ナスカの地上絵でございます。
南アフリカのペルーにあるナスカ平原に描かれた地上絵の事をこう呼びます。
巨大なもので100m以上のものもあるらしく
そのラインは幅が約2m、深さが最大で30cm程度の溝になっているとか。
あまりにも大きなこの地上絵は、上空から捉えないと全体像の把握ができないほど。
もはや巨人の落書きにしか思えません。
雨のほとんど降らない環境のためか、今もなおこの美しい地上絵は見ることができますが
誰が何の目的で描かれたのか未だ謎のままってのがとてもミステリアスです。
しかし、目的以前に、紀元前2世紀から6世紀の間に描かれたとされるこの巨大な絵を
当時の人間?はどのようにして描いたのかがとても気になります。
手書きですかね。いや結構大変ですよコレ。
wikiで調べてみると、クモ46m、ハチドリ96mの、サル55mの、シャチ65m
イグアナ180m、コンドル135mと、どの動物も半端な労力ではありません。
今のところ、縮小図を用いた「拡大法」での技法が有力みたいですが
私がやれと言われたら、かなりの暇と気合がないとできない作業です。
まぁこうして歴史に名を残せるようなものとわかってるのなら熱は入りそうですが
趣味だけではできないレベルなのは確かです。
「世界のミステリー」的な本の中に、スフィンクスやらマチュピチュやら
世界各地にある謎の建造物なんかを取り上げた記事達があって、
幼いころからそんな本をとてもワクワクしながら読んでいました。
その頃はいつかPhotoShopで描いてやろうなんて思っていませんでしたが
好きなもの、憧れのものを今こういう場でも自分なりに表現できるというのはとても幸せな事です。
ちなみにナスカの地上絵はこれが全部ではありません。
普通の図形だったり、人のような絵だったりとその形や模様は様々です。
今回特に個人的に印象深かったコンドル・クモ・手・サル・犬を描いてみました。
アイコン、背景、加工用など様々遊んでみてください。
画像はほとんどが透過gif。
ページ最下にPSDファイルも置いてみました。