怖いです。

知らない内にこの女に恨みを買ってしまったのでしょうか。

一体あの女は私達に何をしたかったのでしょうか。

いつまでもわかりません・・・

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金縛り
2002年5月12日/投稿者:小法師

半年くらい前の話です。

私は夜中に金縛りにあいました。

金縛り自体初めてでしたが

ただ体が動かないだけでしたので焦っていただけでした。

その夜から私は度々金縛りにあう様になったのですが

その状態になってから何日目かの夜でした。

私は余りにも寝付けなくてイライラしていました。

二時ごろだったでしょうか、部屋のドアをだれかがノックしたんです。

父だろうと思い

「なあに」

と声を掛けましたが何の返答もありません。

気になったので起き上がって確認しようとしたその時でした。

身体が動きません

またか、と幾分うんざりしていたのですが

いつもとは違う怖さが身体に表れました。

動悸がかなり激しかったと覚えています。

暑くないのに汗が出て心臓が痛みました。

足のある方向に目をやると先ほどは閉まっていたドアが開いていました。

私はなにか入ってきたなと結構冷静に考えました。

小さな影が目に入りました。

あれは四つん這いだったのでしょう、赤ん坊みたいです。

下から身体の上を這ってきます。

金縛りの典型的な症状だと思って恐怖に耐えようとしましたが

あんまりにも重いのです。

どんどん登ってきて胸の上に暫くいました。

そのあと重くなくなったので良かったと胸を撫で下ろしていた。

その時でした・・・

引っ張るのです・・・・

髪の毛を力一杯に!

反動をつけているのでしょうか物凄い力です。

痛くて痛くて皮膚が剥がれると思って

「 やめてー」

と叫びました。

何度も何度ももうやめて私が何したの許してって叫びました。

叫んだはずでした・・・

金縛りって不思議ですね

声も出なくなるなんて髪の毛ごと身体が揺さ振られ

ベットヘッドに頭を打ち付けられました。

その状態は相当な時間続き私は恐ろしさから涙を流していました。

夢だ夢だそう思いました。

でも その思いも虚しく身体に対する痛みで掻き消されて

恐怖によって失神してしまったのでしょう

気がつくと朝でした。

夢だったと思いたかったです。

きっと自分で髪の毛を引っ張ったのだろうと思いたかったです。

布団の上には髪の毛が散らばり血が付いていました。

そして ぴったり閉まったドアの下にも大量の髪の毛がありました。

私は訪れたものが何なのか解りませんが

ドアが閉まっていたことと

その下に髪が挟まっていたという事に安心したのも確かなのです。

この部屋から帰ってくれたということだから

もう絶対に来てほしくありませんでしたが数日後に又来ました。

金縛りなんて皆さん沢山経験していらっしゃる事と存じます。

つまらない体験談で申し訳ありません。

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後ろの正面だあれ?
2002年5月5日/投稿者:愛をください

これは私が実際に体験した話です。

私は某病院で看護婦をしているのですが、ある夜勤でのことです。

巡回中の個室で、患者さんが起きていたので

「どうされました?」

と尋ねると

「看護婦さん、めずらし いね。今日は二人なんですねえ。」

とおっしゃるのです。

通常看護婦の巡回は一人で行うものですから、寝ぼけておられるんだろうと思い

「どこにいます?」

と 尋ねました。

すると・・・・

「何言ってるの?後ろにいるじゃない。」

とおっしゃるのです。

私はとっさに後ろを 振り返りましたが・・・

誰もいません。

「私の後ろにいるの?」

と尋ねると

「そうだよ、いるでしょ。ほら、そ こに…。」

と私の後ろを指さして答えが返ってきました・・・

私の後ろにいたのは誰だったのでしょうか・・・?

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写真
2002年5月4日/投稿者:高岡 瞬

これは私が中2の時の話です。

当時、私と同じクラスだったAちゃんとBちゃんは

同じバレー部に所属していました。

バレー部のみんなでユニフォームを着て撮った1枚の写真。

これが、どうも不思議なのです。

10人前後で映っている写真でした。

Aちゃんは、Bちゃんのことがあまり好きではありませんでした。

なのに、仲よさそうに肩を組んでいます。

それで私は聞きました。

「何でAちゃんとBちゃん、肩組んでんの?」

その場に二人ともいませんでしたが、同じバレー部のCちゃんは

それを聞いてびっくりしました。

「Aちゃんの手じゃないよ・・・コレ・・・」

確かに、Aちゃんの手は両方とも膝のほうにあり中腰になっています。

じゃあこのBちゃんの肩におかれた右手は誰のなのでしょう。

AちゃんもBちゃんも、写真の左はじにいるので

他の部員の手とは考えられません。

Bちゃんは前列で、Aちゃんは後列だったのですが

よく見ると、Bちゃんの体の向こうは景色になっているのです。

そう、Aちゃんの足がなくなっているのです。

ユニフォームのハーフパンツまでしか、映っていないのです。

その場に、なんとAちゃんが来てしまいました。

私達はその写真を隠すこともできず、見せてしまったのです。

Aちゃんは「やだぁ!」と言ってCちゃんに写真を返しました。

私が右手のことを聞くと

「Bちゃんの肩に手置くわけないじゃない!やだ!」

といっていました。

Aちゃんの肩に置かれた手は誰のものなのでしょう。

そしてBちゃんの足はなぜなくなってしまったのでしょう・・・

それからAちゃんもBちゃんも、よくケガをしているそうです。

あの写真と何か関係があるのでしょうか・・・

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電灯下の少年
2002年5月3日/投稿者:京

私が夜11時を過ぎ

一人でアルバイト先から自転車で線路沿いの道を走っていた時でした。

そこはある工場の裏の道で、大きく

普段は車通りも激しいのですが、時間帯もあって

車が通る 気配もありませんでした。

工場が隣にあるため、右はコンクリートの壁が延々と続き

左手にはもちろん線路が通っていま す。

なので、ここの道は真っ直ぐに東に向かうしか使う用途がないのです。

点々と気が付いたようにある電灯の下を寒さに震えながらペダルをこいでいました。


その時


前に一人の子供がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。

一人ぼっちで下を向き、とぼとぼと歩いています。

きっと小学生くらいの小さな男の子。

帽子をかぶって、白いシューズをはいていました。

「こんな夜中に何をしてるんだろう・・」

塾講師のアルバイトで、私の生徒も夜遅くまで残っていたので

この子も塾で遅くなったんだろう なと思ったのです。

私とその子の距離は、段々と近づいてきました。

ちょうど、電灯の光の真下ですれ違いました。

そのまま、私は前を見つめ、ペダルをこいでいたのですが。

ふと、後ろが気になり、振り向いたのです。


そこには・・・・


誰も居ませんでした。


「えっ?」


背筋が寒くなった私は、一瞬自分の目を疑いました。

普通ならば、真後ろに、今すれ違った子供がいるはずなのです。

それなのに居ない。

私は


「ヤバイ」と思い急いで前を向き、ペダルを踏み込みました。


そのとき・・・・


前に居たのです。


電灯の下に。


帽子を被った男の子が・・・・


ペダルをこいだ勢いで、その子と再びすれ違います。

そのとき・・・

その子がにやりと笑った気配に私は隣を見ました。

すると…。

『帰れないよ。』

血だらけの顔と、口から流れ出す血液。

私は前を見ることなく、ずっと自分のペダルを見ながら

自転車を飛ばしつづけました。

恐怖の余り、声もなく、ただひたすらに走りました。

そう言えば・・

第二次世界大戦の頃。

今は工場である所は、池で。

そこで、多くの人が殺され、捨てられたと聞いたことがあります。

もしかしたら・・・

彼はその一人だったのかもしれません。

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私の母親
2002年5月?日/投稿者:愛をください

私の母親は霊感があるようで色々な体験があります。

まずはひとつ…

ある晴れた日曜日、家族で団欒していた時にふと母が


「誰か覗いてる!」


と叫んだのです。

誰かが覗いていたという窓の近くにいた私と父はすぐに窓の方へ行きました。

私は家の外まで見に行 きました。

しかし誰もいません。

でも確かに母は坊主頭のおじいさんがいたと言うのです。

その時 は見間違いや勘違いだという事で済ませましたが

よく考えるとおかしいのです。


母の言う誰かが 覗いていた窓というのは、高さが3メートルくらいあって

決して人が覗ける高さではないのです。

(母は 上半身ぐらいまで見えたといいます)

そして、おじいさんが覗いていたということですが

その窓 の前は芝生の生えた広い見晴らしの良い場所であり

ヒトの隠れられるようなスペースなんてないのです。

私はすぐに外に出たし、父はずっと窓を見ていたと言うし…

おじいさんはいったいどこに行ったというのでしょう?

そしてその日の夜、近所のおじいさんが亡くなったとの連絡がありまし た。

そのおじいさんは、坊主頭でした…

ちなみに、母が金縛りになった次の日は必ず近所の誰かが亡くなっています…

私は霊感がなく てよかったなあと思う今日 この頃です…

(多分ないはずです。金縛りとかいない筈の人を見ることがありますが)

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仁美さん
2002年?月?日/投稿者:のりぃ

これは、2年前に私が見た話です。

いつものように会社を6時に終え

会社の友達と一緒にご飯を食べに行く事になりました。

福井に住んでいた私はいつもなら福井方面の方へ行くのに

その日に限って友達が 「たまには石川の方に行こうよ」と言ったので

私もたまにはいいかと思い石川県の方に車を走らせました。




丁度・・・ あれは石川県に入って10分ぐらいした頃でした。




私も友達も何か嫌な気配がしていました。

石川に入る手前までは2人でペチャクチャしゃべっていたのに・・・

石川に入っていきなり口数が減ってきました・・・

その時!誰かが何か叫んだような気がしました。

私と友達は顔を見合わせて同時に

「今、聞こえたよね」

その時背中にゾクゾクと寒気がきました。

それからしばらく走ってましたが・・・

私がある古いホテルの前で 何故か

「止めて!」

と言ってしまったのです。

友達はそのホテルの前の道路で車を止めてくれました。

そこで私が見たものは・・・


出来たばかりの綺麗なそのホテルでした。 


すると、そこから一人の男性が人を探してるように

キョロキョロしながらそのホテルから出てきたのです。

女の人の名前で「仁美ー!仁美ー!」と叫んでました。

私にはそれは現実だとしか思えませんでした。

しかし・・・ 気がついた時は隣に乗っていた友達が背中を叩いてました。

「どーしたの?大丈夫?気絶したかと思ったよ」

「えっ?仁美さんは?」 

友達は青い顔で私を見ました。

「ここのホテルって・・」

そう、そこのホテルは7年前に

その 仁美さんを探していた男の人が自殺したホテルでした・・

更に今日はその仁美さんが海に上がったのが発見された日でした。

さっき聞こえた叫び声は一体なんだったのでしょう・・・

やっぱり・・・・・

あの男性はまだ仁美さんを探しているのでしょうか・・・・・

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ナイト・メア
2002年4月21日/投稿者:かなみ

最近、また私的に怖い出来事がありました。

今日は、その事についてお話したいと思います。

私は血が苦手です。

見るのは勿論、話を聞いているだけでも気を失いそうになります。

それは私がまだ、血というものにそれほど恐怖を抱いていない時に見た夢でした。

其処は見渡す限り、真っ暗でとても薄気味悪い所でした。

月の光で、微かに其処が時代劇にでも出てきそうな

大きなお屋敷だと解りました。

しかも、畳や襖のボロボロになった廃墟だったのです。

夢の中で、私は忍者のような格好をしていました。

登場人物は

私と同い年位の少年と二十歳を少し過ぎた感じの青年でした。

私達は、何かから逃げるようにお屋敷の中に入って行きまし た。

お屋敷に入って暫くすると追手らしき男が現われました。

少年は、その男に刃物(小刀風)を持って向かって行きました。

青年は私を庇うようにしていました。

暫くの乱闘の後、倒れたのは少年でした。

男がこちらに向かって来ました。

次は、青年が男と争いました。

夢の中の私は動けませんでした。

そして、そうこうしている内に青年もまた倒れてしまいました。

男は今度は私に向かってきます。

そして、男が刃物を振り上げました。

私は何とか避けると、次の瞬間には青年の使っていた小刀で男を刺していました。

男の血が体中につきました。

辺りを見渡すと、其処は一面血の海でした。

私がそこでようやく立ちあがった瞬間・・・


夢はそこで終わりました。


心臓がバクバクいっていました。

そして、手には何かを刺した感覚がありました。

手は振るえていました。

私は、怖くなって時計を見ようとドアの方に眼をむけました。

すると、そこには一人の男が立っていました。

手に、血のついた刃物をもって。

さっき夢の中で私達を襲った男とは別人でしたが

服装は、江戸時代頃の人が着ていたようなものでし た。

私はとても怖くなりました。

その男はニタニタ笑いながら、刃物を振りかざし近づいて来たのです・・

気がつくと、朝でした。

今となると、あの夢はただの悪夢で、その後の体験も寝ぼけて見たもの・・・

という風に考えています。

そう、妙にリアルな。

友達は、「前世じゃないの?」と言っていました。

そうなると、私は男を殺した後どうなったのでしょうか。

部屋にいた、別の男は一体なんだったのでしょうか。

謎は深まるばかりです。

一つだけ確かなこと。

それは、その夢をみてから、急激に血が苦手になったこと。

それだけです。

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どんどん
2002年4月12日/投稿者:m

皆さんもかなりの恐怖体験をしていらっしゃるんですね。

僕もわずかながら霊感があり、怪音などはしょっちゅう聞きます。

今回のことは全く恐くないのですが

「それ」が現在もほぼ毎日起こっているので・・

いたい夜の11時過ぎあたりから、2,3回

部屋の外から「どん、どん」と小さく聞こえてき ます。

あれはノックの音ではないです。

音のでる位置が移動しましたから・・・

最近は、たまに部屋の一部分が

カタカタと揺れだしたりします。

そろそろきけんかな?

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みずはら先生
2002年4月9日/投稿者:kanarry

私は今、中学生なのですが、この話はまだ小学生だったころの話です。

幽霊はでてきませんが、不思議な話です。

小学2,3年の頃、

通っていた学校に、「みずはら先生」と言う先生がいました。

その先生の姿はほとんど覚えていませんが、

いつも黄色いパーカーを着ていました。

その頃はその先生の名前を知らなかったので

「黄色いパーカーの先生」と呼んでいました。

どこのクラスも受け持っていなかったのでしょう、児童のあいだで

その先生の話はされることがありませんでした。

その先生が、学校からいなくなってしまいました。

たぶん、どこかの学校に転任されたのでしょう。

たしか転任式にも来てたような気がします。

私が、1つ上の友達から黄色いパーカーの先生の名前を

「みずはら先生だよ。」と教えてもらったのはそれからすぐ後のことでした。

それから、3年程立ちました。

小学卒業も間近に迫ったある日のことです。

友達としゃべっていた私は

ふと「みずはら先生」のことを思いだし友達に聞いてみました。

「ねー、そういえばさ、みずはら先生っていたよね?」

「はあ? 何いってんの?そんな先生いるわけないじゃん!」

「・・・え?いたじゃん!いっつも黄色いパーカー着てたさあ!!」

「えー?いないって!!そんな先生!!」

おかしい・・・

そして、教頭先生に聞いてみることにしました。

その先生は、学校に10年勤めている先生です。

この先生なら知っているはず・・・

しかし、返ってきた答えは・・

「先生も知らないなあ。そんな人。」

え!?

たしかにいたんです!

みずはら先生は。

なのに誰も知りません。

名前を教えてくれたあの子も、先生のことは覚えていないそうです。

なぜみんな知らないのでしょう・・・

幽霊?

いやそんなはずは・・・

その先生は何らかの理由により

学校からその存在を消されてしまったのでしょうか・・・

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三輪車
2002年4月8日/投稿者:雪月

この話は、私の両親が祖母の実家に行った帰りに体験した物です。

私の家から祖母の実家の家まではかなりの距離があるので

丸一日かけなければ行けません。

車に揺られながらやっとつき、 それからしばらく楽しい日々を過ごしていました。

そして、いよいよ帰る日になり私たちは車に乗り、 家路へと向かいました。

そして、草木も眠る丑三つ時

一部では怪奇スポットと有名な、山の中にあるトンネルの近くにきました。

姉は疲れていて寝ています。

父と母はおきています。

私はもうすぐ夢の中、と言うところでした。

そのトンネルの前にいた、不自然な物に最初に気づいたのは父です。

「お、おい・・・・」

そう父に声をかけられ、母が見た物・・・・

それは・・・・・

3歳くらいの男の子が三輪車にのり弧を描くようにして

焚き火の周りをぐるぐると回っている光景でした。

どう考えても、おかしいのです。

夜中の二時に山の中で幼児が一人で居るなんて・・・

うちの父は霊感が強いです。

でも、母はそれほど霊感が強いとは言えません。

そんな母まで見えてしまったあの子はいったい何を伝えたかったのでしょうか・・・

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姿を変えた動物霊
2002年4月8日/投稿者:奈々

私は幼い頃からこの世のものではないものをよく見てきました。

その中で、今日は1番怖かったお話をします。

私の彼氏の家には大きな木や植物がたくさんある広めの庭があります。

玄関に行くにはその庭を横切るのですが

前々からそこはあまり通りたくない場所でした。

ある日、家に帰るとき、彼と一緒にその庭を通っていると

白樺の木の切り株あたりに白い丸い物 が浮いています。

一体なんだろうと思い、目を懲らしつつ近づき通りすぎようとしたとき

その丸い 物がゆっくりと振り返るように回りました。

白目をむいた、真っ白な顔の女が口元だけ不気味に笑い

首だけで私を見据えていました。

声を出すことも出来ず、ショックでただ涙があふれました。

後日、落ち着いたときに、彼にその話をすると

そこは昔飼っていた犬を埋めた場所だといいます。

何らかの形で、その犬が姿を変えたものだったのでしょうか。

私にはわかりませんが、もう2度と見 たくありません

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病室で見た夢
2002年3月26日/投稿者:匿名

わたしホラーは大好きです。

でも全く信じておりませんでした。

ところが昨年夏、病気のため入院し手術を受けることとなりました。

検査や術後の間もなにもありませんでした。

ところが退院前の最後のよるにそれは起こりました。

夢をみたのだと思います。

同じ病室らしいところに寝ている人に恐ろしい仮面をつけた人がやってきて

窒息させようといろいろな物をかぶせて指でぐっと押さえるのです。

最終的に腰のあたりに指があたって痛いので私は夢の中で払いのけたのですが

目がさめたら払いのけたそのままの格好。

なおかつ腰のあたりに指で押さえられた痛みがそのまま残っていました。

その時初めて病院ってなくなった方も多いのだと実感しました。

そしてひょっとした殺された方もあるのでは・・・

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見えない絆
2002年3月22日/投稿者:浜野 彰

きっかけは11年前のこと。

5歳の夏のことでした。

私は農業用の芝刈り機で、胸を15針縫うケガをしました。

丁度切った場所は心臓の真上で、心臓まであと数ミリという深さでした。

意識はハッキリしていました。

手術室に入ったことまで覚えています。

そして…手術室で麻酔をかけられて意識が朦朧としてきた時です。


「来ちゃダメだっ!!」


小学校の高学年ぐらいの男の子が私に呼びかけてきました。

次の瞬間、もう意識はありませんでした。

この男の子が誰なのか検討がついたのは、入院中の母の話です。

私の運ばれたこの病院は、母が始めて出産を行った病院だったそうです。

今から22〜3年前、逆子だったため帝王切開でした。

生まれたのは、小さくて血の気の無い男の子でした。

けれど、今彼はただ小さな壷の中にいるだけ…。

病院の医療ミスで兄は亡くなりました。

生まれて一週間も経たないうちに…。

「せめて〇〇〇だけでも助かってよかったよ」

悲しそうに母は話してくれました。

どうやらあの男の子は私の兄だったようです。

その後、私に何か起こると兄は現れました。

私の知っている人が亡くなると私の前に現れて、

「泣きたくなったら、僕がいるから…」

そう言うと、微笑んで消えていきます。

自殺未遂を犯したことがあります。

その時は、 「お前は生きなきゃ…っ!!」

泣きながら、倒れこんだ私のことを抱きしめてくれました。

兄は今では立派な青年の姿で現れます。

どうやら、時間の流れとともに容姿も変わっているようです。

今日もきっと兄は私のことを見守ってくれていることでしょう。

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大阪で・・
2002年3月22日/投稿者:叶 猛

これは私が小学校3,4年の時の話です。

私はこの時趣味でバレエをやっていたので

発表会などの関係で大阪に行くはめになりました。

新幹線に乗り、駅についてホテルにむかいました。

泊まるホテルは駅のすぐ近くにあり

私は、仲の良かったみのりちゃん(仮名)と一緒の部屋になりまし た。

午後9時ごろ舞台での練習が終わって部屋に戻り

「今日も疲れたねぇ」 「明日は本番だよ!ど ーしよぉ・・・」

とか言いながらお弁当を食べていると

「ピルルルルルルルルルル・・・ピルルルルルルル」

突然電話が鳴りました。

私は電話するって約束した子からだと思い電話に出ました。

「もしもし?・・みなこぉ(仮名)??」

すると

「・・・・クックックックックックックック」

まるで機械で声を変えたような変な声が受話器から聞こえました。

私は怖くなりすぐに電話を切りました。

そしてみのりちゃんに必死にその事を伝えたのですが

「なに言ってんのぉ??聞き違いじゃない?」

と言って相手にしてくれませんでした。

その夜はずっと話をしていました。

楽しい話だったのでついつい長話をしてしまい時計を見ると

深夜1時・・・

「もう・・寝なきゃやばいよねぇ、トイレいってくるね」

みのりがそう言って洗面所に 入った瞬間


隣の部屋(左側)から


「ドン!!!!!!!」


と壁をたたく音が聞こえ、


「ウウゥウゥゥゥ・・・・・」


呻き声が聞こえてきました・・・・

私は耳を疑いました。

私が泊まっていた部屋はちょうど右側はベンダールーム(?)で

左側はもう使われていない部屋でした。

「みのり!!はやく来てよ!!」

私は恐怖のあまり気が狂ったように大声で必死に叫びました。

で も友達の返事はありません。

しかもその場から体が動かない!!

「ドン!!!!!!!!!」

また壁をたたく音がまたしました


「ピルルルルル・・・ピルルルルルルル・・」

電話が鳴りました。

一瞬ドキッとしました。

また変な電話かもしれない・・

おそるおそる受話器を取り

「も・・もしもし??」

すると

「・・・・うしろ・・振り返ってごらん・・・・」

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東京Sホテル
2002年/3月20日投稿者:油すまし

数年前、夫と京都奈良へ旅行し

奈良で古い歴史のあるホテルに泊まったので

ついでに東京でも歴史あるホテルに泊まろうと言うことになりました。

駅の中にあるそのホテルは外観も美しく

以前から泊 まってみたかったので大感激!

ところが、部屋の中が異様に寒いのです。

フロントに毛布の追加を頼んだのですが結局寒さは変わりません。

我慢して眠り、朝になりました。

夫がまだ眠っていたので、カーテンを開けずに

コーヒーを飲んでいると、どこからともなく『軍歌』が聞こえてきました。

(あれ?右翼が 街宣でもしてるのかな)

でもこのあたりは皇居も近く、

オフィス街でもあるし街宣なんてちょっと考えられない。

耳を済ませてみました。

まちがいなく『軍歌』なのです。

(???)

私はカーテンの隙間から窓の外 を覗いてみました。

そのとき気づいたのです。

すきま風が『軍歌』のような音を立てていたことに!

でもなぜ?

後でそのホテルの歴史について書かれた

特別な小冊子を読んでわかったこと。

そのホテルの前の通りは戦時中

戦地へ赴く兵士たちがパレードをした通りだったのです。

当然そのときに『軍歌』も演奏 されたでしょう。

戦後も米軍の指揮下の元に、ホテルは使用されたそうです。

あのマッカーサー元帥も、指令本部のような形で滞在していたということ・・。

私はいままで何度か実際に霊を見たこともありますが

こんな体験は初めてで、霊の目撃よりも恐怖を感じました。

あまりにできすぎた話ですが

[そんなのただの空耳だよ]

と思った方、一度試しに泊まってみては?

『軍歌』が聞こえるかもしれませんよ。

ちなみに私は〔お前耳だけはいいよな〕といわれています。

(耳だけってなんじゃい!)

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謎の少女
2002年3月19日/投稿者:魅那

これは私の1つ上の幼なじみの女の子「あき(仮)」が

今から15年ほど前の小学校低学年のころに実際に体験した話です。

あきと私は家が隣同士で毎日というほど

遊びに行ったり来たりをしている間柄でした。

ある日あきが熱を出し学校を休んだ日がありました。

あきの家は両親が共働きで、二人の兄は中学校に通っていたため

彼女は熱があったとはいえ一人で寝ていなければなりませんでした。

彼女はしばらく眠り、昼頃に目が覚めました。

2時頃でしょうか、外は木々のざわめきが聞こえるばかりで

いつもとなんら変わりない様子だったそうです。

しかしその日はよく眠れるようにカーテンをひいて光が入らないようにしていました。

その時部屋の真ん中に人影が見えました。

(お母さん??)

そう思って目を凝らしてみると
どうやらそれは小学校5,6年生くらいのおかっぱ頭の女の子だったそうです。

(誰??)

顔ははっきり見えなかったのですが、不思議とあまり恐怖感はなかったそうです。

そしてその女の子はだんだんと近づきながらあきに向かってこうつぶやきました。

「あなた、誰??」

あとから聞いた話によるとあきの家には彼女の産まれる2年前に

女の子が流産で亡くなっていたんだそうです。

あきの見た少女は、その子の成長した姿だったのでしょうか・・・??

長くなってすみません。

読んでくださった方々、ありがとうございました。

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隣の部屋
2002年3月14日/投稿者:yusuke

前回、「視線」を送ったyusukeです。

今回も、あまり怖くないお話しをお送りします。

我家では(とは言え私は息子の身なのであまりいえない)

1つ物置とかしている所がある。

夜になると真っ暗になります。

たまにそこでいろんな音がするんです。

フフフ

しんじゃえもうしらないよ

フフフ

てね。

最近は聞いてないなー。 13歳くらいの女の子の声だね。

うちの下の防空壕で死んだ

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待ち時間に・・
2002年3月13日/投稿者:弥凪

今日私が体験した恐怖をお話します。

全て実話です・・

私は今日から試験休みで朝から家のお店を手伝っていました。

手伝っていた時も何かがいたんですが・・

その時はあんまり見えなかったし
時間が経ったら自分から出て行った様でした。
それはあんまり気にしなかったのですが・ ・

その後なんです・・

店の手伝いが終わり、家に戻ってから
今日はピアノの習い事がある事に気付きました。
ピアノに行くまで時間があったので暫く家で犬と遊んでいました。

すると、電話があり、ピアノの先生A先生からでした。

『ピアノの時間を少しずらしてくれないか』 との内容でした。

私は特に忙しい訳でもなかったので

『いいですよ』と言い時間をずらして貰いました。

そしてまた、犬とその時間まで遊んでいました。

そして、ピアノの時間になりました。

私は自転車に乗り、慌てて家を出ました。
(その時間に少し遅れた為)

そして教室に着いたのですが
ついた時間は19時20分
私は先生が来るまでの時間ピアノの練習を一人でやっていました。

誰もいない狭い教室はピアノの音が鳴り響きはっきり言ってかなり不気味でした。

ピアノのすぐ横に鏡があるのですが

恐かったんです・・

私は恐怖を紛らわす為にずっとピアノを弾いていました。

すると数分後に、もう1人のピアノの先生S先生が来て、

『A先生はもうちょっとしたら来るからそれまで待っててくれ
2階には誰もいないから静かでちょうどいい でしょう?』

と言われたので私は素直にピアノの練習をして待っていました。
(この時S先生はすぐに自分 の家に帰ったんです)

しかし、誰もいない教室で鳴るピアノの音は本当恐いものです。

しかも1人ゥゥゥだんだん恐くなってきました。

そしてピアノを弾く手を休めた瞬間天井から

ダダダダダダダダダダダダダダダダゥゥゥ

という子供が走り回るような音が聞こえてきました。

私は『あれ?誰かいるんだ・・』

さっき言っていたS先生の言葉がすぐに浮かんだんです。

『2階には誰もいないから』

一瞬にして血の気が引きました。

いない筈だから大丈夫・・

そう思って他に気を紛らわせようとしました。

そう思っていたらやっぱり子供が階段を駆け下りる音・・

私は恐怖のあまり、ピアノの椅子に座ったまま動けませんでした。

これは明らかに先生ではない!!
(時間は19時40分頃)

そぅ思った私は叫んだんです。

『何しに来たんだよ!?出てって!出てけよ!私は何にも出来ないんだから!』

私は音がしなくなってから暫くして一安心しました。

『良かった・・・来なかったんだ・・・』

そう思ってふと隣にある鏡を見たら・・

パッと人が写ったんです。

髪の長い女の人でした。

でもその人は綺麗な人で恐さはありませんでした。
一瞬だけでした。その女の人が写ったのは・・

そしてやっと10分後にA先生が来ました。(20時頃)

A先生は来るなりこう言いました。

『ねぇあのドアノブ真っ赤な手跡がいっぱい付いているんだけど
(私の本名)ちゃん怪我でもしてる の?』

真っ赤な手跡・・・?

さっきの・・・

私は恐くなってさっさとピアノを終わらせ家に帰りました。

何故か頭痛に襲われ、ふらふらと自転車に乗り家に向かっていました。

そして家に向かっている途中の道で、

私は何故かお巡りさんに止められたのです。

私は不思議に思い、止まってお巡りさんの話を聞いたらこう言われました。

「3人乗りなんてしちゃあ駄目だよ危ないだろう?すぐに降りなさい。」

三人?

私は本当恐くなりました。

その後すぐ近くの神社に行ってお払いを頼みました。

すぐに消えたみたいですけど・・

どうやら私がおぶっていた人というのは鏡で見た女の人だったようです・・

後ろに乗っていた男の子は・・・

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トンネル
2002年3月11日/投稿者:Hiro

お久しぶりです。

関西に行っておりましてPCに触れない状態になっておりました。

有名な旧Aトンネルでのことです。

その日海水浴に行っており、車で帰る時

「また渋滞だ」 渋滞は嫌なので、脇道にずれることにしました。

なぜかそちらは空いていて、すんなりいけました。

「遅くなっちまったな」と友人は言い、スピードを上げました。

そこに、Aトンネルはありました。

トンネルを出ると、お巡りに捕まってしまいました。

スピード違反かな?と思いました。

友人は渋々と免許を出しました。

すると、お巡りは。

「スピード違反じゃないよ。・・・車の上に人なんか乗せちゃだめだよ、まったく」

と言いました。

乗せてない・・・

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少女
2002年3月10日/投稿者:rui

私は、東京に住んでいるのですが

丁度、1年ぐらい前、 友達と祖父の家、福島に2人で行きました。

祖父の家は病院をやっていました。

私は、昼夜反対な者で、夜になると活発になっていきます。

友達(Mちゃん)もそうでした。

夜、1時ぐらいに二人でテレビを見ていました。

あまり福島ではテレビが映らないので(田舎なので)

借りてきたビデオを見て楽しんでいました。

二人ともホラーが大好きで、その日もホラーを見ていました。

家にいるのは、私とMちゃん、祖父だけなはずでした。

ビデオを見終わった後、

私とMちゃんはバンドを目指していたので音楽を奏でました。

私は歌い、Mちゃんはギターを奏で、CDをかけました。

そのとき、私は作詞をしていました。

Mちゃんはハモリをやってくれました。

「いつかその瞳を開く」私が創ったフレーズでした。

私が歌い、Mちゃんがハモル。たしかに2人しか声はしないはずです。

「いつかその瞳を開く」

そう二人は言いました。

でも私たちの耳には自分たちではない声が聞こえました。

私は、Mちゃんとそのことを話しました。

Mちゃんも聞こえたそうです。

また、例のフレーズをやってみると少女の声が、病院から聞こえてきます。

当時、病院と祖父の家は細い廊下でつながっていました。

怖くなった私たちは2階の寝室へ急ぎ、二人は布団に包まっていました。

「いつかその瞳を開く」

その少女の声が1階から聞こえてくるのです!!

Mちゃんは開き直って、声の源を見に行こうと言い出しました。

私は、キリスト教の洗礼を受けたら、Mちゃんは霊を浄化しろといいました。

このままおびえるのもなんだから、いくことになりました。

1階の廊下から声が聞こえます。

そっと廊下に近づきました。

こそっと廊下を見たら!!!!!!!

少女の顔はぐしゃぐしゃになっており、白いワンピースは赤に染まっていました。

私たちに気づいたみたいで少女はにっこりと笑って

病院のほうにかけって帰ってしまいました。

私たちは、寝室に戻ると気を失ってしまいました。

おきると朝の8時ごろで、Mちゃんと祖父に聞いたところ

最近事故で運ばれた少女が一昨日死んだらしく

その子は歌手を目指していたなどといっていました。

私たちはその後、逃げるように東京に戻り、お払いをしてもらいました。

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お館
200?年9月3日/投稿者:蜘蛛夫人

この、お話は東北地方にある、小さな村で起こった本当のお話です。

数百年前の祟 りが今も続いている、恐ろしいお話です
(昔話風にまとめてみました。)

その年は、夏だと言うのにちっとも暑くなりません。

お日様は雲に隠れ、顔を出しま せん。

せっかく、田植えをしたのに、稲は育ちません。

秋になっても収穫ほとんどありません。他の作物も全く育ちません。

村人たちは途方にくれていました「これでは 年貢が納められない。」

村人たちは相談しました。「お館様に相談しよう。」

(この村には庄屋が二つありまし た。

一つは、農民たちを束ねる、庄屋(お館様)。

もう一つは最上川を行き来する船を束ねる船庄屋がありました。

船庄屋は、私の母の実家です)

「お館様、どうか私たちを助けてください。
今年は米がほとんど取れないのです。年 貢が納められません。
お館様、お館様、お願いです。
お殿様に年貢を納めたくても納められないと伝えてください。」

村人は必死で頼みました。

しかし、お館様は、とても無慈悲な人で

「お前たち水呑み百姓の話などお殿様に 申し上げるなどできるか!とっとと、帰れ!」

村人たちは仕方なく、お殿様へ直訴する事にしました。

「直訴」をしたら首謀者はも ちろん

家族も全員死罪になると言う時代に「直訴」をする事にしたのです。

村人たちの代表は命がけで、お殿様に会うために御城下に出かけました。

年に一度 の秋祭りの日お殿様お出ましになるのです。

「その時直訴しよう」心に決めて村を出ました。

けれど、村の外れにある原っぱで、

村人の代表者たちはお館様に捕まってしまいました。

「お前たち、お殿様に直訴なんて事は絶対させないぞ!。」

お館様が金で雇った無法者に、皆殺しにされてしまいました。

それもかなり酷い殺し方でし た。

「呪ってやる!末代まで呪ってやる!
お館の血につながるものは全て根絶 やしにしてやる!」

と、のろいの言葉を残し、息絶えました。

亡骸は、原っぱに 埋められ目印に石が一つ置かれていました。

この惨殺事件は、お館様の金の力で葬り去られ

「直訴」に行った村人は神隠しに あったのだ、と言う事のなったのです。

「祟りなどあるか!!何もないではないか」とお館様はうそぶいていましたが

数年 たった、ある日・・・

お館様は、突然発狂して、死んでしまいました。

残されたお館様の家族は

「もしか したら、あの呪いでは・・・・。」と怯え

殺された村人を埋めた場所に供養塔をたてま した。

でもそんなことをしても呪いは解けませんでした。

お館様の後継ぎは、必ず狂い死に するのです。

この呪いは今でも続いています。

第二次世界大戦後、お館様の屋敷はむらに公民館として

子孫の方が村に売却して東京に移り住んだそうですが

呪いから逃れる 事はできなかったようで、

後継ぎは、みな狂い死にし他の人も

病気の為結婚でき ないまま年老いて一人暮しなど

もうお館の血に繋がる人はいないそうです。

15年程前、母が田舎に帰ったとき

たった一人になってしまったお館様の子孫の方
(母の幼馴染だそうです)

が母の実家に遊びに来たそうです。

その方は供養塔(今 でも村はずれの原っぱにあります)にお参りをして

小さい時暮らした今は公民館 になっている屋敷を見て

「怖いけど懐かしい家ね」といって東京に帰っていったそうです。

それきり、その人は、音信不通になってしまったそうです。

他聞、亡くなったの ではないか、ということです。

本当にそれで呪いは解けたのでしょうか。

ところが、解けてないようなんです。

公民館の管理人をすると、

その家族に、自殺者 が出たり、発狂者が出るのです。

そのため今では、この公民館には管理人は無く

警備会社のセキュリティシステムで管理されているそうです。

昼間は近隣の人が集 まり何の気配も感じないのですが

日が暮れると怖いと言うより恐怖を感じました

(実際に行ってみました、中にははいらなかったけど・・・・)

きっと、今でも祟りは続いてるでしょう。

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2002年/3月9日投稿者:ボボ☆スズキ

これは、私が中1の時に体験した話しです。

あれは暑い夏の夜でした。

私は、2週間後のテストに向け勉強していました。

12時ごろ、さすがに眠くなった私は、寝るしたくをしようと思っていた時・・・・

「おいっ!」

っと、突然大きな声が私のスグ後ろから聞こえてきました。

周りを見渡しても誰もいません・・・・・

私の部屋は、廊下側に面してるので、廊下からかなと思い窓を開けました。

でも、誰もいませんでした・・・・・・

あれはいったいなんだったんでしょうか・・・・・・・・

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真夜中の鏡
2002年3月7日/投稿者:弥凪

これは私が実際に体験した話です。

2年前(1999)に私が体験した恐怖をお話します。

私はいつも不眠症で眠れぬ夜を過ごしていました。

その時もいつもと変わらずなかなか寝付けませんでした。

何で眠れないんだろうと自分でも思いつつ、天井の壁を見てボーっとしてました。

ふと喉が渇いたので仕方なく起きて水を飲みに下の台所へ行きました。

部屋から出ると辺りは当然真っ暗でした。

暗所恐怖症の私はその廊下や階段がとても暗くて恐くて仕方がありませんでした。

それで手探りで電気のスイッチを探し

廊下の電気をつけ 次に階段の電気をつけました。

ふと、目に入った洗面所がありました。

その洗面所は廊下の電気が届かない為その洗面所は真っ暗でした。

その真っ暗な中にある鏡が余計に恐く見えたのです。

私は何か恐くなって足早に階段を下りて台所へ行き

水を飲んでまた部屋に戻りました。

洗面所の方は見ないようにしてさっさと電気を消し、寝床につきました。

でもやっぱり眠れないんです。 時計を見ると2時半

私は布団を頭まで被り寝ようと頑張ってました。

そしてやっと眠くなり、やっと寝られると思ったら

今度はやけにトイレに行きたくなったんです。

我慢出来なくなってしまい、結局また起きてトイレに向かいました。

トイレに行くにはあの洗面所の前を通らなければ行けないのですが・・

下にもあるので私は下のトイレに行こうとしたけれど

また真っ暗な道を通るのは 気が引けたので、上のトイレに行きました。

すぐに用を足し、手を洗おうとしたら蛇口を何度捻っても出ないんです。

壊れたと思い其処を後にして手を洗いにあの洗面所に向かったんです。

電気をつけて少し安心した私は水を出し、手を洗っていると・・

何故か『視線』を感じるんです。

私は兄か姉が後ろにいるもんだと思っていたのであんまり気にしませんでした。

そしてふと顔を上げて鏡を見たら

鏡の中に両肩の無い女の子が立っていて私をじっと見ていたんです。

血塗れの服を着て凄い形相で睨んでいるのです。

私はその場で気を失い、気付くと自分の部屋に戻っていました。

時計は7時を指していました。

夢だったんだ・・・

そう思い着替えようと服を脱ごうとした時

両腕が血で真っ赤になってる事に気が付きました。

でも何処も怪我とかしてないんです。

あわてて洗面所に行き両腕を洗っていた時昨夜の事を思い出してはっとしました。

恐る恐る鏡を見たら・・

昨夜の女の子が立っていた部分だけ真っ赤に染まっていたのです。

すぐその事を親に言って神社でお払いをして貰いました。

あの女の子は何を私にしたかったのでしょう?

今でもその鏡は家にあります。

私は不思議なものを良く見たり、体験したりすることはあったのですが

まさか自分の家でこんな事になるなんて思っても無くってとても恐かったです。

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白い塔
2002年3月4日/投稿者:?

私のうちの近くには白い塔という3階ぐらいの小さな塔がありなす・・
そこは、昔戦争で米軍が使ってた・・・と聞いた事があります。

私が幼稚園ぐらいのときに、友達と3人で遊んでいて
その仲の1人が(Kさん)

「ねぇ、白い塔に行ってみようよ」 と言い始めました。

その時ちょうど言い出したKさんは数珠っを持っており

「幽霊退治をしよう」 もちろん遊び・・・

幼い私たちにそんな事ができるはずがありません。

塔の近くまで行くと、もう1人が(Aさん)

「家による」と言い出したので白い塔の近くに住むAさん宅に行きました・・

Aさんの家の隣には小さな公園があります。

私とKさんはその公園でしばらく遊んでいました。

「う〜うぅ〜」 と、うめき声みたいなのが聞こえ始めました・・・

何分かたって・・・・・夕方だったせいか急に空が赤くなりました。

しかし、なぜか私には血のように真っ赤な空に見えました。

その時・・・

白い塔の方から はじめは、風だろと思い気にしなかったのですが

時間が経つに連れて

段々とその声みたいなのが大きくなっていくのが分かりました。

怖くなった私とKさんがAさんを呼びに行きました。

Aさんが家から出てきたとき

うめき声が近くなってるように思い始めた私はきょろきょろし始めました。

「どうしたの?」 と聞かれた私は不安げながら答えました。

しかしその時、何かの視線を感じ振り返ってみると・・・・

そこには青白い着物を着たかにの長い女の人が立っていたのです。

その女の人は私に向かって笑っていたような気がしました。

「ねぇ・・・そこに女の人が立ってるよ」

私が、そう言うと2人が私の方を向きました

「誰もいないじゃん」 2人はそう言いました。

確かに私の後ろに女の人はいなかったのです。

女の人が消えた後、空の色は普段と同じ夕焼けでした

うめき声は・・・・

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視線
2002年2月26日/投稿者:yusuke

よく お風呂で後ろに 「視線」 かんじません?

2000年5月19日午後11じ25分、勉強をおえて風呂に入ろうとした。

『ガラガラガラ』

風呂のふた開けたときに、何か有るんです。

というか

いるんです。

だれか僕の後ろにもちろん母がいるわけでわなく
(と言うか、かなりスマートだったので違う。)

おばあちゃんでもない。

肩の上のところに

女の首が

ぽつんと

怖くなり、ザブンと入りました。

少しこわかったので、後ろ向きに入りました。

波が収まるにつき、何かがいるんです。

こんどは上に。

あの女がこんどは上からのぞいていたんです。

『  二ヤ    』

その後そいつは、いまんとこあらはれてはいないが.....

貴方のお風呂。きをつけなよ

二ヤ

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弟に起こった出来事
2002年2月24日/投稿者:綺羅璃

ある蒸し暑い夜の話です。

これは私の弟が実際に体験した出来事です。

信じる信じないは勝手ですが聞いて頂きたく存じ上げます。

蒸し暑い残暑少ない夜のことでした。

弟と私は揃ってねており私はいびきをかいて眠りこけていたそうです。

その状況にも全く気づかずに・・・

私と弟のベッドの隣には一つの戸棚があります。

ふと目が覚めた弟は 戸棚に目をやりました。

するとその戸棚の前に女の子が立っていたそうです。

弟は布団をとっさにかぶって眠れない一夜を過ごしたそうです・・・

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昔住んでたマンション
2002年2月21日/投稿者:Y.K

まあ、今思い出しても謎なのですが、1988頃ですかね

当事広島にいた頃、 賃貸情報誌を見て

飲み屋街・デパートまで歩いても10分たらず

大きなショッピングセンターも目と鼻の先で、

しかも築1年位の1DKが \60000の所

交通も超便利なので借りようと思い不動産に行ってみました。

初めての一人暮らしと言うことで南向き日当り良好の部屋をなんと

¥45000でいいよ!!と言うのです。

鈍感な私は嬉しくて舞い上がってました。

暮らし初めて4ヶ月位たったある日

その日は彼が来てのんびりとデートの予定でしたが

連れから電話で呼び出され彼に部屋で留守番させてました。

夜中に戻ってみると彼が家中の電気とTV・ラジオの音をどちらも大きくして

超うるさいなか、布団に潜り込んでガタガタ震えてました。

事情を聞くと、

初め玄関のドアをノックしたから私だと思い開けたけど誰もいなくて

閉めた瞬間また叩くからと2.3回繰り返し

悪戯だと思いドア穴から覗いてると人がいないのに

ドアの叩き方が激しくなってきたので

少し怖くなり TVを見ながら気分を散らそうとしてたら

今度はバルコニーの無い窓をコンコン と誰かが叩いたそうです・・・

それも叩きかたが少しずつ激しくなったとか!!

当事この窓側は空き地&駐車場で、部屋は3Fです!!

ハシゴでも架ければ窓を叩く 事も可能ですが・・・

まあ彼淋しがりやで私が深夜まで帰らなかったから気を引こう と

こんな話しするのかなーなんて感じで話を聞いてました。

私は4ヶ月住んでも こんな事は1度も無かったですし・・

とりあえず寝ましたが途中で目が覚めて隣を見たら彼はぐっすりと寝てます。



時計を見たらAM3:00でした!

彼があんな話しをするから か妙にドアが気になりなにげなく見ていると

小さい白いのが見えてそれが少しずつ大きくなり白い影の様な物になって

こちらにゆっくりと近寄ってきます!!

段々と姿が見えてきて、頭のテッペンからつま先まで包帯を巻いた男性です!!

隣で寝てる彼を起こそうとしたけど

金縛りなのか体は動かせないし、声もでません!!

包帯の男性は足元まで来ると、

いきなり私と彼の間にドサッと倒れ込んで来ました!!

あまりの恐怖で後は何もワカラナクなり目が覚めたら朝7:00頃でした。

彼も同じく 目が覚めた様ですが、怖い夢を見たと言うのです・・

内容はAM3:00に目が覚めたら枕元でドロボーらしき者がゴソゴソしてたので

ドロを捕まえる&私を起こそうとしたいけど

体が動かないし声も出なかったそうです!!

なんと2人して内容は違う けど怖い夢!?を見ました。

包帯の男性はとてもリアルでしたよ(^-^;

それ以来彼は部屋には遊びに来ても泊まる事ありませんでした。

今度は逆に

彼の部屋で寝泊りする生活で殆んど自分の部屋には時たま帰るくらいでした。

結婚の話もあり あの部屋も引き払おうかなと考えている中

丁度友人からの電話で自由な一人暮らしを したいから

私の部屋を半年程貸してくれとの事なのでOKしました。

ところが 1週間もしない内に実家に戻ったと言うのです・・・

話しを聞くとドアと窓を叩くとか彼と同じ事を言うのです。

夢か現実か包帯男の事があってから彼の話は50%位の信用でしたが

彼女の話を聞いて本当なんだなと思いました。

私は半年以上住んでいて

包帯男の夢位で後は何も感じた事が無いので

ヨホド鈍感なんだと思います。

自称霊感強いと言う彼女と、

オカルトな話には全く興味の無い彼の2人は同じ体験!?

ときどき今も当事の事を思い出話をしますが主人 (当事の彼)は

あのマンションには2度と行きたくないし

近くも絶対に通りたくないと未だに言います。

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自転車の後ろ
2002年2月19日/投稿者:Milai

これは私がまだ、高校生で学校まで自転車で通っていた時のことです。

その日は確か、文化祭の準備で遅くまで学校に残っていました。

私の学校は体育祭、文化祭ともに真剣に取り組むことが昔からの伝統でした。

皆、別に嫌がるわけでもなく、作業は順調に進み

その日は8時くらいには、終わって家路につきました。

私が帰る方角には友達は誰もいなかったのですが

このくらいの時間になって一人で帰るのは慣れていたので

いつもの道を通って帰りました。

その途中、もうすぐ家に着くというところで

私の運転していた自転車の後ろが急に重たくなったのです。

まるで、二人乗りをしているような感じでした。

私は、二人乗りが出来ない為にフラフラして

道路の端にある溝にはまりそうになりました。

その溝というのは、普通の側溝ではなく、水はほとんど流れておらず

山の絶壁にありそうな岩がそのままくっついたようなぼこぼこの溝だったんです。

そこにはまってしまったら、擦り傷だけではすまないだろうと思い

必死で、ハンドルを切り、自転車から降りました。

初めは、パンクでもしたかな?と思い

すぐ近くの外灯の下まで自転車を押して行き

タイヤを確認したのですが、異常ありません。

おかしいなぁと思いつつ、

(私はこの時まで霊的体験をしたことがありません)

もう少しで家に着くから、着いてからもう一度よく見てみようと思い

顔を上げました。


するとそこには・・・


看板が立っていたのです。

お葬式とかがあるときには必ず「○○家」と書かれた看板が立ちますよね?

あれです。

あの看板が外灯に照らされて立っていたのです。

さっき、自転車を押してきた時にも気がつかなかった看板が

私から、1mくらいしか離れていない場所に立っているんです。

自転車を押していた時、私は確かに前を見ていました。

気がつかないはずはないんです。

私は一瞬金縛りのように動けなくなり、

その看板と向かい合ったまま突っ立っていました。

そして、恐いと思った瞬間に私は自転車に飛び乗り家まで飛ばして帰りました。

母親に「今日、どこかお葬式?」 と聞くと

「うん。そこの家の人が山登りしてて、崖から転落したらしいよ」

と話してくれました。



崖から転落・・・・



私が落ちそうになった溝は、まるで崖みたいなところです。

霊そのものを見たわけではないので、はっきりしたことは言えませんが

私は今でもその人が私を道ずれにしようとしていたのではないかと思います。

そんなに、深いわけではありませんが

落ちれば骨折はしていただろうと思われるくらいの溝でし たから・・・

今はもう、その溝にも蓋がされ私も安心しています。

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マスコット
2002年2月18日/投稿者:凍夜

7〜8年前くらいでしょうか

当時友達の家に遊びに行った時のことです。

友達の家は公団住宅の2階でした。

ちょうど入り口側に駐車場があり、向かって右側が山のような藪になっていました。

その前あたりに停まっていた車の左側(助手席側)の窓に

多分ヌイグルミみたいな マスコットがついていたんですが

いつも見る度に何かイヤな感じを受けていたんです

というのも、そのマスコットがどうしてもガイコツのように見えてしまうのです。

最初は私の気のせいだと思い、友達にも話さずいたのですが

ある日友達に話した所。

「私もずっと嫌な感じがしてた」というのです。

そして別の友人にその話しをしたところ(彼女は霊感がかなりある方)


「事故で死んでる・・・」


というのです。

その車が事故を起こしたのかあるいは

事故を起こした場所でひろってきてしまってそのままなのかわかりませんが

確かにその車には霊がついてると言ってました。

しばらくして再び遊びに行った時には車は変わっており何も感じませんでした。

友達も引越し別の場所で暮らしてます。

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謎の声
2002年2月16日/投稿者:アキ

これは私が実際に体験した話です。

ある日、いつも通りに寝ようと布団に入りました。

布団に入りしばらくすると、妙な寒気がするのです。

すると突然金縛りに合い動けなくなりました。

そして私の耳が誰かに引っ張られるのです。

更にその後、聞いたことのない女の人の声が聞こえてきました。


「アキさん助けて・・・」

「アキさん助けて・・」


女の人の声はしばらく続きました・・

私は耳が痛かったのと、あまりの恐怖で何も考えられなかったのですが

しばらくすると私はある異変に気づきました。

その女の人の声は、耳から入ってくるのでなく脳に直接伝わってくるのです。

あまりの恐ろしさに私は意識を失いました。


普通、霊体験というのはここで話が終わってしまいます。

しかし私の場合は、ここから続きがあるのです。

謎の女の人の声を聞いてから2,3日後の寝る前のことです。

私は寝ようと布団に入って電気を消しました。

しばらくすると、また体が動かなくなり金縛りにあいました。

今度は女の人の声が遠くから聞こえるのです。

「アキさん助けて」

遠くから聞こえていたので、とても小さな声でした。

私は金縛りにかかっていたので

心の中で「動きたい、動きたい」と念じていました。

すると私の意識が体から抜け幽体離脱をしたのです。

そして、その意識はもの凄い速さで暗闇の中に吸い込まれていくのです。

「アキさん助けて」

その声は徐々に大きくなってきました。

私はこのままでは何処かに連れて行かれると思い

「死にたくない!」

「死にたくない!」

と心の中で念じていました。

すると私の意識は自分の体に戻りました。

自分の体に戻ると、体が物凄く冷たくなっており

とても寒かったのを今でも覚えています。

その日以来、寝るのが怖くなり余り眠れないようになってしまいました。

今でも疑問に思うのですが、あの女の人の声は誰だったのでしょう。

もしかすると霊界から私を呼んでいた死神だったのかもしれません・・・

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なんかようかい?
2002年2月11日/投稿者:Sari

この話は私が小学校1、2年の時の話です。
夏休み、私は鹿児島にある母の実家に帰っていました。
そこで泊まっていた何日目かの夜、不思議な出来事がありました。
私はその日、母の妹にあたる人と寝ていました。
(おばさんと言えばいいのですが、まだお姉さんだったので)
寝付いたか寝付いてなかったかの頃・・
私は寝返りを打ちました。
「ううん・・・。」
「うぅぅ・・うぅゥゥゥゥゥ!」
ドコからともなく声がしました。
しわがれた声でした。
私はびっくりして、いっしょに寝ていたお姉さんに声をかけました。
「A子!!なんかいるよー!!!」
しかし、お姉さんは私が夢でも見たのかと思って
相手にしてくれませんでした。
「ううん・・・・・・寝ろっていわれてるんだよ・・・」
そんなことわかってるよと、私はむくれました。
しかし・・その声はさらに話し掛けます。
「鬼がくるぞ・・・・・・・・・・・・・」
そんなことをいわれてビビらない子供がいるでしょうか。
私は怖くなりました。 おじいちゃんか誰かだとも思いました。
私を寝かしつけるためにこんな事を言っているのではないのかと。
けど、こんなイジワルではないし・・・と考えました。
じゃあなんなのか。
それは結局、最後までわかりませんでした。
その声の主は、ただ楽しそうに私をからかっていたような気がしました。
あとで思えば、夢だったのかもしれません。
でも。どうしても夢とは思えませんでした。
今思ってもなんだか不思議な気持ちです。

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