GHOST TAIL

JuJu:怖い話と百物語

怖い話:281話〜320話

訪問者の方々からお寄せ頂いている現在も増殖中の「怖い話」。
あなたも参加してみませんか?(都市伝説や心霊以外の恐怖も歓迎です)

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子供の足
2004年7月22日/投稿者:lark

これは私が小学校3年の時に体験した話です。

その日は父が単身赴任でいなかったので

いつもは父が寝ている部屋に母と二人で寝ました。

私が眠れずにいて、12時を回ったころでした。

なにか嫌な気配を感じた私は隣に寝ている母を起こそうとしました。

ですが、なぜかはわかりませんが、母は一考に起きません。

私は怖くなり布団にもぐりこみました。

そして何分か過ぎたころ部屋の隅で畳がきしむ音がしました。

「誰かいる。」

そう思った私は布団から頭を出してみました。

そこには小学校に入学するかしないかくらいの子供の足がありました。

そして私の目の前を走り去っていきました。

いるはずのないモノを見てしまった恐怖で眠れずに、朝まで布団にもぐっていました。

その家は海まで歩いて1分のところにありました。

もしかしたら海で亡くなった子が何かを訴えていたのかもしれません。

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何が無い?
2004年7月21日/投稿者:H・S

あれはもう私が小学校高学年の時でした。

うちの学校はだいぶ古く旧校舎がありました。

旧校舎というとよく霊がいるなどと噂 がたちます。

そのため私は友人のSとその旧校舎で心霊写真を撮ろうと

遊び半分で夏休みにその 旧校舎に行ったんです。

その旧校舎は三階で私達は二階まで順調に写真を撮っていました。

しかし・・・・

三階に上がった時です。

今まで嗅いだことも無い匂いが漂ったんです。

そうまるで何 かが腐敗したような・・・するとSが・・・

S>「ねぇ、なんか変な声がしない?」

「え?声?」

そう言った時でした。

「ぃ・・・い・・無い・・・無い・・・」

それは女子高生位かの女性の声でした。

S>「ねぇなんか声が大きくなってきてない?」

「・・・本当だ・・・」

私達は恐くなってそこで一枚写真を撮って急いで帰りました。


・・・数日後・・・


Sがいそいで私の所へ来て、例の写真を見せてくれました。

S>「ねぇ・・・これってあの声の持ち主かな・・?」

見るとその写真には 首から上の無い女性が写っていました。

後にその旧校舎は壊されましたが

あの「無い」と言ってたのは自分の頭の事を言っていたんでしょうか・・・?

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鎌を持った男
2004年7月19日/投稿者:魔女

私の住む沖縄は戦時、とても激しい地上戦が繰り広げられ

悲しい事に住民の半分が亡くなりました。

その所為か恐い話しをよく聞きます。

これは友達の話ですが、夏休みに5人で心霊スポットマップを作ろうと

親にも許可を得て心霊スポットを回ったそうです。

心霊スポットと言っても沖縄全体が心霊スポットなので困ってしまいました。

そこで5人はガマに行ってしまってんです。

ガマとは戦時中に住民が隠れたり、

集団自決した所なので確実に出ると思ったそうです。

証明写真を撮るため、カメラと電灯を手に一人づつ入って

一番奥で待ち合わせをしていました。

しかし何時まで待っても最後のkがなかなか来ない。

普通、こいつ驚かそうとしているな?と思うかもしれませんが

沖縄ではこういった事態になった時取り憑かれているか死んでいる事が多いので

4人は必死で名を呼び、探し回ったそうです。

すると其のkがガマの奥から走って来たのです。

「追いかけてくるーー!!」と叫びながら。

kの後ろには鎌を振りかざした男が追いかけて来たそうです。

そして近くの民家で保護されましたが、kは背中がパックリ斬りつけられており

大量出血の為病院に運ばれ、其の傷が原因で破傷風に罹り

一週間うなされたそうです。

面白半分で行かない事をお勧めします。

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10日後
2004年7月15日/投稿者:ZERUDA

この話は、中学校1年生の終業式に実際に私が体験した話です。

その日、私は遅刻しそうになったので学校に走っていきました。

終業式なので体育館集合で

8時30分を過ぎると体育館の入口ドアが完全に閉められてしまい

終業式に出られない習慣が私の学校にはありました。

そして、私が自分の教室についたのが8時26分位でまだ間に合う!

と思い体育館履きを持って、体育館へと急ぎました。

その学校には体育館につながっている通路があり

その通路からではないと体育館に行けないというシステムがあったのです。

私がその通路にさしかかった所で、

体育館のドアが閉められていくのが見えます。

私は、 「まだ閉めないで〜」 と大声で叫びましたが無駄でした。

私は終業式にでられないので、教室の中で待っていようと思い

その通路をでようとするとなんと、

その通路から学校につながっている扉が開かないのです。

私はパニックになりほかの出口はないかな?と思い

ほかの出口がないと確かめましたが窓ひとつありません。

ついに、そこの明るさを保っていた電気すら消えてしまいました。

怖いので、目をつぶってうずくまっていたら

何かの人間ではない囁き声が聞こえるのです。

それは、 「あと、10日。あと10日すら我慢すれば・・・私は・・・」

恐怖とパニックであまりよくは聞こえなかったのですが

このようなことを言っていました。

怖いのですが、隣を薄目で見てみると、なんと私がもう一人いるのです。

そして、そのもう一人の私と私が目があうと

そのもう一人の私がこういって消えていきました。

「10日後に・・・・」

と言って。 そして、10日後に信じられないことがおきました。

その時、私は母の手伝いで台所にいました。

そして、隣の誰もいないはずの部屋から誰かがきたのです。

見てみると、もう一人の私です。

母も私も凍りつき、ただ唖然としてましたが

突然母が塩をもう一人の私になげつけたのです。

すると、もう一人の私がきえていきました。

あの時もし母が塩をなげていなかったら、私は今ここにいるかわかりません。

そして、いつ、またもう一人のわたしがくるかわかりません。

なので、私は常に塩を持ち続けています。

あなたの所にもいつ、もう一人の自分がくるかわかりませんよ。

ほら、今そこに・・・

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優しいお婆さん
2004年7月11日/投稿者:つむじ風

これは、私の母と、母方の祖母から聞いたお話で

私自身良く覚えていないのですが(少しは覚えています)本当にあった話です。

現在中学三年生の私は、アンビリーバボーやら

USOなどの心霊コーナーをあまり怖がらずに見ています・・・

ですが、そのとき母に聞いた話で私の頭は一瞬固まりました。

話は私が約(多分です)三歳頃にさかのぼります。

「Eちゃんそっちにいっちゃいけないよ、川の流れが速いから溺れちゃうよ」

「え〜」

姉が夏季休業に入ったと言うことで、祖母の家に泊まりに行った私は

母と姉が買い物へと行っている間に、祖母と近くの川へと遊びに行きました。

丁度その日は雨が降ってから二日後と流れが大体緩やかになっているものの

安易に幼児が川の中に入れば溺れてしまうほどでした。

祖母は川原にビニール袋を敷き、私を膝の上へと招き

座らせて溜まっていた貼り絵の続きを始めました。

「おばあちゃん、このお花、綺麗だねぇ」

「これはね、リンドウって言うお花なんだよ。

Eちゃんの住んでいるところではいっぱい咲いているんだから」

「ふーん」

私はさして興味も薄く(嫌な子供でした)祖母の膝の上で暇を持余していました。

と、そのとき。

「あらあら、可愛いお孫さんですね」

と声が掛かりました。

祖母が振り向くと、大体150センチあたりでしょうか。

小柄なお婆さんが優しく微笑みながら私たちの後ろに立っていたのでした。

「幾つですか?」

「ホラ、Eちゃんいくつかな?」

「んとねーさんさぁーい」

お婆さんは顔色がとても色白く粉を顔面にまぶした様な色合いだったのですが

祖母は厚化粧でもしているのだろうと思い、不信感は微塵も感じませんでした。

何よりその笑顔が優しく、悪意の欠片も見え隠れしていなかったのですから。

お婆さんは、自分には孫が居ないけれど子供が大好きだから

つい声をかけてしまった、と苦笑を漏らしました。

すると祖母は、私が暇を持余しているのに気付いていたのかいなかったのか

「Eちゃん、そのお婆ちゃんと遊んでらっしゃい」 と言いました。

コレがもし誘拐犯だったら大変でしただろうけれど、

活発・・・とは言い得てない

簡単に言えば暴力的で我侭で狡賢い私のこと

小柄なお婆さんでしたら大丈夫だと思ったのです。

そして、私とお婆さんは祖母の見える範囲内で摘み草をしたり

川の中に石を投げたり、冠を作ったりして遊びました。

私はもっと遠くで遊びたかったのですが、お婆さんは

「遠くに行ったら、Eちゃんのおばあちゃんが心配するからね?
もしも溺れたら私は助けられないから・・・」

悲しげに言ったのです。

何故悲しげに言ったのか、

当時約三歳、どんなに狡賢い私でも分かりませんでした。

それに、おばあさんの言う事全てが言いえて妙でした。

まるで、何かを前提に言っているような気がして・・・。

お昼を過ぎて、私の姉と母が川原へ私を呼びに来ました。

手にはしっかりと買い物袋や、服の入っている紙袋を持って

「E〜!おばーちゃーん!帰ろう〜」

「Yちゃん今行くね〜Eちゃんそろそろお婆ちゃんとお別れしないと・・
アレ?お婆ちゃんは?」

祖母は私の側にあの小柄で白いお婆ちゃんが居ないことに気付き

私を覗き込みました。

「んっとねー、お婆ちゃん、今あっちになんか引っ掛けちゃったんだって」

「じゃあきたらちゃんとお別れしようね」

「はーい」 祖母は母と姉に先に帰ってて

というと、寒いと言った私の肩に自分のカーディガンをかけてくれ

じっと動きませんでした。

暫くすると、あのお婆さんがまた、会ったときと同じように

後ろから突然声をかけてきたのです。

「Eちゃん・・・ホラ、私の作ったお花のお冠、あげるから。お別れね」

祖母はびっくりして後ろを振り向き、私はどうだったのか・・・

多分その祖母の様子にびっくりして後ろを振り向きました。

そして祖母は、お婆さんの姿に、更に驚きを隠せませんでした。

「お婆ちゃん、なんでそんなに濡れてるの?」

お婆さんは余計なことは何も言わず、ただ

「ちょっとだけ落っこちちゃったの」と言いました。

祖母はなんとなく納得した様子で、私にそのお花の冠を渡し

お礼を言ってまた会えたらいいですねと言いました。

また、お婆さんはあの寂しそうな顔をしました。

「Eちゃん、Eちゃんのお婆ちゃん、大事にしてね」

そういって私の頭を撫でました。

その手は、私とお婆さんが遊んでいたときよりも冷たく

しかし落ちた所為だろう、と思いました。

そして私と祖母は、お婆さんの背を見送ると家へと帰りました。

二日後・・・私達四人(私、祖母、母、姉)が何気なくニュースを見ていると

丁度私が二日前に遊んだ川のニュースが流れてきました。

すると、

それは川に落ちて流れに巻き込まれ死んでしまった人がいるというのです。

『〜〜・・・さん六○歳が七月○○日に川に落ち
下流に流れ着いたところを発見されました』

祖母は落ちなくて良かったねえ、と言い

母は危なかったね、と私を撫でました。

皆一様に一番危なかった私を見ていて、私はずっと画面を見ていました。

その様子に気付いたのは母でした。

「・・・Eちゃん?」

私は画面から目を離しません。

そして開口一番に

「このお婆ちゃんと遊んだよ!」 と言ったのです。

祖母は背筋が凍るような思いで画面を見ました。

すると 祖母が二日前話した

あのお婆さんそのまま同じ顔が、画面には映っていたのです・・・!

あの柔らかな微笑みや

悲しそうな表情そのままにお婆さんはこちらを見ていました。

名前も同じでした。

事実は変えようもありません。

もしかしたら、私を見て孫だと可愛がりたかったのでしょうか?

ちょっと落ちちゃったのと、その前までは生きていたのでしょうか?

私にも分かりません。

祖母にも分かりません。

唯一つ、分かっているのはあの悲しい表情です。

きっと死んでしまうと

もしかしたら死んでいるからと分かっていたのではないでしょうか。

少し現実離れでしょうか?

それでも本当の話です。

もし私が遊んでもらったお婆さんが生きていたら・・・

私は年に一回でも会いたいと、今更思ってしまうのです。

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少女の声
2004年7月6日/投稿者:テンムス

私が中学校3年生の時に実際に体験したことです。

7時まで部活をしていて、友達を含めた3人で帰っていました。

その帰り道、学校から一番近い私の家に寄っていこう。

と二人が言いました。

私は別に用事などなかったからかまわないよといいました。

私の部屋は物が多く、本棚やタンスに囲まれていました。

3人で座るには少し窮屈な感じでしたが

そんなものは気にしないというような感じ で腰を下ろしていました。

最初は雑談などをしていて少し飽きたかな?

と思いみんなで漫画のまわし読みをして いました。

シーンとした中で漫画を読んでいて、

友達が姿勢を崩そうとしたまさにその時でした。

「そこに男の人がいるの。」

すぐ後ろ(10センチも離れていない場所)からものすごく幼い声が聞こえました。

その声は3人とも聞いていて聞き間違えることなどありえませんでした。

私の家には 父と母と小学校6年の妹が居ましたが

そのときは私以外の家族は出払っていて、

家の中には私と友達しかいませんでした。

あれから二年。夜な夜な物音や声が聞こえます・・・・・

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4:30
2004年7月4日/投稿者:sachiko

あれは私が中3のときの話です。


8月31日


私は部活の大会を終え、父に電話をしました。

「迎えに来て」と。

自分の携帯から父の携帯に。


9月2日


母方の祖父が亡くなりました。


9月3日


不可解なコトはこの日、起こります。

祖父の死の知らせを受け、

私・兄・父・母は 車で祖父宅に向かいます。

途中、フェリーに乗っていくのですが・・・

フェリーの中で父が私にいきなり話し掛けてきたんです。

「なぁ、お前俺に電話かけてきたのいつだっけ?」と。

私は 「31日の・・・夕方頃?」 と答えました。

父が 「詳しく教えてくれ」 と言ってきたので、私は携帯の履歴を見て

「ちょうど4時半」 と答えました。

そして父はこう言います。

「おかしいな・・・。 俺の携帯の着信履歴にな?

本当なら「お前の名前4:30」って表示されるはずだろ?

でも「祖父宅 4:30」ってなってるんだよ。」

毎日着信履歴をチェックする父は昨日

9月2日の時点では 「私の名前 4:30」になっていたそうです。

祖父が亡くなってから、表示が切り替わったんです。

祖父は何かを訴えたのでしょうか?

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雪山での遭難
2004年7月2日/投稿者:翔太

実際に僕が体験した訳ではないのですが

昔テレビで見たことがあって怖くて覚えていたので投稿しました。

ある山で4人の人達が遭難していました。

進む事も困難な位に猛吹雪でした。

すると、前の方に1つの小屋がありました。

「あそこに非難しよう」

そう言うと4人は小屋に入っていきました。

小屋の中には何も無く少し古びた小さな小屋でした。

そして、4人は凄く疲れた様でバタリっと座り込んでいました。

すると皆、眠たくなりました。

しかし、ここで眠ると死ぬと思い、

ある1人の案で4人は4隅に行き右隣の人を起こし

起こされた人が右隣へ行くと言う事をやることになりました。

そして、1人目、2人目、3人目、4人目と順調に進んで行きついに5人目!

しかし4隅に1人ずつで5人目が居る訳がありません。

しかし、寝ぼけていてそんな事は知らず肩をトントンと叩き起こしました。

もちろん人ではありません。

そして、その人が歩き出したその時

レスキュー隊が来て4人とも助かりました。

しかし、あの5人目はいったい何なんでしょう・・・

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このサイトって
2004年7月2日/投稿者:yusuke

このサイトを見ていたときの話です

コンピューターは2階にありその時は俺以外2階にはいませんでした。

当サイトの100話目(JuJu2じゃない方です)を見ていたときの話です。

見ていました、100話目を・・・・・

すると、PCのウィンドウに何かが映ってます。

女・・・・?

俺の左肩に女の顔がはっきり映ってるんです。

そのあと左半身がしびれてきました・・・・

「ヤバイ・・・・マジヤバイ・・・・」

本能的に危険を察知した俺はそのまま動きませんでした。

さらに左半身の痺れが強くなり右側までに達しようとしていました

「速く誰か来てくれ・・・・頼む!」

そう思った瞬間、下にいたお婆ちゃんが二階に上がってきました

その瞬間、痺れが取れスクリーンに映った顔も消えました。

その時、耳元で

「クソッ・・・・・」

って誰かが言ったのがはっきり判りました。

その後恐怖におびえながらも台所へ行き天然塩を左半身にぶっ掛けました。

すると、その塩はまるでお湯に溶かしたかのように

俺の体に溶けていったのです。

いまもスクリーンの片隅に・・・・

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20分の幻聴
2004年6月27日/投稿者:はるか

私が幼い頃からずっと続いている話です。

確か一番初めにそれに気づいたのは小学校4年生ごろの夏でした。

家族で車に乗って海へ行った帰りの事、

不意に救急車の音が聞こえてきました。

大きな幹線道路を走っていたので、救急車が通るのは珍しくないと思い

大して気にしていなかったのですが、そのうち不思議に感じ始めました。

幾ら走っても走ってもその音は大きくも小さくもならず、ずっと付いてくるのです。

運転していた父が、救急車の音に反応しないのもおかしかったのですが

疲れて眠かったのでわざわざ尋ねる必要もないと思いそのままにしていました。

しかし、その救急車は家に着いて自室に入ってもまだ聞こえてくるのです。


さすがに変だと確信して両親に聞いたところ

「そんな音は聞こえない、気のせいだろう」

と言われました。

幼かった私は、違和感があったものの

それで納得し、夕食まで仮眠をとることにしました。

夜、不意に電話の声で目を覚ますと、

それはどうやら親戚の叔母からの電話のようでした。

慌てた様子で応対する母に何があったのかと尋ねると

「親戚の叔父が無くなった」という連絡でした。

「ちょうどあなたが救急車の音を聞いていた時間に運ばれて亡くなったんだって・」

一瞬言葉の意味が理解できず、凍りついたように記憶しています。

ちょうど叔父が苦しんでいた間中、私は救急車の音を聞き続けていたのです。

その時間は、20分を越えていたでしょうか。

それ以来、親戚や友人、両親の知人

その家族と私が知っている全ての人の死を「聞く」体質になってしまいました。

どうやら亡くなった方が最後に聞いた音と同じものを聞いているようです。

病院のエレベーターの音、話し声、何かが落ちて壊れた音

クラクションの鳴り響く音など、もう何度聞いたか分かりません。

最近は直接会った事のない人まで感知してしまいます。

不謹慎にも幻聴には慣れてしまいましたが

未だに「聞いた」後の電話は怖くて出ることが出来ません。

それは、知っている誰かが死んだという訃報に決まっているからです。

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階段の隙間
2004年6月23日/投稿者:さくや

これは十年程前に、私の母から聞いた話です。

その頃、母は腸閉塞で入院をしました。

手術は無事に済み、

2週間程の入院期間中も同室の患者さん達と仲良くなったりで

本人はいたって元気に退院してきました。

それから1ヵ月後、母は奇妙な夢を見たそうです。

夢の中で、母は何故か階段の拭き掃除をしていたそうです。

その階段は、かつて母がママさんバレー部に入っていた頃よく使用していた

近くの中学校にある体育館ものだと思う、と言っていました。

ただ、その階段は体育館のそれよりずっと長く

掃除はとても面倒に思えたそうです。

どれくらい拭き続けてきたか、長い階段もようやく残り数段になったころです。

「ああ、やっと終わりが見えた」と母が階段の上を見やると

誰かが上で労うように、母の名を呼んだそうです。

−−−お疲れ様−−−

一瞬とまどった母でしたが、直ぐに気が付きました。

「ああ、Sさん。久しぶり」

それは、入院時に母の一番の話友達だったSさんでした。

年も近かったせいか気が合って、本の貸し借りもしていたと聞いたことがあります。

Sさんは、階段の上から嬉しそうに手を振っていたそうです。

母も一時手を休めて手を振り返し

「ごめんねぇ、もう直ぐ終わるから」

と言い、作業に戻りました。

しばらく無言で母は階段を拭いていました。

すると、それまでずっと母を見ていたSさんが声を掛けてきたそうです。

−−−ねえ。疲れたでしょう?−−−

−−−少し、こっちで休んだら?−−−

そこで初めて、母はしゃがんでいた体を伸ばし、立ち上がりました。

母は、残り後3・4段だった階段の上を見て

そこにストンと切り落とされたような溝があるのに気づいたそうです。

その溝の幅は30センチ程で、跨げる位のものでしたが

その底はとても深くとても暗かったと言います。

Sさんは、その向こうにいました。

−−−掃除、面倒くさいでしょう?−−−

−−−向こうで、お茶でもしましょうよ−−−

Sさんは微笑みながら、母を呼んでいたそうです。

(それもいいかな・・・)

と母も考えたそうです。

けれど、なんとなく掃除を止めてはいけないような気がして、

「うん。でも後ちょっとだから」 と声を掛け、再びしゃがみ込んだところで、

−−−そう?じゃあ、先にいってるね−−−

と、Sさんの声が聞こえたそうです。

母が顔を上げると、すでにSさんの姿はなく、あの深くて暗い溝もなく。

ただ、2階のギャラリーのタイルが並んでいただけだったそうです。

目を覚まし、奇妙に記憶に残る夢を思いながら、

母はとても自然に感じられたそうです。

(Sさん、今、逝ったんだね・・・)

数日後、母がSさんに貸してあった本と一緒に

“Sさんが先日亡くなった”という手紙が届きました。

Sさんはきっと悪意などなく

ただ、最後の話し友達だった母に会いに来てくれたのでしょう。

それでも、もし夢の中で、母があの溝を越えていたら・・・

何気ない生活の中の、ほんのちょっとした隙間にも

何かの境界線があるのかもしれませんね。

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お箸
2004年6月13日/投稿者:瑪瑙

母親の体験談です。

あまり怖くないと思うのですが・・・・。

母親は中学生のころ、バレーボール部に入っていたそうです。

部活は7:00ごろに終わるらしいのですが、オレの母親は耳が聞こえない

<聴覚障害者>

なので、駅を乗り継ぎ乗り継ぎ、3時間ほどかかるぐらい

遠い『聾学校』(漢字あってないみたい^^;)に行っていました。

もちろん、帰りは3時間かかるので、帰宅時間は10時・・って事になりますよね。

しかも、ウチの母親は寄り道が大好きだったらしく。

11:00ごろにその日は帰ったそうです。

一週間後あたりにバレーの試合があるらしく

カナリの激しいトレーニングをしたそうで、疲れ果てて

そのままベッドに行き、倒れこんでそのまま寝てしまったそうです。

そして、しばらくし、母親はふと、目を覚ましたそうです。

ちなみに。トイレに行きたくなって起きただけだそうです。

でも、何か異変を感じたみたいなんです。

あの、ランプっていうんですかね?ん?違うな・・・。

とにかく、ライトです。ライト。。。

そのライトを『お箸』がつついていたんですよ。

『お箸』が『ライト』をですよ?

人影はまったく無し。

母親は『あー・・・、疲れてるんだろうな』と思い

気にせずに、トイレに行こうとしたそのときでした。

(っていうよりか、母親、図太いデスネ^^;気にしないなんて)

ドス!っと誰かが自分の上に倒れてきたんです。

母は、はじめ『妹』かな?と思ったらしいです。

でも、妹は隣で寝ている。

すると、白いおばあさん(ナニが白いのかはわかりませんが) が

母の目を覆い隠し

ずぅーっと、母の上に乗っていたんだそうです。

そのまま母は寝てしまったみたいですが、翌日。

ライトの近くに、母のお箸が落ちていました。

一体なんだったんでしょうか?

ちなみに、妹もその日、ライトをつつくお箸を見たそうです。

お箸・・その幽霊はおなかでも空いていたのでしょうか?

よく・・・わからないものです。

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幻の先輩
2004年6月8日/投稿者:棗

私が経験してから、まだたった一年しか経っていない話です・・・。

私の教室は、ちょうど廊下のつきあたりにあって

一番右側の席なら廊下を見ることができました。

その日は空が暗く、なんだか「出る」ような雰囲気でした。

私がいる班はちょうど右側の一番後ろにあって、

私もよく後ろを向いて談笑していました。

その日は、最後の授業で、苦手な数学だったので

私はまた後ろを向いて友達と話をしていました。

そして、ふと廊下の方へ目を向けると、廊下の奥・・・

たしか2年生の教室の前だったでしょうか

その前にある窓の所で、奇妙な格好をしている人がいました。

窓から外へ首だけを出し、手を無造作に垂らしぴくりとも動かないのです。

遠くてよくわからなかったのですが、白いTシャツを着ていたような気がします。

でも、私の学校のジャージは上が白なので、先輩かと思い

あまり不審には思いませんでした。

それでも、あまり奇妙な格好をしていたので、私は友達のS子さんに

「何だろ、あれ。先輩かなぁ?なんだかすっごく変な格好をしてるよ。」

「えっ、どこ?」

S子さんは答えました。

「ほら、2年生の教室の前の窓。首だけ出してる人がいるじゃん。」

ですが、S子さんから帰ってきた返事はこうだったのです。

「え?・・・誰もいないよ?」

私は耳を疑いました。

現に、今も窓から首だけを出しているのです。

私は恐くなってもうその話題には触れませんでした。

しかし、どうも気になって後ろを見てしまいます。

振り向くたびに、おかしな格好の人が見えるのでした。

授業が終わり、掃除の時間になりました。

私はあのおかしな人のいたところと教室の間にある渡り廊下を渡って掃除にいくのでした。

やはりその人は見えたままです。

教室から出てきた2年生たちもその人には気がついていないようでした。

ですが、さすがに直接近くに寄る勇気もなく、私は渡り廊下の角を渡りました。

そこに、掃除場所が近くの友達P子さんが、話しかけてきました。

私は、事の一部始終を聞かせました。

P子さんが興味を持ったので、気が進まなかったのですが

一度引き返してその人がいた場所を教えようとしました。

「・・・え?」

私は驚きました。

そこには、首を窓から出した人など、影も形もなかったのです。

考えてみたら、私には小学生の頃から多少の霊感がありました。

あの人も、もしかしたら・・・。

あれ以来、そのような怪奇現象は起こっていません。

それでも、空の暗い日が来ると思い出します。

今はクラスも変わり、つきあたりの教室ではなくなりました。

でも、今いる教室は・・・

その窓のちょうど前の教室なのです。

私は、もう授業中に廊下の方は向きません・・・

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とある山の
2004年6月6日/投稿者:爾来

中学のころ秋の遠足で、昔よく遊んだ山に行きました。

自由時間になり、

好きに山の中を散策していると木立の中に一本だけ坂道がありました。

そこには字が雨で かすれて読めなくなった白い標識が立っていました。

そしてそのそばには階段がありました。

「あれ〜こんなところあったっけ?」

誰かが言うとみんなは好奇心が強かったのか

行ったことのないその階段の下へおりていくことになりました。

下までいくとそこは紅葉した木が生い茂っていました。

木はまるでその場所を囲むかのように

ドームのような天井を形成していました。

その幻想的な光景を味わえたのも一瞬、そこは・・・

墓地だったのです。

「うわ〜なんでこんなとこにあるんだろ」

ただの墓地だと思ったのですが、そばにある石碑を見て驚きました。

「●●大学病院墓地」

最初はなんのことかわかりませんでした。

しかし、ちょっと前に

だれかがこの墓地にまつわる怖い話を聞かせて思い出しました。

「A山には昔の大学病院で実験に使われた人たちのお墓があるんだって

しかも その病院赤ちゃんの研究をしてて

普通に生まれた子供を 『死んでる』って親に伝えて

そのまま実験材料にして体の臓器をすべてぬきとってその墓地に埋めたんだって」

「まさかね・・・。」

といったものの気味が悪くなり慌ててその墓地を後にしようとした時

「ガサガサガサガサガサ」

となにかがとてつもないスピードで動く音がしました。

恐る恐る振り返ると落ち葉の下を

なにか猫くらいの大きさのものが動き回っているのです。

「きゃー」

みんなは死にもの狂いで階段を駆け上がりました。

私は必死で逃げていたのでそのあとのことを見ていませんでしたが

友達の一人が目のないどす黒い肌の赤ちゃんが

『お母さんどこ?』

と言って墓地の奥のほうへと消えていくのを確かに見たそうです。

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ついに私の身にも
2004年6月5日/投稿者:烏賊食べ他界

前からよくJuJuのページを覗いてはいたのですが

今まで投稿するような機会にめぐまれる事はありませんでした。

しかし今日、終に投稿する事になってしまったのです。

私は霊感が無いらしく

今まで幽霊や怪奇現象といった類のものには出会ったことがありません。

そこで、幽霊などを一度でいいから見てみたいと思い

心霊スポットと言われる場所に足を運んでみたりもしたのですが

結局、何か起こるような事はありませんでした。

そんな私の身にも、終に怪奇現象が起こってしまったのです。

先程、JuJuのページを見ていた時に、

何故かいつもと違う音がしているのに気が付きました。

普通は、JuJuのページを開くと鈴の音のような不気味な音がしますよね。

今日も見始めた時には確かに鈴の音がしていた筈なのです。

ところが、暫くして気付いた時には音が変わってしまっていたのです。

その音というのは風が吹いているような音で、

かなり不気味な感じがする音でした。

そうしてまた暫くすると、音が止んで、今度は全く音がしなくなりました。

私は不思議に思ったものの、他には特に変わった様子も無かったので

「JuJuのページには時間がたつと音が変わる仕掛けがあったんだ」と思い

気にも留めませんでした。

それから他のページを見たりして暫く時間が過ぎた後

ふとまたJuJuのページを開いてみたのです。

するとそこでは普段と同じ鈴の音がしていました。

私はもう一度先刻の音を聞いてみたいと思い、暫くの間待つことにしました。

ところがいくら待っても一向に音が変わる様子はありません。

少し不安になり、何かいつもと違う操作をすると音が変わるのではと思い

色々試してみたのですが、それでも変わりません。

その時、少し背筋が寒くなるような思いがしました。

「じゃあ一体私が聞いたあの音は何だったんだ?!」

少なくとも聞き間違いという事は無いと思います。

では、本当にJuJuのページにある仕掛けだったのでしょうか?

もしくはパソコンの故障だったのでしょうか?それとも・・・・・・?!

今となってはわかりません。

あの時もう少ししっかりと聞いていれば

何かわかったかもしれないのに、と今は思っています。

よく、怖い話をしていると怪奇現象が起きやすいといいます。

ですから、このページを見ている皆さんの周りにも必ず怪奇現象が起こるだろうと思います。

私は今のところ大丈夫なようですが、この後何も起こらないとも言い切れません。

皆さんもどうかお気を付けください。

こんな、今まで全く怪奇現象にあったことのない私にも起こったわけですから。

そういえば、時折、寝る前にパソコンの電源を消したのに

朝起きると電源がついている事があったような。

今までは唯の消し忘れだと思っていたのですが・・・。

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今は昔のお話
2004年6月3日/投稿者:丼大好き

こんにちは、初めまして。

いつも楽しく(←不謹慎?)拝見させていただいております。

今回はそのお礼といっては何ですが、

私のつまらない話でも聞いていただけたらと思い投稿させていただきました。

これは、自分がまだ小学生の頃の話です。

当時住んでいた場所の近くにそこそこ大きな神社があったのですが

そこはかつて(理由や経緯は自分は知りませんが)

女の人が首を吊って自殺したと言う曰く因縁のある所で

土地の人なら大抵知っている話です。

で、その方の霊が夜になると時々

「出る」と大人の間でも有名なところだったそうです。

確かに、周囲に大きな木が生い茂っていたせいもあってか

昼間でもやや薄暗く子供心にも嫌な気持ちになるようなところでした

(実際、夜になると痴漢も度々「出た」とか)。

そんなある晩、当時自分の数少ない遊び友達(悪友)が

何かの用事で帰りが遅くなってしまい、かなり暗くなってしまったんだそうです。

彼の家に帰るには、どうしてもそこを通らなければならないので

仕方なく早歩きになって神社の前を通り過ぎようとしたといいます。

さしものの悪ガキも流石に怖かったのでしょう。

で、通り過ぎようとしたその時

ふと件の神社の前で何かの気配だか視線を感じて立ち止まってしまった彼は

止せば良いのに神社に続く階段の上の方を見てしまったそうなのです。

・・・そこには、一人の女性が暗闇の中に浮かんでたたずんだまま

無表情な顔で彼の事を見下ろしていたそうです。

・・・そう。そここそ、その女性の自殺した現場だったのです!

彼はその後、どうやって家にたどり着いたか全く覚えていないそうです。

自分の周りには、そんな経験をした人が何人かいます。

その中には、ここには諸事情で書けない話もあるのですが

それはいずれと言う事で・・・

まとまりのない長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

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裏返し
2004年6月2日/投稿者:澪

これは、私がAさんに、約59ふんぐらいまえに、きいたはなしです。

(当たり前ですが、本当の話です。)

一様、皆さんに、確認してもらいたいことがあります。

近くに時計があるか・死ぬ覚悟(大げさかな?(^^;))があるか

すぐにでも話せる友達、人、がいるかです。

Aさんの話 おれ(A)がBCと呑んでいたとき、

D先輩がいきなりBのアパートを訪ねてきた。

顔面真っ青で、突然「おまえ等、裏返しの話を知ってるか」と話し出した。

そのときおれは、酒を買い足しにいこうとしたときだった。

Dさんが止める様子もないので、缶酎ハイを買いに出て十五分ばかり中座した。

部屋に戻るとDさんは大分くつろいだ様子で、

おれが買ってきた酎ハイを喉を鳴らして一気に呑んだ。

「なんの話だったんですか?」

「だから裏返しだよ」

「裏返 し?」

「裏返しになって死んだ死体見たことあるか?」

「・・・いいえ。なんですか、それ?」

「靴下みたいに、一瞬にして裏返しになって死ぬんだよ」

「まさか。なんで、そんなことになるんですか?」

先輩は、くっくと喉を鳴らして笑った。

「この話を聞いて2時間以内に他の人間にこの話をしないとそういう目にあうんだ」

「不幸の手紙ですか?」

おれは本気にしたわけではないが、聞き返した。

今なら「リング」ですか?

と言うところか。

「なんとでも言え。とにかく、おれはもう大丈夫だ。

もさもさ してないで、おまえ等も話しにいった方がいいぞ」

なにか白けた感じになったが

買い足してきた分の酎ハイを呑み干して、宴会はお開きになった。

先輩はバイクで去り、BCはBのサニーに乗った。

スタートし た直後、サニーは電柱に衝突した。

呑み過ぎたのかと思い、

すぐに駆け寄ってみるとBCは血まみれになっていた。

そんな大事故には見えなかったので、おれは少なからず驚いた。

いや、もっと驚いたのは二人がマッパだったってことだ。

カーセックスなんて言葉も浮かんだが、そうでないことはすぐに分った。

二人は、完全に裏返しになっていたのだ。

おれは大声で叫んだ。

「裏返しだ!裏返しで死んでる!」

すぐに人が集まってきて、現場を覗き込んで、

おれと同じ言葉を繰り返した。

だから、皆助かったのだろう。

Aは逃げるように帰っていった。

肝心な部分を読んでいないとカウントできません。

読んで下さ った方々、

一応後何時間あるか時計でご確認を・・・

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チェーンメール
2004年4月29日/投稿者:?

はじめまして。

ここのページにきて思い出したくもない、昔起こった実話を紹介させて頂きます。

皆さんは、チェーンメールというのをご存知ですか?

そう・・あの携帯によく送られてくるあれです・・・

私が中学1年生になったとき、親に頼んでようやく買ってもらった携帯電話。

その時はすっごく嬉しかったのですが、持っている以上

迷惑メールは避けられないのが現状。

私のところにもよく迷惑メールや、

5人に送らないと死ぬとかゆうメールがよく来たものです。

私は一つ一つのアドレスを受信拒否していきました。

そして1通のチェーンメールが・・・

しかし、普通のとはちょっと内容が異なり、

死ぬとか殺されるとかゆうのではなかったのです。

内容はこうでした・・・

「このメールを一人に送ってください。強制はいたしません。
送らないと死ぬわけでもありません。
ただ、身の回りにちょっと変わった出来事がおこります。」

私はいつもどおりそのアドレスを受信拒否にしました。

もちろん誰にも送りませんでした。

するとその1週間後に起こった出来事は、阪神淡路大震災だった。

しかし、1週間前の出来事であり

家のものが割れて片付けていたりで

とてもそのメールのことは思い出しませんでした。

次の日、そのアドレスの1字変わったアドレスから、送られてきたメールは・・・

「どう?何か起こったでしょう?そう大震災!
ちゃんと送った人の家では何も被害は出ていないだろう。
しかし、送ってない人の家ではガラスが割れたり、
怪我したり、何か被害が出たはず。
それは、あなたがこのメールを甘く見るから・・・。」

確かに家のものは割れた。

しかし、送った人の家では被害は出ていないというのが本当かどうか、

いまだ分からない・・・

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病院での話2
2004年4月24日/投稿者:Dr.ぴのこ

いつも皆さんの恐怖体験を興味深く拝見させていただいております。

今回も、私が病院で体験した不思議な体験をお話ししようと思います。

これは私がとある老人病院で当直をしているときの話です。

その病院は現在では改築しこざっぱりした建物になっているんですが

数年前はどこかくらい雰囲気の漂う「いかにも出そうな」病院だったと聞いています。

事実、当時の病院へ当直に言った経験のある先輩の医師に聞いた話では

幽霊の目撃談もいくつかあったそうです。

そんな噂話は良く聞くものの

現在の病院はそんな面影もない新築の病院ですので

私も特に気にするわけでもなくその病院の当直をしておりました。

その夜、病棟での熱発の患者さんの処置を終え当直室に帰り

シャワーを浴びてもう寝ようと思っていたころなので11:00頃のことだと思います。

当直室の扉を「コンコン」とノックする音が聞こえました。

なんだろう?病棟の患者さんの急変かな?

などと思い、ドアを開けるとそこには

がりがりにやせたいかにも具合の悪そうなおばあさんが立っていました。

その姿を見たときはさすがにびっくりしましたが、痴呆症になったおじいさん

おばあさんが夜中院内を徘徊することなど老人病院では良くあることです。

私は少し呼吸を整えて

「おばあさん、どうしたの?お部屋は何号室?」 と、尋ねました。

しかし、そのおばあさんは何も言いません。

当直医の私では、このおばあさんが何号室の患者さんなのか検討もつきません。

困ったなぁ、と思いながらも。

「おばあさん、そこで待っててね、今看護婦さんを呼んでくるから」 と

ナースステーションに看護婦さんを呼びに行きました。

しかし、看護婦さんを連れて当直室に帰ってきてみると

そのおばあさんの姿はどこにも見当たらないのです。

「あれ?病室に戻ちゃったのかな?」 と思ったのですが、

それはまずありえません。

なぜなら、当直室は廊下の行き止まりにあり、

そこからナースステーションまでは一本道ですし

しかもその廊下の途中には検査室や器具置き場しかなく

病室は一部屋もないからです。

一応看護婦さんといっしょに

徘徊している患者さんがいないか病室を見回ってみたのですが

そんな人はいませんでした。

「もしかしたら幽霊だったんですかね?」 なんて軽口を言ってみましたが

内心鳥肌が立つ思いでした。

看護婦さんに謝り当直室に戻った後もなかなか寝付けずにいました。

それでも2時過ぎごろにはさすがに眠くなりベッドでうとうとしていますと

突然両手両足を何かにつかまれたような感覚で目が覚めました。

恐らく、金縛りというものだったのでしょう。

しかし不思議なことに目だけは自由が利きました。

自由になる目で必死にあたりの暗闇に目を凝らすと、

枕元に黒い影が見えます。

「・・・・・・」

その黒い影は何かつぶやいているようなのです。

「く・・どぅ・・・う」

目がだんだん暗闇に慣れてきたとき

私はその黒い影の正体がさっきのおばあさんだと知りました。

おばあさんは僕の枕元に腰掛け、何かをつぶやいているのです。

私は恐怖で目をそらすことさえ出来ませんでした。

おばあさんはそんな私の耳元にすーっと顔を近づけると

「・・はやく殺してください。苦しい・・・」 とつぶやきました。

私は頭の中真っ白になり 「早く消えてください、早く消えてください・・・」

と一晩中唱えていました。

あの晩以降、何回かその病院で当直をすることがあったんですが

あのおばあさんを見たのはその一回きりです。

いったい、あのおばあさんはなんだったんでしょうか?

耳元でつぶやかれた言葉の意味もいまだに理解できませんが

いったいどうしてほしかったんでしょうか?

だらだらと読みにくい長文でお耳汚し、申し訳ありませんでした。

また、機会があれば投稿させていただきますが

これに懲りずお相手くだされば幸いです。

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誰だったのでしょう?
2004年4月21日/投稿者:春菊

この話は、今(2003年4月)から2年前、私がまだ小5だった頃の話です。

私の学校は決まった七不思議というものは無く、

怖い噂がたつ事はあまりありませんでした。

そんな学校で私が初めて聞いた怖い噂・・・

それが『トイレに花子さんが居る』

『トイレで呼ぶとお化けが出てくる』と言うものでした。

花子さんだったか誰だったか、もしかしたら名前なんて聞いていないのかもしれませんが

そんな感じの噂でした。

普段噂なんかぜんぜん聞かない私の耳に入る・・・

という事は、学校中ではかなりの噂だったと思います。

その噂のトイレの場所は、『校舎2階の5年生の教室のすぐ側』だったのです。

そう、案の定私の教室のすぐ隣でした。

私は野次馬精神・・・と言いますか、

噂を確かめようと言う事はぜんぜん思っていませんでした。

噂好きの人は、すぐ確かめに行って、「何か聞こえたよ」とか

「ううん、何も聞こえなかった」とか、どちらかに分かれました。

こういうものに霊感が関係あるのかどうか分かりませんが

見えた(聞こえた)人には、比較的前にも普通の人には

見えないものが見える人が多かったような気がします。

まさか私がこの中のグループに入るなんて思っても見ませんでした。

そして、私の仲が良い友達がとうとう「行きたい」と言い出しました。

当然私は連れて行かれるわけで。

行っても別に何も無いだろうと思い、ついていきました。

私のほかにあと1人、友だちがいました。

三人で誰も居ないトイレの中に入って行き

『○○(すいません、忘れました。)さーん!』と大声で呼びます。

もちろん反応は無。当たり前の結果でした。

私はそれで終わりかと思いました。

なのに、友達の一人が、「個室一つ一つで言ってみれば?」と言い出しました。

私はどうせ何も無いだろうと思い、「別に言い」と言ってしまいました。

それがいけなかったのです。

この時だめといっていればあんなことにはなりませんでした。

まあ、そんな感じで個室に三人で入り、行って見る事にしました。

一つ目は反応なし。二つ目もなし。 問題は三つ目だったのです。

個室に入り、私は、ドアに一番遠い壁のほうに行きました。

友達が「○○さーん!」と呼びます。

もちろん何もなし。

私はこれで終わりかと思いました。

友達も、「なーんだ」見たいな事を言ってます。

そして個室から出ようとしました。したんです。

でも、友達はドアノブをガチャガチャしているだけで、あけようとしません。

じれったくなって、私が「早く行こうよ」とせかすと、友達が震える声で言いました。

「・・・ドアが開かない・・・。」

私は耳を疑いました。

目の前で友達二人がドアノブをガチャガチャしながら押したり引いたりしていました。

それでも一向に開く気配なし。

このままずっと閉じ込められたままなのでしょうか?

しばらくして友達の一人が、「ねぇ!手伝ってよ!」と私に言ってきました。

「・・・うん。」

私は、この二人に任せておいても、一生出れないと思い

乗らない気分で言いました。

「じゃあ、いっせーのーせだからね!」 と、決めて

私の「いっせーのせ!」の合図で押すことになったのです。

私は「いっせーのーせ!」 と言ってワンテンポおいてから押しました。

後の二人はいっせーのせ!のあとすぐ。

私だけテンポが遅かったのです。

「ねぇ、今遅れたよね?」友達が私に問い詰めてきました。

「うん。」

私はこのテンポが普通じゃないのか?とか思いながら言いました。

「いっせのーせ」のテンポって人それぞれなんですよね。

ちょっと気が立ってきたのか、強い口調友達が言いました。

「じゃあ遅れた罰として一人で開けて!」

「はぁ?」

二人に出来ないことが私一人に出来るはずがありません。

・・・まぁ、遅れた私が悪いんだし。

と自分を納得させ、「分かった」と言いました。

そして、ドアノブをもって、一呼吸してから一気に押しました。

普通だったらこれでもだめなはずです。

ところが押した瞬間手に電気のような変な

感じたことの無いものが伝わってきてドアが開きました。

二人いた友達が驚き、自分も驚いていました。

もちろん人が去った気配はありません。

その後すぐそトイレを出て、廊下で友達と「なんだったんだろうね?」

等と話をしていた時、後ろから。まさにトイレから。

『うふふ・・・』と小さな声が。

私はすぐ後ろを振り返りました。

トイレに閉じ込められている時の記憶はあまり覚えてなく、

ここの記憶ははっきりと覚えています。

友達に聞いても何も聞こえなかったの一点張り。

もちろん笑える話などしていません。

近くにも人はいません。トイレの中にも。

私は怖くなって、友達を引っ張るような形でそこから教室へ駆け込みました。

霊感など無いのになぜ?

・・・私はその時気づきました。

今、この瞬間にそうしたものに敏感になってしまったのだと。

たしかに、今考えると、

その後、そんな体験が頻繁に起こるようになりました。

あの体験は、そんな体験の始まりだったのです。

トイレの噂なんか聞かなければ、トイレになんか行かなければ

私は今ここへ書き込みをしていなかったと思います。

・・・本当に怖かったです。

追伸・・・

後から先生に聞いたのですが

二階の五年側の所は校舎の中で一番霊が出やすい所だったそうです

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病院の話1
2004年4月21日/投稿者:Dr.ぴのこ

私は、某地方大学の付属病院で医師をしているものです。

職業柄、いろいろ怖い目に合うのですが

その中で私の印象に 残る話をいくつかお話したいと思います。

今回は、私の親しい看護婦さんの体験談Iさんは

付属病院で勤務する前は、私立の比較的小さな病院に勤務していたのですが

その病院は立てられてからずいぶん年月が経っており

私の医師仲間の間でも、ちょっとした心霊スポットとして知られていました。

実は、私もその病院で一度だけ不思議な体験をしたのですが

それはまた別の機会に・・・・。


Iさんは当時脳神経外科病棟の勤務でした。

その日の準夜帯勤務(16:00〜24:00)を終え

更衣室で 私服に着替え家路に着こうとしたところでした。

問題の多い患者を多く担当していたこともあり、他の看護婦よりも

申し送りに少し時間がかかり深夜1:00頃にようやく仕事を片付けられたといいます。

同じ勤務帯の同僚はすでに帰ってしまっており

院内には もう起きている患者さんもおらず

消灯後の静まり返った院内を足早にエレベーターに向かっていたときでした。

廊下の向こうのほうに小さな女の子の影が見えたそうです。

その影くらいの女の子といえば

当時脳外科病棟には脳腫瘍で入院中のSちゃんしかいません。

Iさんは、その影をSちゃんと思い

「Sちゃん、夜はお部屋で寝ないとだめでしょ」

と、声をかけたそうです。

すると、その女の子はSちゃんの入院している部屋へすっーと消えていきました。

あぁ、やっぱりSちゃんだったんだと一人納得し

その部屋を通り過ぎエレベーターの前までやってきました。

ボタンを押し、エレベーターがやってくるのを待つIさんは

Sちゃんが2日前に手術の甲斐なく亡くなられていることを思い出したそうです。

じゃぁ、今の女の子の影は・・・?

Iさんは他の可能性を必死で考えたそうです。

家族の面会に来た女の子とか、他の病棟に入院中の女の子とか・・・

その時、Iさんは上着のすそをくいっと引っ張られたのだそうです

頭では見ちゃいけない!!

そう思ったらしいのですが、反射的に振り向いてしまったそうです。

そこには見覚えのある顔、2日前に死んだはずのSちゃんが、

Iさんの上着のすそをぎゅっとにぎり立っていたそうです。

Sちゃんは、Iさんの目を見つめながら

「まだ、帰らないで・・・」

そうつぶやいたそうです。

Iさんは慌ててSちゃんを振り払い

エレベーターを またず、階段を駆け下り病院から逃げ帰ったそうです。

Iさんはこの他にも数回、病院内で不思議な体験を しているそうですが

この事件が付属病院への異動の 直接の原因だそうです。

では、またの機会に・・・・・

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母からの言葉
2004年4月19日/投稿者:夕多利 京香

あれはあたしが14歳のときのことでした。

父と母は長い喧嘩の末に別居することになりました。

もともと父と母は愛し合って結婚したわけではありませんし、

日常でも喧嘩とゆうものは当たり前のことでした。

別居することになり、母の方が出て行くことになりました。

そして、母の生活費はこちらが負担することになりました。

母がいない生活が始まりました。

それと同時に奇妙なことも起こり始めました。

父は夜勤の仕事をしているので夜に出かけ朝に帰ってきます。

私には兄弟がいないので、留守はいつも1人でした。

いつものようにテレビを見ていたときのことです。

電話が鳴りました。

母からでした。






内容は





「○○元気?お母さんもうダメみたい」






あんないつも気が強い母がこんな弱々しい声を出すなんて・・・

電話がかかってきたことは父にも言いませんでした。

そして、毎日毎日、9時ごろに電話がなりました。

私はいい加減うっとうしくなり

「もう、かけてこないで!! あんたの声なんか聞きたくない!死んじゃえ!」

といいました。

母は黙って電話を切りそれから電話がなることはありませんでした。

その1週間後でした。

また電話が鳴り母と思って出ると、お母さんの友達からでした。

「突然だけどお母さんが亡くなった・・・の。
手首を切って。迷い無しに手首を切った跡だったそうなの。
それにね・・・ 亡くなったのは3週間前みたいなの。
3週間誰にも発見されずに あなたのお母さんは・・・
さみしかったでしょうね。
今お母さんは ○○病院にいるから今すぐ来てちょうだいね。」

私は言葉を失い父に連絡することさえも忘れ急いで病院に向かいました。

母の顔には白い布がかけられていました。

先ほど電話してきたお母さんの友達もそこにいました。

その人は私に近寄り、泣きそうな声で

「私がお母さんの家に訪ねたときお母さんは・・・。」

その時はまだ頭が真っ白で何も考えることが出来ませんでした。

でも後々考えてみればおかしな話です。

母が亡くなったのは3週間前・・・。

わたしは母の死を聞かされる1週間前に私と母は

毎日のように電話で会話をしました。

それに、偶然かもしれませんが

死亡推定時刻(後で警察の人が教えてくれた)と

母が電話をかけてきた時間が全く一緒なのです。

私は母の最後の言葉を聞いた者かもしれません。

母はもしかすると私にあの世から電話をかけてきたのかもしれません。

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初夢の代わりに
2004年5月9日/投稿者:和狸 乾佑

あれは正月二日(実質三日ですが)の深夜のことです。

私は部屋で眠っていました。

時間は覚えていませんが、おそらく午前2時〜3時くらいだったと思います。

全身を金縛りが襲い、同時に私は覚醒しました。

動けない!そう感じた私は、とっさに般若心経を唱えました。

唱えた、と言ってもわかる部分だけをどもりながらだったのですが

ふと、私は妙なことに気づきました。

私の横たわっている布団の周りだけ、やけに「黒い」のです。

「暗い」ではなく、墨のように真っ黒なのです。

頭の上にあるカーテンも、左手側のタンスも、足元の襖さえ見えなかったのです。

高鳴る動悸とは裏腹に冷静な頭が、「布団から出るな」と信号を発していました。

その勘に従い、私はひたすらに般若心経を唱え続けました。

と…体の周りに、何か重みを感じました。

誰かが私の周りを歩いている。

そんな重みを。

重みは体の左右を行ったり来たりしていましたが、急になくなりました。

いなくなったのかな。そう感じたとき

ぬう、と顔の前に何かが伸びてきたのです。

私は驚き、とっさにその何かに思い切り噛み付きました。

そしてその瞬間、噛み付いたものをはっきりと悟りました。

子供の足。

それは精々5、6歳くらいの、小さな子供のかかと部分でした。

私は「死人に負けてなるか!」と、肉を食いちぎらんばかりに歯を立てました。

生身の人間なら間違いなく出血しているだろう強さで。

それが恐怖からだったのか、怒りからだったのかは覚えていません。

いったいどれだけそうしていたのでしょうか。

気が付くと、私はいつも通り、布団に横たわっていました。

首だけを巡らせて部屋を窺ってみると

部屋は、いつもと何一つ変わらない部屋でした。

不審に思いながらも起き上がった私でしたが、

歯には鈍い感触がはっきりと残っていました。

朝、改めて目を覚ました私は、あることを思い出しました。

噛み付いた足・・・

その足は確かに子供のものだったのに、大人のように皮膚が硬くかさついていました。

そして土の味。まるで、外を裸足で歩いているみたいに・・

私の体験は以上です。

あれ以降、金縛りにも遭ってはいませんが

あの小さなかさついた足は、いまだに忘れられません。

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僕は見ていない
2004年3月14日/投稿者:ARULU

これは、僕が大学生の時に体験した不思議な出来事です。

夏休みに帰省していた僕は

中学校の頃の友達10人ほどで、同窓会をかねた飲み会を開きました。

一次会も終わり、多数決で肝試しも兼ねた花火大会をしようという事になり

地元では「出る」とうわさのN峡という渓谷に行く事になりました。

肝試しの方法は、N峡の頂上付近に真っ暗なトンネルがあり

二人一組で反対側まで行って戻ってくるというものです。

ところが、だれも最初に行こうとしないので、

僕と友人Nが先陣を切ることにしたのです。

戻って来ると、「俺はいいや」とか「私もパス」とか言って行こうとしません。

しばらくすると、「花火しようぜ、花火!」と

一人の提案に、僕とN以外の全員が賛成し

中腹にある駐車場まで車で降りることになりました。

僕とNは釈然としない気持ちで同意し、駐車場で花火大会が始まりました。

駐車場は観光バスが20台くらい停められる広さがあります。

『俺たちだけ行かせやがって・・・』

怒りと悪戯心の半分づつに満たされた僕は一計を案じました。

駐車場の隅の方へ歩いていき、みんなに聞こえるようにわざと大声を出しました。

「お〜い、僕?そんなところで何やってんの?」

気が付いた友達が声を掛けてきます。

「K、どうしたん?」

「人がいるんだよ」

「人?こんな山の中に?」

「いるんだって、お〜い」

わざとそっちに向かって再度呼びかけます。もちろん誰もいません。

「もう夜の1時だぜ、誰がいるんだよ?」

しめた、のってきた!と思った僕はこう続けました。

「そっちからは見えないのか?
Tシャツと半ズボンの小学生くらいの男の子がいるじゃん!」

その瞬間、僕の背後の友人たちの話し声が止まり

Mという女の子が何か早口でみんなに話をしているようです。

「あ、気が付いた!こっちおいで」

Mは悲鳴をあげ、泣きながら「すぐに山を降りよう!

帰ろう」と火がついたようにまくし立て始めたのです。

してやったりと思うのもつかの間、Mの尋常じゃない怖がり方に

僕はその場を動くことができませんでした。

「何してんだよ!K。早くクルマに乗れよ!」と言われ

そ知らぬ振りで「何だよ?どうしたんだよ」と合わせながら、山を降りました。

帰りのクルマの中は沈黙で満たされました。

みんな真っ青な顔をしています。

冗談にしてはやりすぎだったかな、と反省しつつ麓のコンビニに集合しました。

駐車場のクルマ停めに座り込み、Mは泣き止みません。

ここまできて「冗談でした」と言えるはずもなく

「M、どうしたん?」と尋ねるとMが泣きじゃくりながら、口を開きました。

昔、生活苦に絶望した母親が小学生の息子に「遊びに行こう」と車に乗せ

無理心中しようとした場所があの駐車場らしいのです。

母親は、息子を絞殺した後、自らは死にきれず、警察に自首したのですが

結局拘置中に自殺したというのです。

それからというものあの駐車場には、遊びに行くつもりで母親に殺された息子が

遊んでもらおうと「出る」というのです。

Tシャツと半ズボン姿で。

しかし、その話は僕は初耳でした。

偶然に背筋が少し寒くなりながらも

「いや、その、俺の見間違いだったのかも・・・」

とごにょごにょと言っていると、Mがこう言いました。

「見えてなかったの?
あの子、にた〜って笑いながらあんたの手を握ろうとしてたんだよ!」

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二階の住人
2004年3月14日/投稿者:ARULU

これは、私が高ニの夏に体験したお話です。

当時、両親が離婚調停中だった私は、

弟と一緒に母方の祖父母の家に預けられていました。

家財道具もすべて持ち出し、離婚は確実でした。

祖父母の家は戦前から建っている旧家でしたが、

さすがに娘一家三人分の荷物は多く

そこら中にダンボールやプラケースが積み上げられているありさまでした。

二階は階段からふすまで三部屋に仕切られており

私は、二階の一番奥の部屋に個室をあてがわれていました。

当時の私は、雑誌への投稿が趣味で

その日も夜遅くまではがきを書いていました。

夜中の二時も回り

眠気を感じ始めた私は、そろそろ寝るかと椅子から腰を上げました。

その時、

「ブウゥゥゥゥ〜ン」 という音とともに、突然TVがつき深夜放送が始まったのです。

びっくりして私が周囲を見渡すと、机の上にリモコンが置いてあるのが目に入りました。

「何かの拍子に電源のボタンを押してしまったのかな?」

そう思い、TVまで歩み寄りTVの主電源のスイッチを切りました。

突然のハプニングに目がさめた私は、

もうちょっと続けるか、と再びTVを背にして机に向かいました。

すると、 「ブウゥゥゥゥ〜ン」 と、再びTVがついたのです。

リモコンで主電源の入切はできません。

それに、さっきまで深夜放送をしていた同じチャンネル表示なのに

今はただの砂嵐が・・・。

私は怖くなり、暑いからという理由で、一階の居間で寝ることにしました。

しかし、このような出来事はこれだけではなかったのです。

それから数日後

夜中に突然 「ドス〜ン」 という音が隣の部屋から響きました。

隣の部屋は人が一人とおれるくらいの幅を残して

ダンボールやらが積み重ねてあり

それが崩れたのかな?と思い

ふすまを開けて、隣の部屋をのぞいてみました。

一階から祖父が上がってきます。

「さっきの音は、何や?」

「わからん、荷物が崩れたんかな?」

しかし、部屋の明かりをつけてみても

何も崩れたり、落ちている様子はありませんでした。

「何の音だったんじゃろう?」

一階まで響く音の正体は不明のまま、

割り切れない気持ちのままで眠りにつきました。

その日ぐらいから、家の中の空気が変わった事に気が付きました。

誰もいないのに人が歩く音が聞こえたり

誰かに覗かれているような感覚がするのです。

気持ち悪くなり、祖母に話を聞いてもらうと

祖母の口から思いがけない話を聞かされました。

祖母のいとこにあたる人が戦時中

この家に同居していたことがあるというのです。

その人は、海軍の軍人で軍港に近いこの家に部屋を借り

休暇の度に戻ってきていたそうです。

ところがある日

出撃命令が下り、しばらく帰ってこれなくなると出て行ったそうなのですが

曽祖母(その人にとっては、おばさんにあたる)は

その部屋をそのままにしておいたそうです。

そんなある日、曽祖母が裏手にあった炊事場で昼食の支度をしていると

ガラガラっと玄関をあけ、誰かが家に上がる音がしたそうです。

「誰かしら?」と思い玄関まで回ると、階段を上っていく音が聞こえます。

「泥棒?」曽祖母はそばにあった棒を掴んでその後を追いました。

階段を上り終え、二階に入るその後姿は、真っ白な海軍の礼服だったそうです。

甥っ子が驚かせようとこっそり帰ってきたと思った曽祖母は

二階に駆け上がると呆然としました。

そこには誰もいなかったのです。

数日後、甥っ子の乗る軍艦が南方で沈没し

戦死したとの通知が曽祖母のもとに来たそうです。

きっと甥っ子が心残りで、魂だけが帰ってきたのだと曽祖母は思ったそうです。

「その部屋って・・・」

「そう、あんたの部屋。○○さん(←その方の名前)が亡くなったのも
これくらいの季節だったらしいから、帰って来ちゃったのかもね」

ひょっとしたら今までの事は

懐かしい自分の部屋に居座る新たな居候への悪戯だったのでしょうか・・・

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夢の話
2004年3月14日/投稿者:さえ

別に怖くないけど夢の話です

皆様こういう夢をみたことありますか?

坂が2段(?)あって一番上の坂のてっぺんには自分の友達がいて

色々楽しそうにしていて、坂の下には自分がいて

もう一個坂の下には死んだおじいさんがいる。

私は友達のところに行こうとすると絶対決まって息ができなくなる。

仕方ないからおじいさんのところにいこうと思ったら

息詰まりもなく簡単(?)にいける。

おじいさんのところにいったらもう一個下に坂があって下を見たら

ゴチソウがいっぱい並んで楽しそうな雰囲気だった。

私はそこに行こうとするとおじいさんが怒って止める 。

そんな夢を昔何回もみました。

おじいさんからの呼びかけ(?)でしょうか・・・

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忘れないで
2004年3月12日/投稿者:?

あまり怖いものではありませんが、

私が本当に体験した不思議な出来事を聞いてください。

ある小さな港町に突然起きた、一家惨殺事件。

ワイドショーなど全国ネットで一時話題となりました。

その家は父、母、中学生の娘、小学生の息子といった4人家族で

離婚話のもつれからノイローゼ気味になった父親が

寝ている家族を魚の解体に使う刃渡り40センチほどの出刃包丁で

皆殺しにした事件です。

当時私は高校生で、

殺人事件が身近に起きたことをあまり現実的に考えられませんでした。

事件そのものよりも、こういった事件の後は

必ずと言って良いほど幽霊話が出てくるものです。

そちらに興味がありました。

案の定、事件から2〜3日で親戚の台所に母親の幽霊が出たとか

家の中から子供の泣き声がする、といった様々な噂話が流れました。

心霊関係が好きな私や友人たちは、夜中に行ってみようと計画をたて

夜10時にその家のそばにあるT駅に集合としました。

さて夜の9時過ぎ、時間も近づき部屋を出ようとしたとき

不思議なことがおきました。

私の部屋にある蛍光灯は紐を引っ張るタイプで

引いたとたん何の抵抗も無く切れてしまったのです。

「あれ」 あまり深く考えず、しょうがないので根元を引いて消し

さらに隣の部屋の蛍光灯を消そうと紐を引くと、やはり切れてしまったのです。

さすがに2回も続くと気味が悪く

行くのはよそうかとも考えましたが、好奇心には勝てませんでした。

この後、人生観が変わるほどの恐怖を感じることになるとは思いませんでしたが。

駅に着いた時、もう他のメンバーは集まっていました。

友人のKにY、自称霊感のあるRとその彼女。

その家はT駅の西側にあり、私たちは12時を過ぎたころ

家から500メートルほどのところに移動しました。

まずKとYとRが行ってみるとのこと。

私とRの彼女は残りました。

実は部屋を出るときの出来事が頭を離れず、あまり行きたくなかったのです。

Rの彼女も「よく行く気になるよねぇ」とあきれていました。

目的の家まで直線なので、街頭もあり、彼らの行動は良く見えていました。

家の前まで着くと、道端にある自販機でタバコを買い(当時は 買えた)

おもむろに家へ近づくと何やら話をしていました。

が 突然こっちに向かって走り出したのです。

こちらへ着くなりRが言いました。


「窓に母親がいた」


またこいつら怖がらせようと思って、と私は本気にしていませんでした。

どうも胡散臭くて信じる気になれない私を見て

Tがだったらもう一度一緒に行こうと誘いました。

しかし他の2人は勘弁してほしいと言うのでTと2人で行きました。

田舎の夜道は人っ子一人車も通らないので、とても静かです。

周りは民家が並んでいますが、この時間だと皆寝ています。

目的の家の前に着きました。

そのとき初めて見たのですが、平屋の一戸建てで玄関が真ん中にあり

左右に同じ形の窓があります。

失礼ですがあまり裕福とはいえない感じです。

庭はトタン張りの塀で囲まれており、事件のあと張られたのでしょう

虎ロープに「立入禁止」の札がありました。

Tは後ろで、さっき買いそびれたタバコを買っています。

私はRが見たという、窓の辺りを見ていました。

「別に何も見えねぇぞ」 とTに話しかけようとしたら、Tがいません。

横を向いてみると、俺を怖がらせようと思ったらしく

みんなのほうへ走っていってます。

何だやっぱりウソか。

アホらしくなった私は、みんなのところへ戻ろうと歩み始めた時

目の端で何かが動きました。


「・・・・・・」


家の塀に張られた立入禁止の虎ロープが、ゆれているのです。

風かなと思い、家のほうへ近づきました。

ところがまったく風が無いのです。雨だって降ってません。

にもかかわらず札はゆれている。

まるで手招き・・・

成仏できないのかと考えた私は

急に哀れに思い虎ロープをくぐると手を合わせました。

「成仏してください南無阿弥陀仏・・・」 と一回、二回唱え

三回目を唱えようとしたときです。

「グィ」 急に合わせていた右手の親指が

曲がるはずの無い方向へとそり始めたのです!

「ミシィィィィ!」

「取り付かれる!」

そう感じた私は右腕をビシバシ叩きました。

びっくりしてのけぞった私は家のほうをにらみこう言いました

「あなた方はもう死んだんだ!おとなしく成仏しろ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何もおきないことを確認し、ほっと安心した私はみんなのところへ戻ろうと

横を向いた瞬間。


「!!!!!!」


息が止まりました。

私のひざの辺りにショートカットの少女の首があるのです。

「ひっ!」

声が出ませんでした。

その首はすぐに白いもやとなって消えたのですが体が動きません。

南無阿弥陀仏を唱えながら、何とか合掌し

ゆっくりとみんなのいるほうへ歩き出しました。

そのままみんなの所へ着くと

「何やってんのお前」と怪訝そうに見つめられました。

やっと落ち着いた私は、大急ぎで皆を連れその場を離れました。

それから一週間がたち

この間見たものはやっぱりまぼろしだったのかと考えていた時

TVで先日の殺人事件のニュースをまたやっていました。

そういえば幽霊ばかりに気をとられて

肝心の事件の内容をちゃんと知らなかったなぁと思い

ボーとしながらニュースに出ている顔写真を見て私は愕然としました。

「この子だ・・・」

あの時見た首と、ニュースの顔写真にある中学生の女の子がそっくりだったのです。

あの時彼女は何を言いたかったのでしょうか。

初めは冗談半分で訪問した自分たちに腹を立て

怒って出てきたのかとも思いました。

しかし、あのときに感じた感覚は怒りよりも悲しみ

忘れられる寂しさといった感情のように思いました。

私は一生忘れないでしょう。この体験とともに。

余談ですが

この家族の父親は獄中でさらに気がおかしくなり死んだそうです。

長くなりましたが、末文にお付き合いいただきありがとうございます。

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友達の霊
2004年3月11日/投稿者:死神

以前、友達(以下、D子と呼称)が言ってた

冗談のようで冗談じゃない話です。

あれは、2002年の11月位だったでしょうか。

急に、一部の友達で、幽霊の話題が度々されるようになり

そのときから、D子が、「私には霊感があるのよ。」等と言い出し

最初は真剣に聞いていたのですが

だんだん言うことがアバウトになり、誰も聞こうとせず

適当に聞き流していました。

D子は、「私は霊と友達だ。」と言っており

その名前等を教えてもらったりしました。

ひとりは、「K君」。

もうひとりは、「Hさん」。

いつも、僕の家の二階の僕の部屋の

僕のベッドの枕元辺りにいるのが好きらしい。

と言っていたのですが、当然、冗談だと思いそれも聞き流しました。

ある日、僕が寝床に着こうと二階に上がって毛布の中に入りました。

辺りは妙に静かです。

しばらくすると、顔の辺りが少しひんやりとし始め、目が覚めました。

『寒いな・・・・』 そう思いながら僕がストーブをつけようとした時

後ろに気配が感じられました。

すかさず後ろを振り返ってみると

寂しそうな顔で、こっちに顔を向けているK君とHさんが立っていました。

僕は、はっ・・としたときにはもう彼等の姿はありませんでした。

翌日、彼等の特徴などをD子によーく聞きなおしてみると

昨日見た霊と一致していました。

D子の言っていたことは全て本当だったのでしょうか・・・

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撫でられるような寒気
2004年3月6日/投稿者:マナミ

私の友達のOさんから聞いた話なのですが

私のOさんは霊が見えるそうで

今までにも数々の心霊体験をしたらしいです。

最初は私、あまり信じていませんでした・・

あの日までは・・・

ある日Oさんは友達数人とカラオケへ行ったそうです。

Oさん達がカラオケで入った部屋は幽霊が出ると

よく言われている部屋だったそうです。

入ったときから少し前かがみな男の人が

テレビの横にいたのをOさんは気づいていたのですが

大丈夫そうだったので無視して歌っていたそうです。

しばらくして、ホワイトベリーの夏祭りが流れだした瞬間!

男の人はギロッとものすごい形相で睨みつけてきたそうです。

Oさんは怖かったけど知らないフリをして歌い続けて、帰る時間になった頃・・・

部屋から出ようとしたとき・・

背中を撫でられるように触られて思わず

「早く出よう!早く!!」 と叫び部屋を出たそうです。

そしてそのことを友達に話すと友達が突然暗くなり・・

「あたしも見た」 と言ったそうです。

その話を聞いたのは同じカラオケボックスだったのですが

幽霊が出る部屋ではなかったので、私は何も出るわけないと思っていました。

しかし Oさんの話がひととおり終わったとき・・・

背中にまるで撫でられているような寒気が走りました。

不安になった私は、Oさんに

「ねぇ・・なんかすっげぇ寒気するんだけど・・」 と言いました。

するとOさんも 「うん・・あたしも・・・」

と言い明らかに私の後ろの方を見ていました。

恐怖が部屋全体に充満したようなかんじで

耐えられなかったので話題を変えて歌い続けたのですが

それはあまりに私にとって怖い出来事だったせいか

今でもあの寒気が忘れられません・・

あのカラオケボックスのある場所は一体昔なんだったのかと思うと

怖くて仕方がありません・・

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怪奇現象
2004年2月26日/投稿者:きあら

1998年から2002年まで両親共にイギリスで共働き、

当時 中学一年生の私には両親と一緒に暮らすのはとても大変だという事である

学校の寮へと移ったのです。

最初は下見に行ったのですが、 寮はとても広く、綺麗に掃除されていて

机、ベッド全て新品の ような新しさで、寮生活が楽しみになってくるほどでした。

そして寮に移った一日目

私は急に喉が渇き 少し離れた洗面所まで行って

水をコップ2杯ほど飲みました。

それでも喉の渇きが取れず、水をボトルに入れ

そのボトルを ベッドの横にある小さな机の上に置いて寝ました。

喉が渇いてもこれだったら、すぐに水が飲める。 そう思っていました。

しかし、私が喉が渇いたと思ってボトルに手を伸ばすと

ボトルの中に水が入っていないのです!

さっき満杯になるまで入れたのは確かなのに・・・

もしかしたら寝ぼけていたのかもと思い

再度洗面所へ行ってボトルに水をいれなおしてきました。

ボトルの中に水が入っていることを確認し、ベッドに戻り寝ました。

その後は喉の乾きは全く無くなり、朝までぐっすりと寝られました。

しかし、朝になってまた驚きました。

ボトルの水が半分以上無くなっているのです。

昨日はこの水には手をつけてないはず。

よくよく考えると後で恐くなりぞっとしましたが、元々楽天的な性格なので

「まあいいや」と

別にそのことを誰かに言うわけでもなくそのままにしておきました。

そしてある夜のことでした。

友達が言ってたのですが 多分8時ぐらいで 突然、強い雨が吹きだし

窓にあたっているのか ゴンゴンゴンと音がしたらしいんです。

どれくらいすごい雨なんだろうとカーテンを 開けてみると そこに人影が立ち

すごい勢いで窓をノックしていたのです。

さすがに驚き、カーテンを閉じて友達の部屋に逃げ込んだそうです。

聞いた時は誰かのイタズラだ、と思いほっておきましたが

よくよく考えるとそこは3階です。

それから私は学校を変えました。

けしてそのことが理由じゃなく、いろいろとあったんです。

今から考えると恐い、出来事でした。

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いるはずのない弟
2004年2月24日/投稿者:幽霊君

これは僕が友達と遊びに行ってる丁度夜6時くらいの出来事です。

その日は部活のない日で

早帰りだったので僕は友達といろいろな場所に遊びに行ってました。

僕はいつも友達と遊ぶと、時間を忘れてしまうタイプだったので

気づくと「あ、もうこんな時間!」と言って

夜7時くらいになってしまうことも度々ありました。

そして、この日は丁度冬の雪がふりそうな寒い天気だったので

遊びも早く切り上げて早く家に帰ろうと思っていたのですが

気づくともう6時になっていました。

遊び始めたのは午後4時くらいなので、2時間は経っています。

そして僕は友達に「もうそろそろ帰ろう」と言うと

友達も 「じゃ、そうするか」といって、みんなそれぞれの帰路に向かうのでした。

遊んでいたのは僕を合わせて4人でしたが

僕の家と近い人は他にいなかったので

僕は暗い夜道を一人で帰ることになったのです。

友達と別れてから10分程たった時、突然僕の携帯が鳴りました。

防犯用に携帯を持っていたのですが、僕はメールしか使っていませんでした。

電話の番号表示には「自宅」と書いてありました。

親かなぁ・・・?と思い、電話をとるとでたのは弟でした。

「おにいちゃん、お母さんが怒ってるよ、早く帰ってきたほうがいいよ。」

弟はそれだけ言うと電話を切ってしまいました。

僕は弟から電話をもらうことなんて今までになかったので

「変だなぁ・・・」と思っていました。

そして家に着きました。

僕はさっき弟が言ったことを変に思いながらも自室に行くのでした。

別に親が怒る様子もなかったので安心していました。

すると、トントンとドアをノックする音が聞こえ、母親が入ってきました。

そして、「弟を迎えに行ってくるから留守番お願いね。」 とだけ言うと

部屋を去っていきました。

そして僕はハッとしたのです。

昨日〜今日の夜まで弟は宿泊学習に出かけていて

自宅にいるはずがなかったのです。

そして、僕を凍るような寒気が襲いました。

あの時聞いた弟の声はなんだったのでしょうか・・・。

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カセットテープ
2004年2月20日/投稿者:宗夜

俺が小学四年生の時

面白半分に寝ている間、音を録音することにした。

寝る前にカセットテープの『録音』のスイッチをしっかりと入れ、就寝しました。

次の日。

学校から帰ってくると、早速聞いてみることにしました。

音量をいつもより大きくして、耳をすまして聞いてみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何も聞こえない。

早送りをして、もう少し後のところを聞いてみる。

・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・。

何も聞こえない・・・

何度も早送りをしては再生、を繰り返したが

何も聞こえなかったので、 そのまま放置していた。

本当はとれていたのにもかかわらず・・・

それから二年・・・

俺が小学校6年の時、勉強をしながら音楽を聞いていた。

しかし、いつもCDばかりでつまらなくなったので、

カセットテープの音楽でも聞こうと思い机の中をあさってみた。

すると、そこには一つのテープがあった。

早速テープレコーダーに差しこみ、聞いてみる。

それには、5年の時にTVやビデオの音声を録音されているテープだった。

いつしか勉強も中断して、そのテープに聞き入ってしまった。

そして、場面が変わった。

何も音が流れない。

その時、すぐに俺はこのテープが何か分かった。

四年の時、夜録音したテープだと・・・。

さっきまでのは、その録音したのに上書きしたのだ、ということも理解した。

俺は『何もとれてないか・・・』と思いながらも

何も聞こえないテープをそのままに勉強を再開した・・・

その時

「ガタン!!!!!!」

テープレコーダーから物音が聞こえた。

え・・・。 俺はシャーペンを止めて、テープレコーダーを見つめた。

またも物音がする。

なにこれ・・・。

俺はすぐにヘッドホンを持ってきて、もっとよく聞く事にした。

その時、かすかだが物音以外にも何か音がするのに気付いた。

音量を一気に上げて、しっかりと聞いてみる。

それは・・・


『声』だった・・・


よく怖いTVとかでやる人形の声、という表現が一番近い。

あの甲高い声。

何を言ってるかはよくわからなかったが、一つだけハッキリと喋る言葉があった。

何度も巻き戻し、再生を繰り返し、その声を理解した・・・

それは・・・

『・・・怖がり・・・』

ハッキリそう言っている。

早口だが、間違いなかった。

そして、しばらく物音が続き、なんの音も聞こえなくなる。

冷や汗が出て、体中が冷たくなった。

実は、小学四年の時、押し入れにはとても沢山人形を置いていた。

まさか・・・とは思ったが、それ以外に説明がつかなかった。

そして、現在中学二年。

未だにその音がとれた部屋で俺は過ごしている。

その人形は今ではどこにいったかわからないが、

今でも怖くて眠れない日が時々ある。

あれは・・・何だったんだろうか。

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あれは何?
2004年2月18日/投稿者:刹那

これは、先生から聞いた話です。

子供のころに体験したことだそうです。

お墓で、肝試しをするということになり友達と一緒に行ったそうです。

ルールはある場所まで行きノートに名前を書いて

戻って来るということでした。

先生は、ノートに名前を書き、もとのルートを戻っていましたが

一向にスタート地点 には戻れません、しがらく歩いていていると

見たこともないような景色が一面に広 がっていました。

すると、そこには 白い煙みたいなものが浮いていました。

しばらく見ているとその白いものが

ニヤッ とこちらを見て、笑い消えていったそうです。

恐くなり走って戻ってきたそうです、友達にも聞いてみましたが

誰もそういったものは見ていませんでした。

先生は汗だくで帰ってきたそうです。

あれは何だったのでしょうか・・・

遊び半分で行くなということの警告だったのでしょうか。

いまだ謎のままです・・

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男子トイレ
2004年2月10日/投稿者:未来

これは、私が小学校の6年生の思い出に

クラスで学校に泊まったときの話です。

家庭科室でカレーを食べた後、体育館へと向かうとき

家庭科室で話をしていた私とHちゃんは最後にのこってしまいました。

「早くいこう。」と家庭科室をでてちょうど男子トイレの前を通りかかったときです。

奥の方の個室トイレからカチカチと音がしているのです。

電気もつけられていなかったし

「誰かいる?」と聞いても返事はありませんでした。

ネズミかなにかがいるのだと思いこむことにして

その物音のことに対してはあまり深く考えないようにしました。

そして、体育館へと歩き始めたときです

いきなり、カッと光が男子トイレ内で一瞬、まぶしく光りました。

そっと、電気をつけてなかに入って色々と見て回りましたが

なにも 以上はなく、誰かがいたわけでもありませんでした。

先生にも、友達にも話しましたが結局誰も信じてはくれず

あの体験は私と友達Hちゃんとの中だけで真実となっています。

これは本当のことです。真実です信じてください。

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はなれないよ
2004年2月9日/投稿者:yosimi

これは私が小5のときに体験した話です・・・

私の学校では、5年生はスキー学校に行くことになっています。

みんなも、もちろん私も出発の日は大はしゃぎでした。

でも、その頃お母さん達の間で変な話が回っていました。

これはあとからわかったこ となのですが

「201に泊まった子の1人に
いつもくっついて最終日まで離れてくれない幽霊がでる・・・」

こんな話です。

そう、私が泊まるのは201。

おかあさんはかなり心配していました。

その日の夜・・・ 「ねえ、変な音しない?」 友達のA子がいいました。

でも、怖いもの大好きのDが

「風の音じゃん。そういう時は寝るにかぎる。全員、就寝!」

といったので、全員で寝ることになりました。

パチッ・・・

数分後、私の隣にねていたDの悲鳴・・・

続いて、B・・A子と、全員が悲鳴をあげ だしたのです。

「どうしたの?なにがあったの?」 と、私が皆に近づくと、避けるのです。

「私?」

「だ・・・だって、アタシ見たもんっ」

「D、なにを見たのよ!!!言ってよ!!!」

「アンタの・・・背中に・・・首なしのお侍さんがいたんだよっ」

私は背筋が凍りました。

私の?うしろ・・・

Dのこわがり加減や、その後の皆の証言からウソだとはおもえません。

皆、その日は電気をつけて徹夜をしました。

幽霊は次の日も、その次の日もでました。

私は気付かないのですが、皆がこわがり、 いやがっていました。

やっとのことで明日は最終日・・・

夜までどんちゃん騒ぎをした皆は幽霊から離れられる安堵感からか

グッスリ眠っていました。

そして、恐怖の明け方・・・

私は首筋の寒さを感じて、目が覚めました。

布団をつかんで口元まで上げた時・・・

「はなれないよ・・・」

私はびっくりしてDの布団に飛び込みました。

そして、Dもきいた最後の一言・・・ 「ばいばい・・・」

これが、私の恐怖体験です。

後輩達に襲い掛かっていないかどうか、とても心配です・・・

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忘れられないもの
2004年2月6日/投稿者:佐々木 良

私が小学校のとき修学旅行で起こった話しです。

私はそのことがいつになっても忘れられません。

修学旅行で、ある海に行きました。

その海の近くには僕の学年が泊まる学校がありました。

その学校は何かしら綺麗でみんなすごく喜んでいたんです。

でも、僕は・・・

嫌な気分でした。しかもそれは僕だけではありませんでした。

ごくわずかな友達も僕と同じでした。


二日目。


はっきり言って僕は帰りたかったです。

ここにきてすごく気持ちが悪かったのです。

しかし、帰ることもできず・・・

夜 修学旅行の定番だと先生が怪談話しをしました。

先生の話しはこうでした。

『これはこの近くにあった海で起こった話しだ。
昔はよく物の怪や妖怪などを信じていたそうだ。
まぁ、実際妖怪なんて者はいないがな、でもなぁ〜。
ここの海だけは違うんだってよ・・・
別に先生は妖怪がいるっていってるんじゃないんだぞ。
ただ、昔はここの海で死んだ人が大勢いるそうだ。
その理由に昔から妖怪がいるって言われてきてるんだ。
だから、あんま海には近づくな。』

こういって終わりました。

これは怪談なのか?と思って僕は寝ました。

翌日その先生はいなくなっていました・・・

学校で大騒ぎになりみんなで探しました。

そして僕と友達は海に行きました・・・

先生の言ってたいたことは本当なのか?と思って

みんなで海に行ったのです。

しかし、海には何もありませんでした。

考えてみればあたりまえのことだったのです。

安心して帰ろうとしたとき・・・。

誰かいました。

ここらへんの人か?と思って先生のことを聞きました。

その人はこういいました。

『その人は今日の朝海で亡くなっていましたよ。
ある文字があったから他殺なんじゃないか、って町でも大騒ぎだよ』

その紙にはこう書いてあったそうです・・・。

「お前は死ぬべきだ」

結局死因はわからなかったそうです

僕は先生が好きでした。 とても悲しい事件でした。

これは誰の仕業なのでしょうか?

誰かが殺したのか・・・それとも人じゃない誰かの仕業なのか・・・

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今朝の悪夢
2004年1月28日/投稿者:桐崎永久

お久しぶりです。

以前「蠢く闇」などを投稿させていただいた桐崎永久です。

今回は今朝体験したばかりの、季節外れの怪談をお届けいたします。

背筋よりも、外の気温の方が寒いかも知れませんが・・・

少し長くなりますので、一度背伸びをしてから読まれることをお勧めします。


夢を、見ました。


おかしな夢です。夢は良く見ます。

しかし大抵はモノトーンで、しかも目覚めて覚えていることは殆ど無く

断片的なシーンの記憶が一つ二つ、

なんの脈絡もなく脳にこびり付いているだけです。

それも、通勤電車の中では既に忘れています。

ところが、今回は違いました。

珍しくフルカラー、しかも中身の大筋まで覚えているのです。

そして私には、「これは夢だな」という認識すらありました。

そう、とても変な夢だったのです・・・

私は道を歩いていました。

最近購入した赤いブーツカットのパンツ、

中に何を着ていたかは覚えていませんが

ジャンパーはいつもこの季節に着る紺色。

片耳で今時レトロ(と友人に云われました)な

カセットウォークマンを聴きながらポケットに両手とも突っ込んで。

大通り沿い。

薄い臙脂のレンガで舗装されたその道は、普段良く通る通勤路。

何ら風景に変わりはなく、ただ頭にあったのは

自分がこれから仕事に行くこと

これは夢であること、珍しく色が付いていること。

『天気は曇り。風は冷たい。夢なのに、おかしいなァ』

そんな事を思いながら、歩いていました。

と、唐突に、一人の女性とすれ違いました。

肩より少し長い黒髪

灰色のロングコートを着た、自分と同年代位の、ごく普通の女性。

何故か、すれ違うその瞬間に私は違和感を覚え・・・振り向きました。

女性の手には小さなナイフが握られ、こちらに向けて構えている。

不思議と驚くことはなく

むしろ冷静に 『私、何か恨まれることしたのかな?』

夢の中の胡乱な頭で思いながら

手はその女性の手をナイフごと押し止め

開かれた私の口は、女性にこう告げたのです。

「後ろから刺されるのは御免だな」

至って冷静です。

心の中では自分に苦笑していました。

するとその女性は、驚いたような、困ったような

作りかけの泣き笑いの顔を作り、手の力を抜きました。

そして、私の手に、乱雑に折り畳まれたメモ用紙と

畳んだナイフを握らせ・・・・・

そして、立ち去りました。

『変な人。なんだろうなァ』 大して気にもせず、私は再び歩き出し

歩きながら渡されたメモ用紙を開きました。

そこには不規則な折り目とは対照的に

丁寧な文字で何か書かれていました。

それを読んで・・・私は愕然としました。

その文面だけ記憶が薄く、良く覚えてはいないのですが。

大体の内容はこうです。


『迷ったけれど、やっぱり書くのはやめます。あなたの迷惑になりたくない。
あなたに、会えて良かった。』


訳が分かりません。

私はその女性となんの面識もなく

名前を知らないどころか顔を見たのも初めてだったのです。

それなのに・・・・何でしょうね。嫌な予感がしたんです。

私は会社の目の前まで来ていた足を止め、Uターンしました。

手には折り畳まれた小さなナイフと

感情に委せてくしゃくしゃに丸めてしまったメモ用紙を握り締めて。

果たして、予感は的中したようです。

女性とすれ違った場所・・・・何の変哲もない歩道。

脇道が延びている地点に

真 っ 赤 な 血 溜 ま り

良く刑事ドラマで見るような白い人型の線や鑑識の為の札など無く

元より警察の車も救急車も、あろう事か女性の死体すら無く。

ただ、血溜まりだけがありました。

叫びました。

「何なんだよこれは!!ふざけるなっ!!」

そうです。頭に来ました。 一体何だというのでしょう?

託されたナイフとメモは一体何だったのでしょう?

そもそも、何故この女性は私に向けてナイフを構えていたのか!

全てが分かりませんでした。

血溜まりに突っ伏すようにして繰り返しました。

ふざけるな。一体何だこれは。

ふざけるな。ふざけるな。

ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!

そこで、目が覚めました。

これだけなら、ただの《変な夢》で終わりです。

何も気にせず、私は朝の食卓で、母に夢のことを大まかに話しました。

すると、母は苦笑してこう云いました。

「それ、あの事故を聞いて気にしてたんじゃないの?」

あの事故?

何だそれ。

「違うの?」 どうも昨日の朝なのか、前日なのか。

その通勤路で事故があったようなのです。

丁度近くを通りかかった母は

警察の車両が流す目撃者を求める放送を聞いたというのです。

ただ、詳細は分からないそうで、事故にあって怪我をしたのか

入院してしまったのか、亡くなってしまったのか。

ましてや性別も年齢も、何一つ母は知らないそうなのです。

えーと、その時間帯って・・・思いっきりその道、通ってるんだけど?

ウォークマン最大ボリュームだから、他の音なんて聞こえないけど?

全てが謎です。

そこで実際にあった事故で亡くなった女性が

偶々私にくっついてきてしまったのか。

それとも、何の関係もないただの凶夢なのか。

ただ云えるのは。

その夢の中で、血溜まりの赤い色と女性の姿と。

そして手に握ったナイフと紙切れの感触。

冬の舗装路の冷たさ。

それら全てが夢であるにも関わらず、未だ以てはっきりと覚えていると云うことです。

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2004年1月28日/投稿者:nakase

これは僕が高校の頃の話です。

いつものように部活を終え皆で帰ろうとしていました。

ですが、僕は自分が靴ではなくスリッパを履いていることに気づきました。

靴はきっと部室のだと、部室までひとり急いで取りに行きました。

季節は冬。

山の中腹にある学校だということもあり、

午後6時ぐらいになると辺りは真っ暗です。

そんな中ひとり暗いピロティーにたどり着いたのです。

元々この学校自体心霊現象の多いことでウワサがあることを知っていたので

なるべくそのことを考えないようにしていました。

ピロティーは真っ暗で月明かりでほのかに自分の靴を発見しました。

靴を履き替え、急いで戻ろうとしたその時。

後ろの方から女性の鳴き声が聞こえてきたのです。

そこは昔首吊り自殺があったといわれる階段で

現在は閉鎖されている場所でした。

何も聞こえないフリをして急いで階段を駆け上がっていたその時。

さらにその泣き声は僕の後ろからものすごいスピードで追いかけてきました。

もちろん振り向くことなんてできず、僕も本気で走りました。

そして、それに追い抜かされた瞬間、その気配も声も聞こえなくなりました。

学校。

一番現世に近い場所でもあり

一番向こうの世界に近い場所なのかもしれません。

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2004年1月26日/投稿者:noriko

私は休みの日の前などに夜更かしをするのが好きで

午前2時ぐらい平気で過ぎてしまう日もたまにあります。

いつもはラジオをつけっぱなしにしているのですが

その日は、たまたま何もつけずに本を読んでいました。

隣の家の庭には犬が一匹いてベランダに出ればすぐ見えます。

その犬がやけに吠えるのです。

主人が帰ってきたときか、

車の音がしたときくらいしか吠えないはずなのにずっと吠えているのです。

そんなとき天井から

「ぎし・・・ぎし・・・」

と音がしてちょうど私の頭の上くらいでとまるのです。

怖くなって音楽をつけましたがまだ頭上でなっています。

しばらくすると音も消えましたが私の部屋は2階です。

犬には霊が見えるらしいなんて話を聞いたときにはビクッとしました。

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におい
2004年1月26日/投稿者:玲於奈

私は塾に通っています。

その塾の帰り、私は変なにおいを嗅ぎます。

そこは川で、小さな頃、犬の首があるとか

赤ちゃんが捨てられたとか、いろいろな噂がある場所でした。

そして、つい先日・・・

友達との塾の帰りにその川を跨ぐ橋を通ると

やはり変なにおいがしました。

すっぱいような、とにかく変なにおいです。

友達が

「ここって前から、いろいろ噂あるよね。
もしかしたら、犬の首とかさ、腐ったにおいなんじゃない?」

と、おもしろ半分で言ったのです。

すると・・・


パシャ、パシャ


と、何かが川を歩いているのです。
(浅い川なので歩けます)

私達は怖くなり、走って家に帰りました。

それからというもの、友達はその橋を通らないように

遠回りに家に帰るようになりました。

・・・今も、そのにおいは残っています。

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